2007/04 - 2007/04
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黒いさくらさん
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悪評高いシチリアのタクシーを利用しました。
この題名は過激ですね。でも評判を聞くと、日本の人も、シチリアの人も、世界からの旅行者の人も皆さんマイナス評価です。
今回の旅行でタクシーを9回利用しました。
その様子をすべてお伝えします。
私の評価は、親切だし、便利だし、それほど悪くないし。
旅行者からは少し多めに料金をいただいている。
基本料金を勝手に10ユーロにしたりして。
そのぶん料金メーターを使う地元の人には安め?
円安で日本からの旅行者にとってはちょっと高めが気になるところ。
利用したのは次の区間です。
? パレルモからモンレアーレ
? パレルモでポリティアーマ地区のホテルからバスターミナルへ
? シラクーサのオルティジア島から考古学公園地区に近いホテルへ
? カターニアのホテルから鉄道の中央駅へ
? タオルミーナの鉄道駅からホテルへ
? タオルミーナのホテルから鉄道駅まで
? チェファルーの旧市街から山の中腹のホテルまで
? チェファルーの旧市街から中腹のホテルへ寄って鉄道駅まで
? パレルモ中央駅からポリティアーマ付近のホテルまで
表紙の写真はパレルモのタクシー、デザインが素敵ですよね。
以下、写真を見ながらの旅行記です。お楽しみください。
-
? パレルモからモンレアーレへ
スケジュールの都合上、モンレアーレとパラティーナ礼拝堂、ノルマン王宮を今日の午前中に訪れたい。モンレアーレへバスで行くとなると途中乗り換えとなる。時間が惜しい。ということでタクシーを使うことにした。ホテルのフロントでモンレアーレまでタクシーで幾らくらいと聞くと、まあ40ユーロとのこと。
ホテルの前のタクシー運転手にモンレアーレへ幾らで行く?と聞く。30ユーロと答えが返ってくる。即、乗り込む。その後運転手は帰りもこのタクシーを利用してくれたら往復60ユーロにするから是非利用してくれという。モンレアーレからの戻りのバスの時刻も気にしなくて良いから、いい提案と思う。モンレアーレで何分ぐらい待っていてくれるかと聞くと、20から30分ぐらいという。ちょっと時間が足りないと感じて、一時間半を要求する。運転手は一時間半も待っていたらその間営業出来ないから80ユーロ欲しい、という。結局一時間半以内、70ユーロで交渉成立。交渉成立の後は気分良く車窓の景色を楽しむ。
モンレアーレのドゥオーモ前の広場に着く。タクシーはここで待っている、と言っている。客が戻って来なかったらどうするのだろうとあらぬ心配をする。ドゥオーモ周りの見学を終わり広場に出るとタクシーの運転手が手を振っている。そのあと街を一周してタクシーへ戻り、一路パレルモへ。途中眺めのいい場所で停車しシャッターを押すなどのサービスをしてくれる。次の見学場所のパラティーナ礼拝堂の入り口にピタリと止めてくれる。70ユーロ支払って降りる。
タクシーを利用して良かった。タクシー運転手に感謝。 評価は甘いかな〜。 -
? パレルモでポリティアーマ地区のホテルからバスターミナルへ
朝早い、ホテルの朝食を食べたい、荷物が重い、時間に遅れることは出来ない。ということでタクシーを利用。
ホテルの斜め横にタクシー乗り場があり24時間タクシーは待機している。バス、タクシー専用レーンであっという間にバスターミナルへ着く。
10ユーロ。 損した気にはならない。 甘いかな〜。 -
? シラクーサのオルティジア島から考古学公園地区に近いホテルへ
重い荷物、暑い日差しの中の重労働、時間の無駄、といことでタクシーを利用。10ユーロ。 ここも損した気にはならない。 やっぱり甘い評価かな〜。
どこのタクシーも観光客からは基本料金という感じで10ユーロをとるのかな。 -
? カターニアのホテルから鉄道の中央駅へ
最初ここはタクシーを利用する気は無かった。しかし現地についてみると道路の表面がエトナ山の溶岩で作られており小さな穴が不規則にいっぱいあいている。その穴にスーツケースの輪がはまり込んでしまう。引っ張り出すのが大変。溶岩の穴と犬の糞を避けながら重い荷物を引っ張るのは時間と労力がいっぱいかかる。 と、いう理由でタクシーを利用。
やっぱり10ユーロを要求される。 タクシーを呼んだことだし、とはいえ800メートルの距離。 ちょっと損かな。 -
? タオルミーナの鉄道駅からホテルへ
列車から降りて駅を出る。タクシーの運転手が15ユーロと言って寄ってくる。首を振ってバス乗り場のほうへ歩く。「そんなに大きな荷物もってバスで行ったら大変だぞ」と言っているみたい。気にせずバス乗り場へ行く。バスはいるけど運転手がいない。予約しているホテルは町のバス停からは反対側。確かにタクシー運転手の言い分は分かる。ということでタクシー乗り場に戻りさっきの運転手に「気が変わったのでタクシーで行くことにした」といってタクシーへ乗り込む。山を登り、トンネルをくぐり、タオルミーナの町を横切りホテルへ着く。時間と労力の節約になる。
かなりの距離を走ったから15ユーロはちょっと高いが妥当かな、という気になる。 -
? タオルミーナのホテルから鉄道駅まで
タクシーの方が楽で時間の節約になる、ということでホテルにタクシーを呼んでもらう。それに駅で切符を買うための時間の余裕もほしいし、と。
タクシーのたまり場はすぐ近く。タクシーに乗り込んで「10ユーロ」と言うと運転手は「ノー、15ユーロ」という。しょうがない。
一方通行の関係で町から鉄道駅へは坂を降りるだけ。やっぱり15は高いと思う。 -
? チェファルーの旧市街から山の中腹のホテルまで
チェファルーの旧市街を半日歩き回った。帰りは登り坂でもあるし、はやく帰ってシャワーを浴びたい。ということでタクシー乗り場へ向かう。
一台いるが運転手がいない。車内にはジャケットが置いてある。だれか観光にタクシーを雇っているのかしらとも思うが、きっと運転手は近くで油を売っているのだろう。どこにいるのか分からないので片手を車の屋根に置き、もう一方の手を高くあげて振ってみる。こうすれば運転手は客だとおもって駆けつけるだろう。予想は当たり、運転手らしきと思われる人がこっちへ急ぎ足で来る。なんと子連れの母親だ。
ホテルまでと言おうとしたら、大変!ホテルの名前を忘れてしまった。イタリア語の名前で(当たり前)憶えにくい。言葉は通じない、行き先は分からない、どうしろというんだ、と運転手は思っているに違いない。ホテルの部屋のキーカードを見てみる。ホテルの名は無い。キーカードと印刷してあるだけだ。万事休す。
そうだ地図があった。このあたりのホテル、というと通じたみたい。分かった、と発車。途中ちょっと路が違うみたい。旧市街からはまっすぐ行って左に折れて丘を登るのが、まっすぐ行って戻ってくる。おや、おかしいんじゃないのと騒ぐと、運転手はにっこり笑って大丈夫と。ホテルへは駅から来る道とは反対方向からのアプローチ。ホテルの玄関前に到着。女の子がさっと降りてドアを開け敬礼してくれる。おおいい子ね、と母親に10ユーロ渡す。
駅からホテルまで10ユーロ取られたという人もいるから、旧市街から10ユーロなら妥当か、と思う。 それに親切だったから。
その後、バルコニーで海に沈む夕日、夕日に照らされる岩山を眺めながらワインを楽しんでいたら、さっきの女性のタクシーが客を乗せてきた。もう女の子は乗っていなかった。お互い手を振ってオーバーに挨拶を交わす。 -
? チェファルーの旧市街から中腹のホテルへ寄って鉄道駅まで
朝から快晴。暑い。海ではもう人が泳いでいる。
今日は岩山へ上ってみようかとホテルから旧市街まで歩く。
魚、果物、チーズなどの出店をひやかして楽しむ。魚屋に群がるのは男、果物野菜屋に群がるのは女、なぜだろう? チーズ屋ではひょうたん型のチーズがある。これ何?といっても言葉が通じるはずが無い。見ていた男が腰をかがめてメー、メー。きっとヤギのチーズだろう。
この町も爺様たちがあっちこっちに集まっている。婆様はまったく見かけない。なぜだろう?などなどつまらないことを考えながら岩山の登り口まで来る。
ここで問題発生。
ホテルからここまで歩いてくるだけで、もう疲れてしまう。うまい朝食を食べ過ぎたのかしら。
暑い。これでは岩山へ登ったら熱中症でぶっ倒れる恐れあり。山登りはもうやめよう。
旧市街は昨日もう見て廻ったからパレルモへ行こう。旧市街入り口にあるタクシー乗り場へ行く。さっきまでいたタクシーがもういない。ここにも爺様の集団がいる。一人の爺様と目が会いう。電柱に掲げられた「TAXI」の看板を指し、次に路面に書かれた「TAXI」の文字を指す。爺様はうなずき首を伸ばしたタクシーを捜すがタクシーはいない。爺様、集団の話の輪に加わってしまう。2,3分後にタクシーが向こうから現れる。さっきの爺様は飛び出してタクシーを止め運転手と何か話している。タクシーは移動してくる。爺様はニッコリと笑っている。
運転手に、ホテルに寄って荷物を積んでそのまま鉄道駅へ行きたい、と身振り手振りで伝える。シチリアに10日も滞在していると身振り手振りが上手になり言葉の不便さをやわらげてくれる。運転手は分かったといい、乗り込む。運転手はメーターを上げる。今回のシチリア旅行で料金メーターで走るのは始めて。爺様が交渉してくれたのか?
ホテルへ寄って、ポーターに荷物を運んでタクシーに積んでもらいその間にトイレを済まし駅に向かう。
駅でメーターは8ユーロを表示している。10ユーロを渡す。昨日は旧市街からホテルまでで10ユーロ渡した。今日は旧市街からホテルへ寄って鉄道駅まで来て10ユーロ。昨日は損し、今日は得した、ということか。 -
? パレルモ中央駅からポリティアーマ付近のホテルまで
暑い、疲れた、荷物が重い。タクシーを使う。バス、タクシー専用レーンを走り、あっという間にホテル。10ユーロ。今日は10ユーロを高いという元気はないので妥当な料金。有難うタクシーさん。
沢山、長々と読んでいただき有難うございました。
さて、あなたはシチリアのタクシーをどう評価しますか?
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