ローマ経由で行くチュニジア＆チュニス編

2007/02/25 - 2007/02/26

二月中旬発コリアンエアー成田〜ローマ往復55000円なるものを発見！
韓国の山茱茰村に行こうと大韓航空の格安航空券を検索していたときだ。
チュニジア周遊のきっかけはここから始まる。

航空保険料・燃料サーチャージ23320円
出入国税 6060円　成田空港施設使用料2040円は別途だが韓国ストップオーバーが6泊7日までプラス10000円というのも素晴しい。

チュニスエアーローマ→チュニスは週１便で日曜日のみだが成田を日曜朝に出発すると仁川、ローマ経由ながらチュニス当日着が可能。日本でチュニスエアーローマ→チュニスを20000円＋航空保険料・燃料サーチャージ5640円で購入し初アフリカへ旅立った。

◇帰国後の感想：
成田からチュニジアはエールフランスが一般的で便利だと思う。韓国に用がありイタリアにも行きたいという人向きルートかも。

写真はチュニスのメインストリート、ハビブ・ブルギバ通り。

エリア チュニス(チュニジア)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: 大韓航空

旅立ちの前にソフトクリームを食べる。
わたしのおまじないであり儀式なのである。
無事帰国できますように・・
案じながら食べると旅がスムーズにいく気がするのだ。

成田空港第一ターミナル北ウイングにTULLY`Sがあり無事おまじない完了。
ここから見る空港のザワメキはちょっといい感じ。

2月25日（日）成田9時20分発。
始発のエアポート成田は冷蔵庫みたいに寒くて、砂漠用のホカロンをいきなり使ってしまった。

大韓航空の機内食その１

大韓航空の機内食その2

話に聞いたことはあるが、これが噂のビビンバか?とちょっぴり感激する。
機内でカチャカチャ混ぜる音が響いておもしろかった。

大韓航空の機内食その３

これは夜食のピザ。
おにぎり、かっぱえびせん、ピザが入った籠を持ったスッチーさんが配って歩く。

大韓航空のヨーロッパ線は機体が古いぶんサービスはいいらしい。
エコノミーでも歯ブラシ、アイマスク、くつしたをもらえた。

ローマで乗り換え。
ローマ19時25分発チュニス行きが、なぜか案内掲示板にない。
あせって空港のポリスで聞いたら「ADR」でチェックインしなさいといわれる。
イタリア語だから電子辞書片手あせりまくり。
「ADR」はとてもわかりづらくフェラガモの10ｍ南少し奥まったところにあった。

ところがチュニス便は22時発だった。日本で発券したチケットが間違いだという。
おまけに搭乗口も二回変更になりヤレヤレ。

ローマを出たのは22時40分だった。
チュニスエアの到着を待っていた22時頃のことだ。
待合室にすごい悲鳴があがった。
殺人事件が起こったのかと思ったら男性が倒れていた。
脳卒中？脳溢血？よくわからないがチュニジア人の若い男性だった。
救急車が来て運ばれていったが旅先で倒れたら大変だ。

イスラムの国なのに機内でアルコールを販売！けっこう売れるからまた驚く。
機内は男性アテンダントのみ。
ロイヤル・ヨルダン航空もイラン航空もそれは美しいスッチーがいたのに残念。

チュニスエア機内食

夜9時前に着くというから選択したのに0時10分着。
空港からホテルに電話して二階出国ロビーから流しのタクシーをつかまえようとしたら黒の革ジャンおやじが待ち構えていた。

おやじを無視し警備のお兄さんを盾にしてタクシー乗り場の黄色いタクシーに乗り込むとおやじが騒ぎだす。
「オレの客だ。横取りすんな」
黄色のタクシー運転手と夜中の口論である。

発車してしまえばこっちのものだ。ホテルまでD10＝950円だというのでボラれなくて良かった?夜中だし運転手がイヤラシイおやじだったらどうしよう、と思ったけれどいいおっちゃんだったしこっちもよかった?

ということでホテル着は夜中の１時すぎ。

チュニスのホテルは「Hotel Salammbo」
駅近なのと英文Eメールで予約できるのが決め手となった。

チュニジアのホテルは料金表がドアに貼ってあるところが多い。

予約した部屋はシングルでD24＝2300円。

洗面台とシャワー付きトイレなし。

そして掃き出し窓とベランダ付き。

朝食はホテルのレストランでいただく。

フランスパン　バター　あんずジャム　コーヒー　ミルク。
朝食はこのパターンが多い。

パンの皮はパリっとしているが、なかはとてもキメが細かくしっとりしている。

写真はホテル近くの国立劇場。
にぎやかなハビブ・ブルギバ通りに面している。

ハビブ・ブルギバ通りは街路樹が見た目も爽やか。
パリっぽい街路灯の先に大聖堂が聳える。
このあたりはヨーロッパの雰囲気が濃い。

大聖堂のマリア様。

大聖堂を西に進むとフランス門につきあたる。
メディナのメインゲートだ。

門をくぐると旧市街メディナになる。
メディナはマグレブにおけるアラブ都市文明のモデルとして世界文化遺産になっている。

メディナのスークは活気がある。人も多い。
ここでおもしろいことを発見した。
方位磁石で東の方向に進む、するといつのまにか北方向に歩いていたりするのだ。まさに迷路。

スークの一コマ

メディナの屋台で食べたサンドイッチ。
丸いアラブパンにハリッサという香辛料の入った唐辛子ペーストとゆで卵を砕いたものを入れる。D0.6＝50円で食べ応えあり。

スークで買ったスリッパ。
軽いのがいい。ホテルの室内、飛行機のなかで重宝した。
今はべランダで活躍している。

当初の予定はチュニジア周遊後マルタへ飛び、マルタから船でシチリアのカターニャへ。
そしてシチリアのパレルモから船でローマの北チビタベッキアへ行きローマの空港へ直行する予定だった。
しかし予定通りにいかないのもまた旅なり。