ＭＳＣオペラでの地中海クルーズ、３日目、ジェノバ出港まで

2006/09/18 - 2006/09/19

2006年9月、イタリアのクルーズ会社ＭＳＣで、イタリア、モナコ、スペイン、チュニジア、マルタの５カ国＋バチカンを巡る旅行へ行ってきました。その３日目ジェノバで出港するまでの様子です。

エリア ジェノバ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: JAL

ブリストルパレスの朝食は、前日のメリディアン・ガリアに比較するとこじんまりしていますが、それでもかなり質が良く、種類も豊富です。
周囲は、国際会議に出席する医療従事者ばかりのようです。
一泊目のホテルにデジカメの充電器を置き忘れたのに気付きました。デジカメは、２台とも普通の電池が使える機種なので、チェックアウトの12時まで、荷物を置いたまま電気屋さんを探しながら、周囲を散策することにしました。

フェラーリ広場の陽気な警察官３人組に電気屋さんを聞いても、充電器を売っている店は思いつかない様子。
乾電池を沢山買えば良いと諦めて、一旦ホテルに戻ると玄関前の新聞スタンドに、７．５ユーロの家具雑誌を買うと５ユーロで充電器がオマケに付いてるのを見かけます。
低性能な充電器ですが、すごーく嬉しかったです

気を取り直して、今度はＤＶＤショップを探しに出かけます。陽気な警察官３人組はＤＶＤショップの店は詳しく教えてくれました。
置く場所がないのに駐車違反の切符を貼る東京と違って、スクーターの駐車場が街の中にちゃんとあるイタリアは良いなー、でもどこからこんなに集まってくるのかとか思いながら、ソプラナ門前をテクテク歩いてＤＶＤショップへ

見つけたＤＶＤショップで「イル・ディーボ」と「マリア・カラス」と「オペラ座の怪人イタリア語版」を買い込んでフェラーリ広場に戻り、陽気な警察官３人に見せてからホテルに帰りチェックアウトです。
請求書は390ユーロですが、支払ったのは直前予約レートのデポジット含めて125ユーロのみ、すご〜くお得な気分を味わいました。

　ホテルの中を見るのが、ジェノバでのイベントの一つだったので、出発間際に初めてゆっくり外観を見ました。
　12時前にチェックアウトし、地下鉄でプリンチペ駅へ移動します。
　ジェノバの地下鉄駅は、エレベーターを使うと改札を通らないので、用意したチケットに入挟できない不思議な構造でした。

　ＭＳＣの桟橋に近いプリンチペ駅は、桟橋へ荷物を引きずって歩くにはちょっと遠い、タクシーを使うには近すぎる微妙な距離で、結局歩いて桟橋まで行きます。
　早めの到着で、がら空きのカウンターでパスポートと乗船バウチャーを出してチェックインします。
　３階の大きな待合室へ移動して、1時間の出港待ちをウェルカムドリンクを飲みながら、一息入れて待ちます。
　・・・ところが、乗船開始が時間未定で遅れます（きっとそう言っている）とのアナウンスが・・・
　係員のオネーさんも案内板も２時間は遅れるとのことで、日本へ手紙を出すのと、ミラノのホテルに充電器の件を電話しに、待合室を出てウロウロすることにしました。

　桟橋の郵便局へ行くと２時間のお昼休みで、郵便がぁ・・って言っていたら、おみやげ物屋さんで切手を売っているし桟橋には、ポストがあって、無事投函。
　充電器は部屋で発見されていて、来週ミラノに戻るから保管しといてって連絡して、あっさり用件が終わったので、ちょっと市内見物の追加を一時間ほどして戻ると、もうすぐ乗船開始時刻です。
　船で飲むワインを先行割引販売しているので、中間グレードのワイン５本＋ミネラルウォーター７本のセットを購入します。
　

　ようやく、乗船して部屋を確認すると、ひそかに希望していた最後尾の８２８１号室でした。
　船の中の移動は歩く距離が長くなりますが、すぐに最後部のデッキに出られ、ずっと部屋の窓から航跡が見える部屋です。

　部屋で一息ついていると、ポートドリルの案内放送が入ります。
　大きな声では言えませんが、何回か客船に乗っていますが、真面目にステーションまで出たのは初めてです。

　ポートドリルも終わり、最後尾のレストランでコーヒーを飲みながら夕焼けを見つつ出港となりました。
　明日のことは明日考えようと思います。

出港後に、レストランで１週間夕食を共にするアメリカ人４人（リタイアカップル１組、老女友達１組）とテーブルメイトの挨拶をし、情報交換しました。
　アメリカ人向けツアーは、エアでローマへ入りチビタベッキア乗船で、ＭＳＣのサイクルは私達よりも１日早い周期でした。
　夕食は、ちょっと大きすぎ、味は可もなく不可もなく、美味しい物あり、一息足りない物あり、デザートは美味しいと思いました。