2007/05/04 - 2007/05/05
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さとう1970さん
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香港から九広鉄道(九廣鐵路)に乗って広州に向かいます。
香港・ホンハム駅の中国本土直通列車の専用ゲートに入ると中にイミグレーションがあって香港の出国審査をします。同じ中国ではありますが香港は特別行政区。まだ国境があります。
九広通(ktt)の車両は2階建です。私は景色が見やすいように2階の席を指定しました。車内は2−1配列のシートでゆったりしています。走り出してまもなく飲み物とピーナツのサービスがありました。
車窓の景色を見ていると、このあたりは低湿地なんだなと思いました。うね以外は水がついているような畑が多いです。他に水田、何かを養殖しているらしい池、ブタ小屋もありました。途中の深セン近郊の村では、生活感たっぷりの民家の様子が見えます。悪く言うと荒れ放題(笑)な感じです。広州に近づくと高層アパートが多くなりました。どの家も雨だというのに洗濯物を干しています。絶対乾かないと思うのですが・・・。
終着の広州東駅に着くと中国の入国審査があります。その後地下鉄に乗換え、市内中心部の「公園前」駅に向かいます。外に出たら雨は本降りになっていました。折り畳み傘を買い街を歩きますが、雨だけではなく、むしむしした暑さと人の多さでかなり不快です(笑)。それでも一箇所ぐらいは広州の観光名所を見ておかなければ思い「六榕寺」に行きました。九重の塔(花塔)は高くて写真に収まりません。
街歩きは早めに切り上げるつもりだったのに、雨で地図を出しづらく道に迷ったり、空港バスの停留所が変わっていたりして、ずいぶん歩き回ってしまいました。結果的に広州の街の様子がよくわかりましたけど。
夕食は歩き疲れた体を癒そうと辛いものにしてみました。牛肉の唐辛子炒め。まずまずだったけど赤い唐辛子は辛くて食べられませんでした。肉と緑のやつは完食です。
いったん空港を経由して、空港敷地内の「南航明珠大酒店」に向かいます。ところがインフォメーションに聞いてもホテルへの行き方がわからないんです。すぐ近くなのですが、歩くのはちょっと無理があります。係の人がホテルの英語名を知らなかったのもしょぼいし、ホテルに直接連絡しろとか、タクシーしか無いと言われ全く役に立ちません。ホテルに電話しようにも公衆電話は全部カード式でめんどうです。だいいち電話で用件を伝えられる自信が全くありません。タクシーの運転手は「そんなホテル知らない」という感じで乗せてくれませんでした。困ったあげく3箇所目のインフォメーションでやっと答えが見えました。到着ターミナルAの9番バス停からシャトルバスが出ているとの事。最初からそれを言って欲しかった。そこには空港構内の南区を巡回する路線バスが止まっていました。運転手にホテルの名前を漢字で書いた紙を見せて確認の上、乗車しました。運賃は2元。たぶんホテルに電話すれば車で迎えに来てくれたのだろうとは思いますが、今回は結構苦労してしまいました。
チェックイン後も問題がありました。ホテルガイドにレストランは20:30でいったん閉まり22:00から夜食の営業を再開すると明記してあったんです。それを信じて22:00過ぎにレストランに行った私。なんとそこには「22:00で終了」の掲示が・・・。夜もずっと営業してたんじゃん!騙された。潮州炒飯食べたかったのに!ま、ここで食べていたら今日4食目だったので食べられなかったほうが良かったのかもしれませんが・・・。
「南航明珠大酒店(Southern Airlines Pearl Hotel)」はきれいで部屋も広いんだけど、どちらかというと中国南方航空のクルー向け宿泊施設という側面が強いみたいで、商売に力を入れている様子がありません。一般の旅行に使うなら、ターミナル直結のノボテルのほうが良いと想像されます。実は私、ノボテルがあるのを直前まで知らなかったのでこういうことになってしまいました。どちらも経営は南方航空らしいですよ。
帰りは中国南方航空CZ385便、成田行のB777で帰ります。JALとの共同運航です。朝はホテルのシャトルを予約しておいたので、苦労なく空港に到着。広州白雲国際空港は2004年に開港した中国最大の巨大空港です。中国南方航空のハブ空港でもあります。ターミナルも将来を見越してキャパシティが大きく作られているようで、お店のスペースも半分くらいしか埋まっていない感じでした。ちなみに旧空港は同じ名前で別な場所にありました。今でもホテルの場所を間違えたり騙されたりすることがあるようですので注意してください。
搭乗手続・中国出国を済ませ、ゲート近くのレストランで中国式朝食を食べました。お粥自体は健康的ですが「油条」がついてるので見た目よりこってりです。でもおいしかった。この店のメニューでやっと「酢豚(糖醋肉塊)」を見つけました。でも朝なのでやってません。昨日の店にもあったのかもしれませんが、いざ漢字だらけの厚いメニューを渡されるとあせって探せないんですよね。本場中国の酢豚を食べるという夢は今回も実現しませんでした。残念。
南方航空の機内食は全然ダメ。これならJALのほうがまだましです。飲み物もひどくぬるかったし、まだまだ中国民航だった頃のサービスを引きずっているんじゃないですかね。「食は広州に在り」とは良く言われる言葉ですが、少なくとも機内食にこの言葉は当てはまりません。前に東方航空に乗ったときの機内食はおいしかったので、中国の航空会社は南方航空より東方航空がおすすめです。
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九広通(ktt)の車両は2階建です。
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九広通(ktt)の特等車は2−1配列のシートでゆったりしています。
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走り出してまもなく飲み物とピーナツのサービスがありました。
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深セン駅前
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深セン−北京西の特快列車
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車窓の景色を見ていると、このあたりは低湿地なんだなと思いました。うね以外は水がついているような畑が多いです。
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一箇所ぐらいは広州の観光名所を見ておかなければ思い「六榕寺」に行きました。
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「六榕寺」の九重の塔(花塔)は高くて写真に収まりません。
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牛肉の唐辛子炒め
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広州白雲空港敷地内にある南航明珠大酒店(Southern Airlines Pearl Hotel)
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広州白雲国際空港
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巨大な中国国旗が掲げられたゲート
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中国式朝食
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