日本の旅　関西を歩く　大阪の天王寺公園

2007/06/12 - 2007/06/12

天王寺公園（てんのうじこうえん）は、総面積は約２８万m²で中之島公園とともに大阪を代表する都市公園。園内には天王寺動物園や大阪市立美術館、慶沢園などがある。
天王寺動物園（てんのうじどうぶつえん）は、１９１５年に日本で３番目の動物園として開園。面積約１１ヘクタールの園内に、約２５０種の動物が飼育されている都市型総合動物園。しまうまなどを放し飼いにしている「アフリカサバンナゾーン」が人気。
大阪市立美術館（おおさかしりつびじゅつかん）は、１９２５年に住友家本邸の敷地を日本庭園「慶沢園」とともに寄贈され開館した。収蔵品は仏教美術、地中海文明の美術、中国の絵画や書、日本の江戸期・明治以降の絵画、漆工・陶磁など８０００点以上で東洋美術の宝庫と言われる。
慶沢園（けいたくえん）は住友家の茶臼山本邸庭園として、１９０８年から１９１８年まで１０年がかりで造園された。大小３つの島が浮かぶ池の周囲に設けられた林を回遊しながら鑑賞する、林泉回遊式の近代日本庭園。１９２５年に住友家から茶臼山とともに大阪市に寄贈された。
茶臼山古墳（ちゃうすやまこふん）は５世紀にこの地の豪族のために作られた墓といわれ、大阪市内でも最大級の前方後円墳。１６１４年の大阪冬の陣では茶臼山一帯が徳川家康の本陣、翌１６１５年の大阪夏の陣では真田幸村の本陣となって「茶臼山の戦い」の舞台となった。
日本庭園「慶沢園」と茶臼山古墳との間には河底池（かわぞこいけ、通称ちゃぶいけ）がある。７８８年に和気清麻呂（わけ の きよまろ７３３−７９９年）が、上町台地を開削して大和川を直接大阪湾に注ぐ工事を行ったが失敗した名残りとされ、「和気橋」という名称の橋がある。
天王寺公園は１９８０年代にはホームレスが多かったが、公園入場の有料化（大人１５０円）と夜間が閉園となったことにより野宿ができなくなり、現在は市民がゆっくり楽しめる憩いの場所になった。天王寺公園一帯は１日家族で楽しめるところだ。
（写真は天王寺公園・慶沢園の庭園）

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

天王寺公園・慶沢園（けいたくえん）の門。

天王寺公園・慶沢園の庭園。

天王寺公園・慶沢園の庭園。

天王寺公園・慶沢園の庭園。

天王寺公園・慶沢園の庭園。

天王寺公園・慶沢園の庭園のしょうぶ。

天王寺公園の茶臼山の石段。

天王寺公園の茶臼山古墳。

天王寺動物園の花壇。

天王寺動物園のペンギン。

天王寺動物園のアフリカサバンナゾーン。

天王寺動物園の「ヒト」のオリの説明板。ユーモア？皮肉？。

天王寺動物園の「ヒト」のオリで記念撮影するヒト。

天王寺動物園のアフリカサバンナゾーンのシマウマ。

天王寺動物園のサイ。

天王寺公園の河底池（かわぞこいけ、通称ちゃぶいけ）。７８８年に和気清麻呂（わけ の きよまろ７３３−７９９年）が、上町台地を開削して大和川を直接大阪湾に注ぐ工事を行ったが失敗した名残りとされている。

天王寺動物園の昼寝中のフラミンゴ。

天王寺公園の「和気橋」と河底池。

大阪市立美術館の内部。

この旅行記へのコメント （2）

• mom_momさん 2007/07/01 21:37:11

  何だか不思議ですね〜

  こんばんわー、さすらいおじさん
  
  天王寺は、いつも通勤で通るだけで、こうして旅行記で拝見すると、不思議な気分ですね。
  
  慶沢園の庭園のしょうぶが綺麗ですね〜
  
  天王寺公園の中にこんなところがあったのね．．．
  思わず、苦笑です。
  
  茶臼山古墳も行ったことがないんですよ(笑)
  だって、昔、うちのオフィースは茶臼山の裏にあったんですもの(爆)
  
  知っているようで知らないものですね〜
  
  そう言えば、大阪・阿倍野はかの有名な陰陽師・安倍清明生誕の地なんですよね。
  以前から興味があったので、いつか散歩に出かけてみようと思ってます。
  
  mom_mom
  

  さすらいおじさんさん からの返信 2007/07/02 08:31:45

  RE: 何だか不思議ですね〜

  mom_momさん
  
  
  天王寺をごらんいただきありがとうございます。
  私も恥ずかしながら、慶沢園も茶臼山古墳も初めてです。
  陰陽師・安倍清明神社は京都のほうは4月に初めて行ったのですが、大阪のほうはまだ行けていません。
  私の通勤していたオフィスも北区にあるのですが、大阪の名所旧跡はほとんど行けていませんでした。
  今年は京都、大阪の1日フリー券などを買って歩いていますが、地元にいいところがたくさんあるなあ、と今頃になって気づいています。
  今年は灯台もとを懐中電灯で照らしてみようと思っています。