中国(８)【土楼巡り：高北土楼群、承啓楼】

2007/05/02 - 2007/05/02

６日目午後。

【高北土楼群、承啓楼】
その大きさ、容姿から「土楼の王様」と言われる「承啓楼」がある「高北土楼群」は、土楼民俗文化村から５ｋｍの近さにあります。
承啓楼およびその周辺の高頭土楼群を、夕刻まで半日かけてのんびり見学です。
今日の宿は「承啓楼に泊まろう」と思ってて宿泊しましたが、ひどく期待外れでした。

【交通手段】
土楼を巡るには、土楼間のバスは無く、実質バイクか車のチャーターのみになります。
中国各地を巡っていて、「車なら１ｋｍ当りmax２元」と僕は個人的に決めています。
さて、土楼巡りのこの周辺の相場はどうなんだろう？
中国のブログや現地で色々当ってみました。

結果、「車＝１ｋｍ当り２元(〜２.５元）」「バイク＝１ｋｍ当り１.５元(〜２元)」って所です。
但し、全て交渉制なのが難儀です。中には外人と見ると吹っかけてくる輩がわんさかいます。
結局、僕は軽四みたいな1000ccの新しい車を３日間利用しました。
１日目：土楼民俗文化村→承啓楼･･･１０元（片道）。
２日目：１日チャーター･･･２００元(9時半〜19時半)。
３日目：１日チャーター･･･２００元(7時半〜16時)。
＊2日目は、朝に2人が同乗させて欲しいと依頼有り、一緒に土楼巡りをしたのでワリカン、70元で済みました。
＊中国各地で1日チャーターすると通常は(300)〜400元。200元は安すぎるが、土楼巡りでは走行距離は1日100km程度、観光中運転手は殆ど休憩だし、こんなもんかな。運転手は納得してました。
「1ヶ月だと6千元にもなる！ボロ儲けやん、大金持ちやなぁ〜！！」って言うと笑ってました。

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日程
D1　関空0955-杭州1135(JL637)、杭州机場1210-紹興1335(BUS)
--　【紹興：倉橋直街、咸亨酒店、八字橋、周恩来祖居 】
D2　【紹興：魯迅故居､府橋】紹興-安昌古鎮(BUS)【安昌古鎮】
--　安昌1455-軽紡城汽車站1520(BUS),1525-杭州東站1610(BUS)
--　杭州東站1625-1710杭州西站1730(BUS)
D3　杭州西站0900-景徳鎮1500(BUS)
D4　【景徳鎮陶瓷民俗博覧区(古窟瓷廠､陶瓷民族博物館)、龍珠閣】
--　【中国瓷園､湖田博物館､三閭廟古街､陶瓷城､御窟廠､人民広場】
D5　景徳鎮0001-漳平1400(寝台列車)、漳平1430-龍岩1620(BUS)
D6　龍岩0730-土楼0930(BUS)【土楼AM：永定客家土楼民俗文化村】
--　【土楼PM：高頭高北村土楼群､承啓楼､他】
D7　【土楼：河坑土楼群､石橋村(順裕楼)､塔下村､下坂村､ 田螺坑村】
D8　【土楼：初渓村土楼群、南渓実佳村土楼群】南渓1515-撫市1615
--　撫市1620-龍岩1720(BUS)、龍岩2154→広州東+0745(寝台列車)
D9　広州/中国大酒店0910-珠海1150(BUS)→澳門1220(BUS)
--　【澳門：聖ﾄﾞﾐﾝｺﾞ教会､聖ﾎﾟｰﾙ天主堂跡､ﾓﾝﾃの砦､白鴿巣公園､他】
D10 マカオ0930-香港1030(船)
--　【香港：中環半山行人電梯､ﾋﾞｸﾄﾘｱﾋﾟｰｸ､ｽﾀｰﾌｪﾘｰ､ﾈｲｻﾞﾝﾛｰﾄﾞ〜旺角】
D11 香港0825-広州東1013(列車)、広州1445-関空1930(JL606)

エリア 中国

高北土楼群

土楼民俗文化村の出口に「承啓楼まで３ｋｍ」のカンバンがありますが、間違い、５ｋｍです。･･･とても歩いて行ける距離ではありません。

土楼民俗文化村→承啓楼の道路は完全舗装されていて快適です。

高北土楼群

高北土楼群

承啓楼

１７０９年に建てられたそうです。

承啓楼

承啓楼

承啓楼

承啓楼の宿･･･まぁとてもオススメ出来ません。

何がって？？？
・部屋代が高い。
板張りに薄い布団を敷いただけで、部屋は古い倉庫みたいな所。まあこれは僕的には半分しょうが無いかと思うが、部屋代が高すぎる！
言い値はなんと50元！ 質的には5〜10元の部屋でこの値段はひどい！（勿論、シャワーも水道もテレビも何も無し）
30元になったので、まぁいいかと宿泊したが。

土楼民俗文化村の中に有る「福裕楼」の宿とは比較にならない位ひどかった。

・メシもまずくて高い！
夕食20元、朝食10元も取られた。これらも質的には半分以下の料理内容だった。

＊承啓楼から歩いて5分程度先に旅社があり、泊まるならこちらにすべきと思う。後で気付いた。

承啓楼

承啓楼

大きさと言い、形と言い、素晴らしい土楼です。
“土楼の王様”と言われてるのが解ります。

承啓楼

承啓楼

承啓楼

承啓楼（左）と世澤楼（右）

世澤楼と五雲楼

世澤楼

世澤楼

世澤楼

五雲楼

うん？？ 中央部が凹んでるような・・・

五雲楼

やっぱり凹んでいる・・・
ヤバイんじゃないかな・・・

五雲楼

やっぱり。。。

入口には進入禁止の張り紙が。

でもチョコッと１，２枚の写真はいいだろう
・・・と、何人もチョコッと入っては写真を撮ってます。

五雲楼

勿論、内部には誰も住んでいません。

承啓楼の左にある「僑福楼」

僑福楼

承啓楼の前の車道から先を見ると、幾つもの土楼が見えます。
村の散歩方々、歩いて廻ってみました。


まず名無しの土楼が現れました。

・・・入ってみました

名無し

名無し

向こうにも円形土楼が見えます。

これも名無しですが

名無し

栄興楼

栄興楼

承啓楼前に戻ってきました。

今度は、高頭村の中心の方へ歩いて行ってみます。

慶裕楼

慶裕楼

慶裕楼

寛成楼

こちらの方面もまだまだ幾つもの土楼が有りそうなんですが、もう大分見たので、夕方だし。そろそろ承啓楼に戻ってビールタイムにします。

承啓楼

承啓楼

承啓楼