2007/04/30 - 2007/04/30
368位(同エリア409件中)
スキピオさん
ゴールデンウィークの、夏日となった一日、目白駅を出て、落合の街を歩いてみました。
【お地蔵様・・・薬王院】
目白駅→バプテスト教会→おとめ山→七曲坂→氷川神社→野鳥の森公園→薬王院→レストラン→目白駅
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【目白駅】
目白は、江戸五色不動の一つ「目白不動」があったことからついた地名。
ちなみに他の御不動さんは、目黒、目赤、目青、目黄の四つで、だいたい江戸の町を一回りしていました。他に地名としては目黒が残りました。
この五色の不動をトリックに使い、シャンソンとからみ合わせて書かれた推理小説が、「虚無への供物」(中井英夫)です。ずっとまえにNHKで映像化されたことがありました。深津絵里という女優(中で彼女はシャンソンを歌っていました。歌手という役どころでしたから)、仲村トオルという男優をそのドラマで初めて知りました。 -
【レストラン「風見鶏」】
本当は、この斜め前の「蚤の市」というレストランで夕食をとろうとしていましたが、連休のため休みでした。
しかたありません。一回りして戻ってきて、ここで夕飯としましょう。 -
【レストランの店構え】
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【バプテスト教会(目白ヶ丘教会)】
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【おとめ山公園入り口】
「おとめ」と平仮名で書いてあるので ? ? ? と思っていたら、理由がわかりました。
「おとめ」とは「乙女」ではなく、「御留」という漢字を書くそうで、「立ち入り禁止」の意味なのだそうです。新宿区もさすがにこの字を使うことはできないのでしょう。誰も公園に入れなくなりますからね。
ちなみに、ここは将軍の狩猟場でしたので、「立ち入り禁止」になっていたから、ということです。 -
【シャガ】
樹木に覆われた、少し暗い緑の中に白が際立って美しい。 -
【おとめ山公園の池】
ゆったりと緋鯉が泳いでいました。一瞬東京にいることを忘れます。 -
【おとめ山公園の池】
この池には名前はないのでしょうか。名前が欲しい。 -
【ざりがに、ざりがに】
今日はザリガニ受難の日、ですね。 -
【ザリガニ捕りの子供たち】
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【ザリガニと戯れる】
怖くて、ザリガニにさわれない子供たちは棒でつついて遊んでしました。そこを通りかかった「スキピオ太郎」は「ザリガニをいじめてはだめですよ」と言って、ザリガニを水の中に入れ、逃がしてやりました。
のちに、スキピオ太郎のもとに大きなザリガニがやってきて、という具合にはいかないでしょうね。
現実は、スキピオは子供たちが遊んでいる姿を写真で撮っているだけ・・・ザリガニは自力で橋から水の中にダイブして脱出しました。めでたし、めでたし。 -
【おとめ山讃歌のプレート】
七五調の立派な定型詩ですが、内容はいまひとつ・・・ -
【忘れな草】
おとめ山のとなりに中学校と小学校がありますが、その間の小さな道の歩道に咲いていました。
「忘れな草」はフランス語で「myisotis ミオゾティス」と言います。ギリシャ・ラテンから来ている言葉で、形が似ていることから「ネズミの耳」という意味だそうです。
「忘れな草」はもしかするとゲルマン・アングロサクソン系の言葉かも知れません。 -
【ツツジ】
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【地面の新宿区のマーク】
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【公道と私有地の境を示す道界】
僕の町の道界よりも立派なので写真に・・・ -
【七曲坂】
小学校裏にある下り坂の名は、七つのカーブがあるのでその名がついたそうです。ここでスキピオ、アルキメデス並みの発見をして、小躍りする。
よく考えてみると、パリには、というよりフランスには(もしかするとヨーロッパには)、坂がないことに気付く。
そうだ、このたびもモンマルトルの坂道を何度も上り下りしたけれども、その道に「・・・坂」という名は付いていなかったと思う。たとえば階段のある「モン・スニ通り」は「通り」という名は付いているけれども、坂や階段に名は付いていない。
その点、日本では通りに名がないのが普通だが、「男坂」「女坂」「道玄坂」などなど坂に名がついている場合が多い。
つまり、日本人は坂に対する思いが強いことがわかる。横溝正史に『病院坂の首くくりの家』という小説があるが、これも「坂」のイメージが一役買っている。対して、フランスの小説に「坂」が付く題名などないかも知れない。これはおもしろい。 -
【蔓日日草】
清楚な色調の花で、風車(かざぐるま)のようなかたちをしています。 -
【八重の山吹】
七曲がりの坂を降りる途中で見つけました。山吹は主張しないところがいいのですが、八重の山吹には少し媚のようなものが感じられます。でも下品でないのがいい。 -
【塀からこぼれ出た藤の花】
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【氷川神社】
七曲坂を降りきったところに、神社がありました。神社・仏閣(西洋なら教会)好きのスキピオ、迷うことなく境内に入り込みます。
ちょっと立ち寄っただけでしたが、三人の方がお参りしていました。あるいは通りがけかもしれませんが。でもそれだけでも、この神社が地元の方々になじんでいることがわかります。 -
【神社の狛犬】
もちろん新しいものですが、よくできています。斜に構えて睨みすえている姿は生き生きしています。 -
【鈴】
ピカピカに磨き上げられた鈴は、祈りが通じそうで気持ちがいいですね。
帰ろうとしたとき、ここの宮司さんらしき方が境内を横切りました。こちらを向いて、丁寧にお辞儀をなさるので、こちらも少々狼狽気味に返礼しました。
この神社に感じの良い雰囲気が充満している理由がわかったような気がします。 -
【路傍のお地蔵様二体】
七曲坂を降りたところに、お地蔵様が住宅の塀を背にしていらっしゃいました。
供えられた花は造花ですが、ほこりにまみれて汚くなっていないのがいいです。造花のほこりまみれほど不愉快なものはありませんから。どなたかが掃除しておられるのでしょう。 -
【野鳥の森公園】
斜面を利用したささやかな公園(庭園と言った方がいい)は、「森」という少し大げさすぎる名前を与えられています。 -
【木漏れ日を求めて群がるオタマジャクシ】
小さな公園に、小さな池がありました。魚などとてもすめそうにありません。そのかわり、オタマジャクシの天下となっていました。彼らは向日性なのでしょうか。日だまりの中に群がっていました。 -
【薬王院の六地蔵】
「野鳥の森公園」を登りましたので、薬王院には上の墓地からのアプローチとなりました。
ですから、目的の「牡丹園」はこの六地蔵の下に広がります。
ちなみに表紙のお地蔵様はこの六地蔵のお地蔵様ではありません。坂の上によい顔をしておられたので写真におさめました。 -
【お地蔵様】
六地蔵の手前から二番目のお地蔵様です。泣いているような、笑っているような、なんと俗っぽいお地蔵様でしょうか。本来なら、地蔵菩薩は世界を経巡り、厳しい修行をし、如来を目指すべき方であるのに、というより、歩き回っておられるからでしょうか、庶民のささやかな願いを聞き入れてくださるような、そんな仏になったのでした。 -
【牡丹】
牡丹散って 打ち重なりぬ 二三片
与謝蕪村 -
【黄色い牡丹】
牡丹や薔薇はいつも主役となるばかりか、『牡丹灯籠』『薔薇の名前』のように物語の題名にもなっています。どちらもおどろおどろしい物語なのは偶然でしょうか。
牡丹はもちろん俳句や和歌でよく詠われました。 -
【赤い牡丹】
牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
花の占めたる 位置のたしかさ
木下利玄【1886-1925】 -
【薬王院本殿】
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【牡丹園坂道】
この坂道を登りきったところに六地蔵が勢揃いしておられます。 -
【シャクナゲ】
牡丹と比べると、ずいぶんと地味に見えます。咲いているところも、シャクナゲは牡丹園に隣接する駐車場でした。 -
【富安風生の句碑】
中空に 日のとどまれる 牡丹かな
(94年) -
【あばら骨の仏様】
このあばら骨のひとは誰でしょうか。「あばら骨」と言えば、釈尊の十大弟子の一人、迦葉(かしょう)が浮かぶことでしょう。もしかすると彼かも知れません。 -
【門扉の浮き彫りの文字】
「瑠璃山」の「瑠」の文字。 -
【門扉の浮き彫りの文字】
瑠璃山の「璃」の文字。 -
【東長谷寺 瑠璃山 薬王院】
あの有名な、奈良の「長谷寺」が西なのに対して、これは東ということでしょうか。それならば、鎌倉の「長谷寺」はどうなるのでしょうか。 -
【ジャスミン】
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【レストラン】
コース2600円なりと、葡萄酒はハウスワインと称するもの、やはり一本2600円なりを注文しました。コート・ド・ヴァントゥーという、葡萄酒がでてきました。
僕の連れ合いは380円なりで「サン・マルク」というデザート(ケーキの一種)を食べておりました。
その店に一言・・・パンがガーリックパン一切れとは、あまりにひどい(お代わりは別料金ですと)。ガーリック付きのパンですと、料理の本当の味がわからなくなります。それと、パンは値段を考えずに、ソースをたっぷりつけて食べたいものです。フランス料理を標榜するなら、そのくらいはしてほしい。
やはり「蚤の市」に入れなかったことが、じわじわと残念になってきます。
最後に一言・・・テーブル等、店の感じは良かったです。 -
【目白駅遠景】
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