2007/06/21 - 2007/06/24
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alemmanischさん
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翌日の土曜日、早朝フレンスブルクを出発してメクレンブルク・フォアポメルン州きっての港町、キールを訪れた。今週はキールで年に一度の船と港の大祭典、伝統あるKieler Woche(キール週間)が開催されており、今年でなんと125周年を迎えるという。これまでドイツ各地のいろんなお祭りを見てきたが、特にKieler Wocheの規模は半端でなく、港通りを中心に大変な熱気と賑わいで盛り上がっていた。特に今週末はフィナーレを迎えることもあり、ヨーロッパ各国の船舶が一同に集合し、市内各地では野外コンサート、夜は花火大会とイベントづくし、さらに何百という数え切れないほどの屋台やビアガーデン、遊園地がお祭りに花を添えて大変楽しい思い出になった。ドイツを代表する国際イベントといっても過言ではないだろう。夜は相方の(お金持ちの子息と見られる)知人が所有するヨットの船上パーティに飛び入り参加させてもらえるといううれしいハプニングもあり、最終電車に乗ってフレンスブルクに戻ったころにはもう明け方3時近く。疲労と眠気で次の日はお昼近くまで寝てしまった。その後お世話になったフレンスブルクの友人宅を後にし、乗り換え地点のハンブルクで2時間ほどぶらぶら散歩して過ごした後、再びドイツ鉄道に乗り家路に着いた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
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キール駅構内。とてもモダンで洗練された駅の内装。電車の中も駅もKieler Woche目当ての観光客でごった返していた。
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駅から港へ向かって歩いていく。港に着くと巨大な豪華観光フェリーや帆船の姿が現れた。この日の午前中はKieler Wocheで集まったドイツ・ヨーロッパ中の船舶が総動員して海上をパレードするため、市内は大変な熱気と興奮で包まれていた。
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偶然フライブルグの知人がキール近郊の実家へ里帰りしていたため、彼女とご両親、弟らとも合流、船が良く見えるというポイントへ急ぐ。ポイント地点にはすでに先客でいっぱい。
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目の前を次々と船が通り過ぎていく。素晴らしい眺め。
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遠くに連なる船の数々。双眼鏡があればもっと良かったのだが。
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先ほど港で見た豪華客船も通過。船上のデッキには大勢の人が。
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すべての船が通り過ぎたところで、カフェで一休み。その後、港に沿って歩いていく。ずらりと並んだ屋台は中世の村を再現したものからビアガーデン、グリルなど多種多様。
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数日前まではかつてのオリンピックコースを使った大規模なヨット−レースが開催されていたが、今日はカヌーポロの国際大会が開かれていた。ベルリンやデンマークのチーム、女性グループも参加している。相方が実は筋金入りのカヤック好きでカヌーポロの経験もあることからしばし見物していくことに。
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港の突き当たり。やっと港の半分を回ることが出来た。この地域はインターナショナル屋台村がひしめいており、おいしそうな各国料理が手ごろな値段で食べられるとあって特にこの地域はごった返している。定番のドイツソーセージに始まり、デンマークホットドックとソフトアイス、ギリシャの串焼きグリル、エジプト料理、おすし、中華、ジャマイカドリンクなど数え切れないほどの屋台が。
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海上ではセーリングボートや浮き輪ボートなど色々遊べるコーナーがあり子供達に大人気。ここからさらに港の反対側を見物していく。
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巨大な帆船。
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間近から。
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ロシア船舶に乗せてもらう。セーラー姿のロシア人乗組員が沢山いる。
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船が通るため、港の対岸をつなぐ橋が一時通行止めに。大勢の人が橋の上で待機している。
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今回あらためて船の美しさに魅了された。何度見ても飽きない。
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夜は土曜日ということもあり、昼間の3倍4倍もの人が集まりだし大変な混み合い具合。街中人があふれ返っているという感じ。相方と同郷で造船工学を学んでいる友人と待ち合わせ、港の船に乗せてもらった。ビール・ビール・ビールがでてきてパーティも盛り上がる。隣は海上特設ステージにいるDJの音楽にあわせ大勢が踊っている。
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街や港に特設された野外コンサート会場は10箇所近く(!)あった。お祭りのあまりの規模の大きさにただただ圧倒。大イベントの余韻を残しつつその後最終電車でフレンスブルクへ戻る。疲労もピークで家では3人ともお昼近くまで爆睡してしまった。
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その後日曜のお昼にはフレンスブルクの友人宅を出発し乗り換え地点のハンブルクしばし散歩。北ドイツのコーヒーチェーン、バルザックコーヒーで一休み。世界各国のコーヒーチェーンのマグカップを集めるのがちょっとした趣味となっているのでここでも一つ購入。午後4時にはドイツ鉄道のICEに乗り家路に着いた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 4nobuさん 2007/07/06 09:37:57
- キールの思い出
- キールには2000年6月17日つまりキール週の直前に行きました。既に幾艘かの帆船が入り江を行ったり来たりで雰囲気が盛り上がってました。
一泊して入り江の入口のボエの海軍記念館、潜水艦、市内の博物館など船を楽しみましたが入り江の帆船クルージングはやめて郊外の有名な野外民俗博物館に時間をとりました。
続編を期待しております。
私もぼちぼちですがアップします。但し来週からドロミテ2週、ベネルックス1週でしばらくお休み。
- alemmanischさん からの返信 2007/07/06 16:27:33
- RE: キールの思い出
- キールは今回初めてでしたが(南ドイツにはない)洗練された港と海の雰囲気がとても気に入りました。
ところで今月と来月は重点的にスイスを回る予定です♪
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