2007/05 - 2007/05
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マルアモーラさん
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友人を訪ねて、ダブリン、ゴールウェイ、アラン諸島の旅。ケルト文化を大事にする人々。あたたかくてたくましい国。
(その2 アラン諸島・ゴールウェイ編)
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ダブリンをたつ日。友人お手製のアイリッシュ・ブレックファーストをいただく。ブラック&ホワイトプティングも初体験。なかなかおいしい。普段あまり肉を食べないのに、ペロリ完食。どうしてその土地に行くと、普段食べないものでも美味しく感じるんだろう イタリアではコーヒーを飲みたくなるし、イギリスやアイルランドでは紅茶ばかり…
ボリュームがあるので、ランチを食べずにすみました。 -
ゴールウェイに到着。ハイ・ストリートは車が通らないのでのんびりと歩ける。ゴールウェイ在住の友人にメールで連絡して夜に待ち合わせ。
Eyre Squareとその周辺に、インフォメーションセンター、長距離・短距離バス・鉄道の駅・アラン諸島行きツアーのチケット売り場とフェリー乗り場行きのバス乗り場などすべてがある。Eyre Squareの近くに泊まったら便利だったのね、と思いながら、予約したSalthillのB&Bまでタクシーで移動。 -
ダブリンからゴールウェイの移動はバスで。4時間弱の旅。バスは新しくてきれいそうなので安心。でも乗車して後ろを振り返ってもトイレがない!!トイレ休憩があるというアナウンスもなし。どきどきしたが、真ん中のAthloneで15分ほど休憩があった。バスにトイレがあって休憩がないのと、トイレはないけど休憩があるのと、どっちがいいか考えてみる。いずれにしても2時間くらいの膀胱力(?)は必要かも
道中、放牧されている牛、羊をたくさんみる。でもこの馬、しかも白馬、じーっと立ってこちらを見ていた。。 -
Salthillの海岸。今はゴールウェイの郊外の町とされているけど、かつてはGalwayとは別の街だったとか。大型ホテルや新しく開発されたレジャー施設などもあって、ううーむ…なんだかなあ。
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B&Bに到着。外観はなかなかかわいらしいがやや年季を感じる。
今回はインターネットで予約。一人旅はB&Bでは歓迎されず、しかも連休中ということもあってエコノミーかつシングルで泊まれる宿を見つけるのが難しかった。。。 -
B&Bの内部。とりあえず清潔で、必要なものもそろっている。50ユーロくらいだったかな。ゴールウェイ中心部に歩いていけないことがとっても大きな問題だけど、それを除けばまあまあかしら。。。
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Salthillのハイ・ストリート。やはり(アイルランドにしては)明るめのリゾート地といった雰囲気。
ゴールウェイは全体に、地元の人より観光客が多いという印象。 -
Salthillのチャーチ。アイルランド独特の色合いと石が使われているけど、やはり歴史あるものとちがって、少しあかぬけている雰囲気
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アイリッシュ・ゲールの表札のある家。このあたりは、別荘地だったのかな。
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ゴールウェイはパブがたくさんあってストリートミュージシャンがたくさんいるという。友人に無事に会えて、アイリッシュ・ミュージックパブにて乾杯。店内が暗いので写真は暗いけど、とてもいい雰囲気。ハイ・ストリートにあるので、人がふらりと入ったり出たりしている。こんなところで暮らしたら、毎日観光客の気分になれそう…
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翌朝、いよいよアラン諸島へ!
せっかくのアイリッシュ・ブレックファーストもいただかず、早めにタクシーでゴールウェイ中心部へ。旅行会社でフェリーとフェリー発着所までのバスの往復切符を買う。バスは9時半、フェリーは10時半発。トイレに行っておこうかな…と思っても休日の朝なのでどこもあいていない。Eyre Squareのホテルの下にあるパブに入って紅茶を頼んでトイレを済ます。バスで1時間揺られて、港に到着。 -
フェリーはほぼ満席で出航。
最初は穏やかだったフェリーが突然揺れ始める。ジェットコースター並みのゆれに、はじめは笑い声が起きていた船内も、後半になると誰もそんな余裕はなくなって、しーんとしている。気持ち悪くなる人もちらほら。なんとか揺れと身体を同調させて酔わないように耐える。40-50分間の旅、そのほとんどが揺れていた。
アイリッシュ・ブレックファーストを取らずに正解。フェリーに乗る日は、軽めの朝食がよさそう。 -
やっとこさイニシュ・モアの港に到着。みんな気分悪そう…。イニシュ・モアはアラン諸島で一番大きい島。観光地化されているともいわれるけど、やっぱり初めての旅なのでイニシュ・モアに行っておきたかった。
港で、観光バス、自転車のお誘いがかかる。どちらも同じ値段(10ユーロ)。もう乗り物はたくさんだし、気ままに回りたいので迷わず自転車を借りる。でもその前に、港に一番近いカフェを兼ねたプチホテルのようなところで休憩をして建て直し。ここはあせらないで行こう、と思う。暖かい紅茶を飲んでボーっとしているうちに顔色も回復してくる。トイレを済ませ、自転車を借りる。 -
いよいよ念願のサイクリング!お天気はなんだか不安定だけどしかたない。
ああ、アラン諸島に来たんだ〜!! -
港から自転車に乗ってすぐのカフェレストラン。
港に近いこのあたり一帯にアランセーターのお店などがある。それから何とヨーロッパ中で見かけるコンビニ「SPAR」を発見。中にATMもあるみたい。。んー、なるほど、たしかに俗化している。チェーン店っていうのが、雰囲気的に、ちょっと、どうなんでしょう。
私なんて、何があるか分からない、とゴールウェイで買った食糧を持ってきたのに。 -
細い道の両脇には、有名な石で作った壁、そしてちょぼちょぼと建物… ああー…アラン諸島…
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なんともいえない不思議な島…
ああ、もう、なんか頭の中が真っ白になってきた… -
あれは、古い建物の跡だろうか…
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独特の石垣と、ポツンポツンと建つ建物と…
この石垣は、海草と粘土を混ぜて作った土を風から守っている。風が強くて、土さえ根付かない島に住む人々の工夫。 -
道の途中にあったマリア像
それにしても坂道がけっこうあって、自転車もなかなか大変。目指すドス・エンガスはどのあたりだろうか… -
アラン諸島の建物その一。
このグレーの色合いと、壁の手触り感(テキスチャー)が、アイルランド独特というか、アイルランド西部の雰囲気かな。
アイルランドの西部、ゴールウェイ近辺は、岩が多い土地で、畑作も出来ないのだとか。 -
一番のお気に入り写真!
瓦葺の屋根。日本と同様、維持が大変なので激減しているとのこと…
あーでも、なつかしい感じがします… -
広い庭に馬が一頭。自転車をとめると、タッタッタッと積極的に道路わきまで近づいてくる。首をなでて交流。くんくんと私のリュックをかぎまくっている。おなかがすいているのかしらん でも貴重な食料なので、ごめんなさい、となでなでしただけでバイバイ。
(結局帰りにも見つかったので、残ったりんごをあげました) -
意外に見かけなかったケルト十字架。でもここは墓地のようだ。ケルトの十字もアラン諸島にあると迫力が違う。
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イニシュモア島の学校らしい
イニシュマーン、イニシィアの子どももボートか何かで通ってくるのかな -
牛さんも堂々としている
ああそうだ、この感じは…と、昔旅行した八重山諸島を思い出す。
あの島々も、沖縄本島とは違う何か濃いものがあった。アイルランド本島とアラン諸島の関係もそんなところがあるかも。
波照間島なんて、まだ観光地にもなっていなかった。ヤギがぶらぶらしていたっけ。島には個人商店がひとつと蕎麦屋がひとつだけ。今は変わっているんだろうな…
商店が「セ○ンイレ○ン」になっていたら、やっぱりがっかりだな… -
自転車で走って走って上って下って、やっとドン・エンガスの手前にある基地に到着。おみやげやさんやカフェなどあって、現代人の私はほっとする。自転車もここにとめて、ここから歩いて20分ほどで例の場所に着くようだ。
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ドン・エンガスへの道を通るには入場料を払ってから。
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まだまだ、目指す断崖の場所まで道が続く。この石垣はとてもこころに残る。
それにしても、天気がよくてよかった。 -
B&Bの看板。三つの都市の中に東京が入っている!アイルランドは日本人に人気の場所なんだろうな。
でも東京って、ほんとにこっち…? -
いよいよ、ドン・エンガスへ!!
もう、すごい断崖、風、岩、の迫力。 -
なんというか、大昔、宗教の儀式が行われていたといわれるのは、よく分かる。
ここは、特別な場所… ヨーロッパの最西端だ
フェリーもない時代、島に来ること自体とてつもないことだったろう。文化が残るのも分かる気がする -
おそるおそる、端っこ近くに行ってみた。断崖から下をのぞく、勇気ある人もいる。風が強いので、立って近づくことはとても出来ない。
次に来るときは、友達と来て、下をのぞいてみるぞー…足を支えてもらいながら。 -
これまた、勇気ある人々。一人でそんなこと、とてもできない…
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ああ、ここで昔、どんなことが行われていたんだろうか…
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ボーっとした頭で、りんごを食べる。
なんだか、馬になったような気がしてきた
さっきの馬は私の分身…だったのかな… -
あ、雨が…。
あわてて、壁際の穴に隠れる。
雨宿りする人。
雨にぬれたドン・エンガスも また佳し -
雨もあがり、歩いて休憩所の基地まで戻る。
このカフェで休憩することに。
休憩所のカフェやおみやげやさんは、イタリア人、アメリカ人の団体ツアー客でいっぱい。
大西洋を渡ってくるアメリカ人観光客は多い。
アイルランド系移民も多いから、ルーツをたずねてのたびの人もいるのだろう -
あたたかいスープセットをとって、しばし休憩…
そりゃ、観光地化されたっていうのかもしれないけど、でもやっぱりこういう快適さはありがたい -
ああ、なんと雰囲気のある島よ
帰りは、写真を撮るのが少なくなったのと、意外にくだりが多いので、けっこう順調〜
すれ違う車も みな手を振ってくれる〜やほー -
早めに港に付く。自転車を返して、港をぶらぶら
ああ、岩がちな地面をぬって、でもちゃんと雑草が咲いている
さようなら アラン諸島・イニシュモアの大地よ… -
ゴールウェイに戻って、パブ兼カフェに入ってボーっとする。
それにしてもたった一日のアラン諸島が強い体験になっている…。
私は今日、いったいどこの世界に行っていたのだろうか…
ちなみに帰りのフェリーはほとんど揺れず、順調だった。そして再び港からバス(けっこう混むので、フェリーを降りたらさっさと乗るべし)でゴールウェイの中心に戻る。
仕事を終えた友人と合流して、街中の小さな食堂で夕食、その後アイリッシュミュージック生演奏のパブへ。地元の友人にアラン諸島の体験を話したいのだけど、"It was special!"を繰り返す私。英語だし、うまく言葉にできない… -
いよいよイギリスに戻る日…。
Shannon空港まではバスで移動。
アイルランドのこの景色もしばし見納め…
また私はこの国に来ると思う
ありがとうアイルランド…!
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この旅行記へのコメント (2)
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- Dry White Toastさん 2009/09/03 05:38:24
- このカフェ・・・
- マルアモーラさん、初めまして。
私も先月イニシュモアに行って来たんですが、この「港から自転車に乗ってすぐのカフェレストラン」、アラン諸島で捕れた新鮮な魚のフィッシュ&チップスを食べることができるらしいですね。
今年の7月にはスティーブン・スピルバーグもこのカフェに来たらしいです。
なんと午後6時に閉店だったので、私が行った時にはお店を片付けていて食べることができなかったのがとても残念なんですが。
いつかまたリベンジで、このフィッシュ&チップスだけのためにイニシュモアに行こうと思っています。
Dry White Toast
- マルアモーラさん からの返信 2009/09/03 13:29:10
- RE: このカフェ・・・
Dry White Toast さま
そうなんですかあ!!
貴重な情報をありがとうございます。Dry White Toastさんも、
中に入れなくて残念でしたね。
ときどき、アイルランドのことを思い出しては、「ああ、あの人たち(動物も)はいまも毎日アイルランドで生きているんだー」と、励まされています。また、いきたいです。特に、アラン島!!
メルヘンの世界のようでした。。。
今度はあのカフェに入ってみたいです。
マルアモーラ
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