2007/04/07 - 2007/04/07
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スタリモストさん
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コトルはドブロブニクとは異質の美しさでした。
荒々しくボリュームのある山が海に落ち込み、斜面をはい上がるように石の城壁が築かれています。灰色の山肌に糸杉よりもまだ細くとがった木だけ生えていて厳しさを感じさせます。
どこかの岩窟に幼子を抱いた聖母マリアが隠れているのでは…と思わせるようなドラマチックな美しさでした。
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コトルへの1日ツアーが満員だったので1日2本しか無い路線バスで行くことにしました。
クロアチアとの国境に免税店が何軒かありました。
バスがとまったので「トイレ休憩かな」と思ったら、運転手が降りてたばこを買い込んで戻ってきたのにはびっくり。自分用か頼まれたのか、日本では考えられませんね。
バスの運行時刻もアバウトなようで、午後1本だけのドブロブニク行きバスは3分も早く出てしまい、ぎりぎりにやって来た私達は「もう行ってしまったよ。」という係員の言葉に「んな あほな…」と力が抜けたのでした。(次の日は移動したかったのでドブロブニクへ戻ることに決め、国境のヘルツエクノビまでバスで行きそこからタクシーと交渉して40ユーロで帰るはめになりました。)
バスは遅れることもあれば早く出ることもある…という教訓を得た一日でした。 -
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水量豊かに流れる川。
モンテネグロでは水道水が飲めるそうです。 -
中央広場の教会。
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旧式のポンプがありました。
街の雰囲気に合っています。 -
旧市街の中のカフェ。
迷うこともないほどの小さな街ですが、建物の色がしっとりと美しく落ち着きます。 -
カフェで見た可動式テーブル。
ひっかける場所があれば『どこでもカフェ』または
『どこでもバー』。 -
コトルのバスターミナル。
トイレを使おうとしましたが鍵がかかって入れず。
バスの案内などの表記も自国語のみで、通貨はなぜかユーロなのに国際化はこれから、という感じです。 -
モンテネグロ人の人生訓10箇条 という絵はがきを見つけました。
1 人は疲れて生まれてくる、だから人生は休むため
にある。
2 汝を愛するがごとくベッドを愛せよ。
3 昼はやすめ。夜になれば眠れるから。
4 働くな。死んでしまうから。
5 誰か休んでいる人を見たら応援するべし。
…とまあこのように怠惰のすすめ10箇条なのです。
これがモンテネグロ人の国民性なのか、それとも働きすぎる人への警句なのか…
もう一度訪れて確かめたいものです。
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