2007/06/30 - 2007/06/30
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megmeguさん
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今年もちょうど半分、昨日のお昼に自転車で10分ほどのとこにある世田谷八幡宮で、茅の輪くぐりをしてきた。
1年の折り返しにあたる6月30日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事が、夏越大祓(なごしのおおはらえ)。
- 交通手段
- 自転車
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世田谷八幡は、平安時代後期に源義家が宇佐八幡宮の御分霊として勧請したことが由来とされているそうや。
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赤い一之鳥居をくぐると、石造りの二之鳥居に青々とした大きな茅の輪が結わえてあった。いくつか形代(かたしろ・人形 ひとがた)もつけてある。
他の人の真似して、8の字に3回くぐった。 -
世田谷八幡宮さんにあった説明文をそのまま書くと、
大祓神事(おおはらえしんじ)
大祓は氏子中の人々の心や身体に良く無い事が起る原因を取り除き、幸福と繁栄を迎えるために諸々の罪穢を祓い清め清明心を自己の内に培う神事です。
当神社では毎年六月と十二月の年二回、大祓式を厳修し氏子の皆様からお預り致した形代(人形)を水清き河海の流し流し清めるか、聖浄地において御浄火にふして罪穢消滅を祈願いたします。
茅の輪の由来
神代の昔、素盞鳴尊(すさのおのみこと)様が大勢の神々等と日本の国土に住まいする人等の平和と産業の発展の為に諸国を視察して廻っている時ある貧しい一軒の家で(蘇民将来そみんしょうらいと云う人)一夜の暖い待遇をうけられた事を大変感謝され「もし世の中に悪疫(悪い病気)が流行だしたらチカヤをもって輪を作り腰の上にかければ必ず一切の悪疫から免れる事が出来る」とお教え下さった。(備後風土記)此の故事にならって、茅の輪の信仰が広まり現在では鳥居などに輪を作り、くぐる事によって、悪疫を免れると云う教えが行なわれています。
輪のくぐり方
正面よりまず左にくぐり右・左と三回くぐる(8の字形)
昔は輪をくぐる度毎に次の歌を誦してくぐり、お参りをしました
母の分の一つくぐる茅の輪かな(一茶)
思ふ事皆つきぬとて麻の葉を切りに切りて祓えつるかな(和泉式部)
みな月の夏越の祓する人は千歳の生命延といふなり(読人不知)
宮川の清き流れにみそぎせば祈れることの叶はぬはなし(読人不知) -
石段をあがると、本殿の前にもまた茅の輪があった。
ここのもくぐってると、宮司さん、氏子さんご一行がくぐりにきはった。 -
それがすむと、境内の高良神社(こうらじんじゃ)に向かいはる。玉串奉奠(たまぐしほうでん)をして、厄除けのうちわをいただいた。
人の型をした紙、形代(かたしろ)に名前と歳を書いて、息を吹きかけて、身体の悪いとことかを撫でて罪穢れを移す。ほんまは、それを前日までに、初穂料と一緒に社務所に持っていくみたいや。 -
これが本殿前の茅の輪。
子どもも上手にくぐってる。 -
ここの境内には立派な土俵もある。昔は奉納相撲の勝敗で豊作・凶作を占ったそうで、今でも9月の大祭には、東京農業大学相撲部による奉納相撲が行われてるんやて。
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力石もあった。
一番重いのは四拾八貫、180kgもある
東京世田谷の住宅街の真ん中で、こんな行事が連綿と続いてるなんてすごいなあ。
すぐそばには、招き猫発祥の地ともいわれる豪徳寺や世田谷城址もある。
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