2006/11 - 2006/11
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ビバ@ウニベルツールさん
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南米専門の旅行会社スタッフが実際に行った、ブラジル/ボニートの旅行紹介です。
透明度抜群のボニートでの川遊びやエコツアーは最高です!
http://www.univer.net/5_tour/2007bonito-9days.html
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
-
ボニートへは、サンパウロから飛行機でカンポ・グランデを経由して行きます。日本より遙かに広いブラジルでは、サンパウロとカンポ・グランデの間にも1時間の時差があります。
一通りの市内観光を済ませたら、夕方から車で片道4時間かけてボニートへ。
途中の景色は地平線の彼方までつづく草原と牛ばかり。本当に牛が人より多いんです。この辺の牛は、牛舎にぎゅうぎゅう詰めになって飼育されるのではなく、広い草原にほったらかしで草を食んで大きくなります。食用に飼育されている牛で、薬など一切使わない健康的な肉だそうです。
夜9時ごろにボニート市内にあるHOTEL WETEGAに到着。ホテルはシンプルですが、新しく清潔でフロントの係りの方も感じがよい。ちなみに、オーナーは日系人ですが、ホテルの係員はすべてブラジル人なので英語しか通じません。 -
いよいよボニート観光ですが、その前にボニートの説明を。
ボニートはその周辺一帯が複数の牧場主の土地となっており、各牧場主が自分の土地にある川や湖、鍾乳洞などを案内するようになっています。
ボニートには30余りのアトラクションがありますが、その殆どは各牧場の持ち主が提供しています。環境保護のため人数制限がされていて、各箇所1グループ8名前後の単位で、必ずボニート市公認のガイドが同行しなければ観光することができません。時間も30分毎あけて出発するなどのルールがあります。
また、個人客で各アトラクションの牧場に行って直接出向いても、その場で観光に参加ができないので要注意。必ず、ボニート市内の旅行会社でツアーの申し込みをして参加することが大切です。ただし、時間がない方は、日本出発前に予めツアーを組んで行く方がぐっと効率的です。 -
午前中はフォルモソ川で川下り。
ボートの船頭のガイドからボートの乗り方や途中急流・滝などを下る際の注意事項を聞いた後、ライフジャケットを着てゴムボートに乗り込みます。川下りは濡れるので、水着で行った方がよいでしょう。また、靴はビーチサンダルでも大丈夫ですが、できればウォーターシューズがあるとなお良いです。
この日は、水が思ったほど澄んではいなかったのですが(残念)、静かで猿や鳥、魚の群れなどをみることができました。
進んでいくと、いくつかの急流や滝をボートで下るところがあり、なかなかスリリング。同じボートに乗っている人たちで、きゃーと喜びながらの川下りです。
川下りの最後、急流を過ぎて流れが緩やかになったあたりで、皆で川に飛び込み、水遊びです。水はちょっと冷ためですが、間近に魚を見ながらの川遊びは新鮮な感覚です。 -
翌日は、ボニート観光のハイライトの一つ、ラプラタ川のシュノーケリングを体験します。
この時こそ必ず、水中カメラかデジカメに水中使用のカバーをつけて持っていくこと!! この感動は、写真でないと伝わらないかもしれないからです。カメラを持って行かない場合でも、現地でRS$60.00=US$30.00くらいでレンタル&CDにコピーをしてくれます。
少しハードですが、朝7:00にはホテルを出発。車で1時間ほど移動して、シュノーケリングのアトラクションを行っている牧場へ向かいます。ここでは、ウェットスーツ、ウォーターシューズ、ゴーグルとシュノーケルなど、シュノーケリングに必要なものを借ります。なお、これらの費用はツアー代金にふくまれていますのでご安心を。
観光に配慮されているボニートらしく、川を汚さないために日焼け止めや虫除けを塗らないよう注意を受けた後、いよいよシュノーケリング開始です。
ウェットシューズとウォーターシューズを着用してガイダンスを受けたら、トラックにのってスタート地点へ。シュノーケリングといっても一カ所で潜るのではなく、シュノーケリングをしながらの川下りになります。そこで、最初にゴーグルとシュノーケルをつけて泳ぎに問題ないかテストします。問題なければ川下りスタート! -
ラプラタ川は高い透明度が自慢の川。青々と透き通った川の中を悠々と泳ぐ魚を眺めたり写真を撮ったり…。本当に、すぐ近くで大きな魚が泳ぐ姿が見られます。また、小さなワニなどもたまに見られます(ワニと言っても、怖がらなくて大丈夫ですよ)。
途中、2回ほど水中で休憩。急流に身を任せることも1回ほどあります。深さは場所によって50センチほどの浅瀬があるかと思えば、2メートルほどの深さのところも…。それでも、環境保護のため、基本的には決められた箇所以外に足を水底につけたり、潜ったりしてはいけないことになっています。また、大木が水の中に自然のまま倒れていたり、水の流れに身を任せたままにしておくと、淀みにはまって草などに絡まったりしてしまうため、時々地上に視線を上げて方向と頭上確認が必要だったり、野性味満点のツアーです。
川下りの終盤には、源泉が湧き出る箇所があり、皆で水中に潜ったりと存分に楽しみました。川の合流地点に近づくと川の色が大分濁ってきて、深くなってきます。ここで船に乗り込み、終点まで移動します。もちろんシュノーケリングを続けたければ、そのまま泳いで終点までいくことも可能。水に慣れない私は、かなり疲れたので船を選択しました。とはいえ、透明度の高いラプラタ川。船の上からも充分、川にいる魚や大木などがきれいに見えます。終点には簡単な更衣室があり、そこでガイドが持ってきてくれた服と靴に着替えて終了です。
ひとつ大変だったのは、川下りが進むにつれ、かなり水も冷たくなってきたこと。その冷たさがおなかにくる人たちも多いようです。しかし、周辺にトイレ施設は一切なく、青空の下で行うことに…。できない人は牧場に戻るまで必死で我慢しなければならないので、トラック移動で約3分とはいえ、ちょっと大変ですね。
ここまでツアーの様子を読んで感じた人も多いと思いますが、この川下りはどちらかというと泳ぎがとても好きな人向け。こどもは5歳から参加できますが、川下り中に伴走してくれる船もないので、終盤の船が待っているところまでリタイヤができません。
他のアトラクションには、600mほどの距離を船の伴走付きでシュノーケリングを楽しめるものもあるので、水に慣れていない人やお子様にはそちらをお勧めします。
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