春の倉敷を訪ねて

2007/04 - 2007/04

初めての倉敷訪問、しかも、限られた時間内で見たいところがたくさんあり、先ずは美観地区を中心に回ってみることにしました。

４月から５月の連休ということもあって、多くの人が同じような目的で来ていて、あまりの人ごみにうんざりしました。そこであまり人のいないような裏通りや静かなところを歩き回ってみました。古民家や白壁の蔵、古風なレストランなどを見ることが出来ました。

エリア 倉敷(岡山)

ホテルにチェックイン後、すぐ風致地区倉敷川に向かいました。川沿いに植えられた柳の木が一暖と濃い緑を帯び、風にゆれて、心地よい散歩を楽しむことが出来ました。　　

倉敷川の水量を調節する堰のようなものがあるのには驚きました。

倉敷川には遊覧船が運航していて、地上から見る景色と船の上から見る景色はずいぶん違うでしょうね。

造り酒屋の軒下に下げられている「すぎ玉」です。これは新酒ができたことを示すしるしで、何とも言えない風情があります。

倉敷の街には人力車がよく似合います。街を歩いていると、観光客を乗せた人力車によく出会いました。

こちらは結婚式を控えた（それとも、終わった）２人が人力車に乗って出かけるところです。

かってこの急な階段の下は海だったそうです。石段を登った上にはお地蔵さんが祀られています。

美観地区を歩いていると、このような蔵のある家がたくさんあるのに気が付きます。

この土蔵の灰黒色の貼り瓦が並ぶナマコ壁は大変美しいです。

土蔵の窓が何ともいえず、美しいですね。

鶴形山の山頂にある阿智神社へ行くために、この階段を上がって行きました。後ろを振り返ると、瓦屋根の美しい家々を見渡すことが出来ました。

鶴形山に登ると、倉敷市街を見渡すことが出来ます。特に、美観地区の美しい屋根瓦が輝やいていました。

山頂ではちょうど藤の花が咲いていて、数多くの藤が今を盛りとその美しさを競つていました。

藤棚の下では雅楽の演奏が行われていました。優雅な響きが大変印象的でした。

ここは「本町通り」で、古い街道沿いに昔からの町家や造り酒屋、商店、旅館、そして古い町家を利用したショップやレストランが立ち並んでいます。

町屋の建物もお土産屋として使われています。なかなか風情があります。

レトロな街並みに大きなオートバイが溶け合って、違和感は何も感じられません。

今時提灯を作るところがあるとは驚きです。

夕暮れ時の倉敷川の風景です。昼間は観光客で賑わったところですが、この時間帯になると、段々人も少なくなり、本来の静けさを取り戻したようです。

夕日に映える倉敷川です。美しいですね。

大正11年に建てられた「中国銀行」の建物です。円柱とドーム型のステンドグラスを持つルネサンス様式です。

美観地区の日本家屋がズラリと並ぶこのあたりは、昔の建物を保存し、そのまま使われています。昔のままで不便かと思いきや案外内部は改装していて、現代風になっています。

この旅行記へのコメント （2）

• Muffinさん 2007/05/19 02:27:32

  写真がどれも素敵ですね

  tamegaiさん、はじめまして。
  
  倉敷はずっと行ってみたいと思いながらなかなか実現しないところで、まずtamegaiさんの旅行記で旅をさせていただきました。
  
  写真のカットがどれも素敵で雑誌を切り抜いたようです。自分で歩いている気分になりました。
  
  Muffin

  Weiwojingさん からの返信 2007/05/19 08:39:16

  RE: 写真がどれも素敵ですね

  Muffinさん、うれしいコメントをお寄せ頂き、ありがとうございます。こもの旅行記はまだ文章を入れてない状態で、未完成の状態です。これから文書を入れていきますので、お読みいただけると、うれしいです。倉敷の街は昔からの日本の姿を留めていて、本当に白壁と川の美しいところですね。また行ってみたいです。出来れば、あまり混雑していない時がいいですね。Muffinさんの旅行記も読ませていただいています。今後ともよろしくお願いします。