2005/05/16 - 2005/05/28
72位(同エリア125件中)
あこむらさん
「ILOVE海」をスローガンに掲げていたワタシもさすがに2週間テレビなし、ネットなし、コンビニなし、相方以外との日本語会話なし。ないないずくしで下界から離れていると、だんだん情報に餓えてくるものです。パペーテの街で流暢な日本語ガイドの方が迎えてくれたときには機関銃のようにしゃべりまくって、日本のニュースを聞きまくったワタシに自分自身がイチバン照れました。やっぱネイチャリスト&国際人には程遠いです。
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12:45パペーテ到着。まずはホテルへチェックイン。出発まで約12時間しかステイしないので本当は「ホテルはいらない」とも思いましたが現地での買い物はすべてパペーテでする予定だったので、荷物をパッキングするために「とにかく街に近くてイチバン安い宿」とリクエストした結果“マンダリン”というホテルを手配してくれました。1泊7000円くらいかな?街の真ん中にあってとっても便利だったけど、日本人ハネムーナーのゲストはワタシたちだけ。荷物を置いてまず向ったのは…。MAC!世界のマック。ああ・・・。何が「ILOVE海」のエコロジストだか・・・鼻で笑っちゃいます。
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そしてこれがタヒチのマックでオーダーしたメニュー。相方は当然「チキンロイヤル」Lサイズ。値段は700XPFくらいだったかな?(日本円で1000円くらい)ワタシが頼んだのは「McFEAST」セット500XPFくらいだったような…。日本と違ったのは、ポテトとドリンクのLサイズの違いもありますが、ケチャップやマヨネーズがディスペンサーに入れて店の隅においてあったことかな。味は?違いはわかりませんでした。
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当時喫煙者のワタクシの座る席は当然、テラス席。お客さんは現地の学生が多かったです。
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お腹もいっぱいになったので、パペーテの街探索。まだ午後3時くらいなのになんとなくガランとした印象。「さすが、リゾート。店じまい早っ」本当に4時くらいにはバンバン現地のお店が閉まっていきます。マルシェも残念ながらほとんど閉まっていました。
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パペーテの街角。やっぱり陽射しが強いんですね。影が濃いな〜。
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パペーテでワタシたちをホテルへ案内してくれた、(トークが)クリスペプラー似現地ガイドさんが「買い物するのでしたらカルフールまで行く方がsave moneyです」と言ったのでル・トラックに乗ってカルフールまで行きました。トラックの荷台に客席を設けただけの小さなバス。シゴト帰りらしい現地の人が、HINANOビール片手に乗ってきて、タバコ吸いつつビールを飲んでたりして思わず「オツカレ〜」と声を掛けたくなりました。
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カルフール到着です。現地の帰宅ラッシュタイムにぶつかって道は大渋滞。市庁舎前から30分以上掛かりました。さぁ!ダッシュでお土産買わなくちゃ〜。大型のカートを押してハイテンションで店内を走り回り買い物に精を出すこと一時間。フランス製チョコレート30箱やらタヒチ産石鹸20箱やら、タヒチトランプ10箱(帰国後よくみりゃ中国製)やら、フランス製パテ缶詰10個とか「いったい誰にあげるんだ?こんなに?」お土産(重いものばっか)をゲットして、超ご満悦でレジを抜けてから、ふと気付きました。「これ、どうやって持って帰るの?」カルフールをすすめてくれたガイドさんは帰りは近くのホテルまで歩いてタクシーへ乗るように勧めてくれました。が!イチバン近いインターコンチネンタルリゾート・タヒチまでは徒歩で15分は掛かりそう。手ぶらならともかく、一袋5キロは軽くつまった袋が6個。しかも入ってる袋は、オシャレだけどペラっペラのビニールバック。運ぶ手4本。「え〜〜〜!?」ランギロアのシャークシティに次ぐ大ピンチ到来です。
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「ふっ。チョロかったぜい」結局、大量の荷物は根性で持ち(相方が)。たまたま反対側に停まっていたル・トラックに「パペーテ?」と聞き、頷いたのを見て乗り込みホテルまで戻ってきました。荷物を足元において一安心。しばらくして、他の乗客も乗り込んできてトラックは走り出しました。『あ・・・』ホテルへ戻ることに夢中になって忘れていましたが、乗り合わせた乗客を見て、何故ガイドさんが「帰りはタクシー」と言ったのか思い出しました。そう、危険だからです。乗客のうち3人はオカマちゃん。これからご出勤なのかはわかりませんが、なにやら大声で話ています。そして、そのオカマちゃんからタバコをねだる、ホームレスもどきのおばさん・・・。じっとワタシの足元のカルフールバッグを見つめています。外は暑いのに、ワタシの背中に冷たい汗が流れました。どう見ても“バカハネムーナー”のワタシたちなのに、『このトラックいつも乗ってるのよね〜』風を装うためにタバコを吸って威嚇(ムダなアクションです)。とにもかくにも、無事ホテルに到着。とりあえず荷物をおいてルロットへ。聞くと、当然、トラックの中のワタシのココロの葛藤なぞ、相方は気付いていませんでした。
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ホントにいろんな種類の屋台があって迷っちゃいます。店先のデモンストレーションも楽しい!
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多かったのは中国料理のレストラン。チャイニーズパワーはやっぱりスゴイ!豪快なファイヤーに惹かれてこの店で食事することにしました。(っていうか、ホントにお米に餓えてたんです)
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この店で真っ先に頼んだのは海老チャーハン。相方のリクエストで焼ソバ。そしてスプリングロール(春巻)ですが・・・。おかしい・・・やっぱりここでもフランスパン。これだけの炭水化物メニューにもついてくる大量のフランスパン。「またしても・・・」少々げんなりして即座にフランスパンのカゴはテーブルの隅へ。とってもおいしくてリーズナブルだったけど、当然大量。春巻は20センチくらいのサイズで4本も・・・。迷わずドッグパックしました。
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思いおもいのデザインで、趣向をこらした店構えのル・ロット。で、美味しそうなにおいが一面に漂う中、楽しそうに食事するひとたちの笑い声や店先のBGMも楽しげで幸せな現地の人々の団欒が感じられました。タヒチ最後の食事をここでして良かったです。MAURURU〜
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マンダリンホテルのツインルーム。荷物置き場としてしか利用しなかったので記念にベッドに横たわってみます。そろそろワタシの「定番:帰りたくない病」が始まってきました。
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病気が始まって機能停止したワタシを横目に相方はセッセと荷物の整理。「そうだ!この荷物もって飛行機乗らなくちゃならないんだ〜」急に現実に引き戻されたワタシ。とりあずフロントへ降りて「梱包用のダンボールの箱かクラフトテープはないか?」と訊ねたものの、出て来たのは小さなホッチキスだけ。ガーン!丁寧にお礼を言って「なにかあった時」のために教えてもらっていた現地ガイドさんの携帯電話へ。「なにかありましたか〜?」大アリです。このままじゃ飛行機乗れません。事情を説明して、「ピックアップの時に何か持ってきてください」とお願いしました。ヤレヤレです。
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飛行機はTN-078。ファアア空港を00:55に出発して、日本時間の8:00に成田に到着予定です。約2週間のハネムーン。長いような気もしたけど帰りになると、やっぱりあっという間でした。でも、今回の旅で分った事。「ワタシはそこそこ開発されたリゾートが好きな軟弱モノ」『無人島へ行ってみた〜い』とか、『海と砂浜があればなーんにもいらない』とかほざいたことがありましたが、全部消去。本当は「安全でキレイな海があって、晴れた空があって、おいしいレストラン(しかも数種類のレストラン。日本食とはカッコ悪いから敢えて言わないけどマストお米のご飯。)があって、すっごく退屈したらちょっと買い物とかも出来たりする」カンジのリゾート地が好きなんでした。その願いを叶えてくれたのはまさにボラボラ島。今回の旅でワタシの“お気に入りスポット”が塗り替えられました。が、惜しむらくは、「高・遠・長」なかなか訪れることが出来ないのが残念。だからこそ憧れの地なのかもしれません。
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番外編:12時間のフライトで成田に到着しました。これが現地旅行会社の事務所に“何か”が入っていたものの、“何か”を外に出してムリくり持って来てくれたダンボールです。商売でもやっているかのようなデカさが成田の荷物コンベアでも光ってました。こんなこともあろうか、と。帰りはレンタカーを手配しておきました。よかったね!相方!この後、帰りの自動車の中でとっても無口だった相方。内心『こんなに買い物をする妻と結婚してしまったオレ…』について本当にじっくりと考えていたのだそうです。ありがとう相方。心配いらないって、頑張って働けばいいだけのことさ〜♪旅とは・・・。まさに、明日への活力です。
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