モルディブへ帰る -- バニヤンツリー ヴァビンファル --

2007/03/11 - 2007/03/17

12年前に初めて来た時にモルディブにはまってしまい、その後毎年訪れましたが、今回は6年ぶり。やっと戻って参りました〜。

バニヤンツリーは初モルディブ時代から憧れのリゾート。実際訪れてみると想像以上の素晴らしいリゾートでした。
滞在中は痛いくらい晴れ。やっぱりモルディブは乾季に限ります。

リゾートからメインジェッティ（桟橋）を見た風景。
桟橋脇の水際では毎日16:30からエイ（丸いタイプ）の餌づけが行なわれていて、スタッフに犬の様にまとわりつく大きなエイが可愛らしいです。エイ立ち泳ぎ状態。

エリア 北マーレ環礁(モルディブ)

• 航空会社: シンガポール航空

シンガポール航空を利用しました。画面の前の席（4人席の中2席だけど、前に人がないので楽）を押えてもらったのですが、離陸する時私の席だけ自然にリクライニングされます！いすが壊れていたようで、スッチーに伝えたら、前席が無い3人掛けの窓際の人に交渉してくれて、窓から2席をゲット。幸先良し！

旅行会社（今回グルービー利用）にハネムーンと伝えておいたら（パスポートは旧姓だが、本当はハネムーナーではない）飛行機の中でハネムーンケーキが！ドリンクはお約束のシンガポールスリング。
クラッシックショコラのケーキは大変美味で、残りをリゾートまでお持ち帰りしました。

懐かしのマーレ空港へ。
バニヤン行きは私達以外に西洋人夫婦が一組。バニヤンボートは今までみたいな小さいスピードボートではなく、ゴージャス仕様。屋根とかあるし。冷たいおしぼりや水をもらって気分も盛り上がってきます。
リゾートに到着すると長い桟橋を渡ってフロントへ。ウェルカムドリンクを頂いた後、その場で記念写真の撮影が。この写真はリゾートを発つ時プレゼントされるのですが、すっぴんでぼさぼさの髪、眠くてムクんだ顔で撮影は頂けません。

部屋に入るとどーんとベットが。

天蓋つきのロマンティック仕様。

ベットはこんな風に飾りつけ。（初日のみ）

毎日ベットメイクの時に翌日の案内とギフトがおいてあります。
1日目のギフトはかめです。

このようなちょっとしたおくつろぎスペースが。

壁には木彫りの額が飾ってあって、素敵な感じにライティングされています。

部屋にはお香立てと香炉がおいてあって、毎日新しいものが補充されます。日毎違う種類が補充されるという情報でしたが、後半は毎日ローズでした。別にいいけど。
香炉お香類は全て充実したバニヤンギャラリーで購入可。

ライトも雰囲気にあった素敵な感じです。

洗面所は寝室のドアをでると半野外の形になっています。開放的でいい感じ。左手はクローゼット。

この後鏡の上の壁に巨大ゴキブリ発見！

シンクも二つあるので便利。蛇口の形が違います。わかりずらいですが、左は通常のタイプ、右は滝の様に流れるもの。おしゃれ！
シャンプー、リンス類はエコ配慮の陶器製詰め替えタイプ。アメニティーも充実していて、男女別のポーチが用意されてます。ポーチ、スリッパ、ガウン、ビーチバックはオリエンタルな同柄のもの。ガウンはもちろんですが、ビーチバックは持ち帰ったら加算されます。（清算の際加算されたので返却した人。だって書いてなかったし･･･）

洗面所の右手にシャワースペース。大きな一枚石の足場が気持ちよいです。水の出具合、温度も良好。
シャワーは野外にもあります。こちらは竹の筒からでてくる打たせ湯タイプ。

野外スペースにでたところにジャグジーが。大きくて温まるのに数時間がかかるということだったので、しょっちゅうONし続け、頻繁に入っていました。

翌朝。ヴィラからの眺め。
バニヤンではマーレ時間より1時間早いリゾートタイムで時が進みます。

デラックスオーシャンフロントのお部屋はすぐ前がビーチ！
ガゼボの脇に立てかけてあるのは、専用のフローティングマット。海の上に浮かべて、その上で寝っころがれる楽しいグッズ。しかし日焼けは避けられません。

隣のヴィラとの間にあるハンモック。
直射日光があたる危険な場所にあるハンモックも多い中、このハンモックは良い具合に木陰にあって最高でした。

部屋のちょうど目の前に姉妹島であるアンサナが見えます。
左側のパラソルとビーチベットが私達の。（なんでかベットが3つ）

ビーチの奥側にヴィラの門があります。

玄関へと続く石畳は日中熱せられて裸足では歩けません。

10番のお部屋。部屋毎についている魚の名前が可愛い。
この魚のプレートと同じものがスーベニアショップで、おそろいのタグと一緒に売られていました。惹かれるけど、、、迷って止めました。
上の木のルームプレートはそれぞれ横の板をひっぱると（お部屋きれいにしてください）（起こさないで下さい）の表示ができる仕組み。

小道に入ったところにコテージの扉があります。

初日はSUNDAYブランチだったので、ビーチ沿いのSangu Gardenに用意されていました。通常ランチの時のみ利用。

リゾートは4月末までFULL BOOKINGとのこと。
食事時は賑わうので、ゲストチェックに楽しい時間。
ヨーロピアンが多いですが、アジア人も数組。格好とかで段々区別がつくようになりましたが、実は日本人率より韓国/中国人率の方が高かったのが驚きでした。

朝食の際にはフルーツバーの様なものが作られて、スタッフがその場で希望のフルーツを切ってくれました。
ある日の朝食。マンゴー、プラム、キュウイ、マンゴスチンと茶色い枝豆状のフルーツ＝中身はねちょねちょしていてさつまいものような味。

バニヤンのハネムーナーサービスの1つ、カップルマッサージレッスンに早速TRY。期待せずいってみたら、これがすごうくよかった！お互いの身体を練習台にマッサージを教えてもらいました。私は足のマッサージをやってもらいつつ、彼がそれを覚えます。逆に彼は肩のマッサージをやってもらいつつ、私がそれを覚えるというもの。2時間くらいかけて丁寧に教えてくれます。さほど力を入れなくてもポイントに入る絶妙な押し方なんかを教わったのに、、、今はすっかり忘れてシマッタのが悔やまれる・・・

通常のスパスペースを使って行なわれます。
よく風が通ってきもちがいい。
最初にお気に入りのお香を選ばせてもらいました。

オイルセット。
同じものがリゾートのレセプションにも置かれています。
毎朝スパのスタッフが丁寧に飾っていました。

ベットの奥にバスタブとシャワースペースがあります。

マッサージの最後には約30分ほどのクールダウンの時間が設けられていて、フルーツと一緒にジンジャーティーもしくはレモングラスティーを頂きます。

あまりに気持ちよかったので、早速翌日にも予約をいれてしまいました。私はフェイシャル、彼はバリニーズマッサージ。

夕方サンセットジェッティーにてシャンパン サンセットが行なわれるということで行ってみました。
桟橋の先のスペースから、シャンパンを飲みながら夕日の沈む様子を眺めようというモノ。

もうすぐ沈みそう。

沈みました。

サンセットジェッティ側はメイン桟橋サイドよりも風が強く、コテージの砂浜も削られて土嚢が丸見えなのがやや美しくないという感じでした。

毎週火曜日の18：30からカクテルパーティがあります。
ギター奏者などもいて、飾りつけもいい感じ。シャンパン、ワインとおつまみが用意されてます。
スパのスタッフがショルダーマッサージをやってくれる場もあり。

日本人スタッフななみさんを囲むゲストを見て、意外な人が日本人だったと判明。アジア人の区別って難しい。

パーティ会場のビーチの一角に飾りつけされたテーブルがセッティングされてました。ゴージャス！
誰かビーチディナーするのかと思っていたのですが、結局夜になってもこのテーブルが使われた形跡はありませんでした。
何だったんでしょう？ロマンティックディナーの促販アピールだったんでしょうか？

夕日を背にギターを弾く人。

日が沈むとまずピンク色に、それから空全体がオレンジに染まります。

エクスカーションで水上飛行機にのって空中遊泳してるゲストがいました。
すごーく高そうなんだけど。恐るべしバニヤンゲスト。

我々はスノーケリングサファリに参加（US$24/1人）。
リゾートではマスク、フィン、ジャケットが無料で借りられます。
ポイントはまあまあ。目が肥えてしまっているからでしょうか？ハウスリーフでも充分きれいかな。

くつろぐのに良いスペースがいろいろありますが、私は大抵ハンモックの上でのんびり。

バーの様子。
サンドカーペットになっています。
リゾートの中でこのバーの砂が一番細かくて気持ちよかった。

バナナコラーダとマンゴダイキリ。だったと思う。

バーからの眺め。

ビーチには誰もいません･･･

レストランなどに通じる道の砂は、貝殻の砕いたものがまざっているような粗めのもので、裸足では結構痛かった。

ビーチはいつも空いています。
日中はあまりにも日差しが強く、気温も高いので、みんな部屋にこもっているようです。

私達の泊まったコテージ。

アンサナ

ダイビングの話。
バニヤンのダイブはボートは午前のみ。アンサナゲストと一緒。2本潜ります。効率いいですが、その分遠くのポイントには行けません。ボートで60分位のとこにマンタポイントがあったのに却下。マンタシーズンなのにぃ。
一人参加の人が多く、私も一人で参加。1回目は外人ばかりで、ブリーフィングの内容があまり聞き取れなったせいで問題が。イントラがエア切れ外人を連れて上がった後、そこで待ってるのかと思いきやみんな好き勝手に泳ぐので、意地になって留まってたら、早くコイと言われる始末。どうやらその後はアドバンスの人について勝手に泳いでいいということだったらしい。万全装備のおじいさんがいたけど、マナーが全くなってない。珍しいモノがいると、写真撮るのに近づいて離れない。私達に見して！順番よ！写真に一生懸命で珊瑚を蹴る。大きなカメをみんなで見てたのに、近くにより過ぎて逃げちゃった。もう。
2回目は日本人夫婦と一緒で、100本記念で寄せ書きを書いた布を持って写真撮ってた。バディになった外人がすごく気をかけてくれて少しうざい。ミノカサゴがいっぱい。

部屋の前からでもきれいなサンセットが眺められました。

コテージ前の木に大きなカニがいました。

ハネムーンサービスとしてコテージでバーベキューディナー。
お肉とシーフード各人別のものを頼めるのが嬉しい。（シーフードは一人追加US$40でしたが）

スタッフが目の前で焼いてくれます。
フルで忙しいのに、私達のためにスマンね、という感じです。

モルディブ人の彼はバニヤンとは２年契約。生まれはモルディブの端の環礁にある島で、マーレからドーニで2週間！！かかるらしい。

バーベキューとはいえ、ちゃんとフルコースです。

前菜
・BBQ Tiger Prowns and Vegetable Skewer on Smoked Salmon, Tomato, Caper & Spinach Onion Salad with Balsamic Vinaigrette

・Grilled Marineted Tiger Prawns with Cucumber, Tomato and Mix Leaf Salad, Mango Sweet Chilli Yogurt Dressing

メイン
・Grilled Maldivian Lobster Fresh Locally Caught Yellow fin Tuna Served with Vegetable Brochette Poteto and Grain Mustard Salad Grilled Corn Cob Fresh Tangy Coleslow

・Australian Sirloin Steak Mirinated Lamb Cutlets Spicy Beef Sausages Served with Vegetable Brocette Jacket Poteto Grain Mustard Sour Cream Grilled Corn Cob Fresh Tangy Coleslaw

ロブスター最高！

デザート
・Banana Cream Brule with Coconut Biscotti

・Fresh Tropical Fruits with Citrus Sorbet

デザートも全く手を抜いてません。

ちなみにバニヤンにはアイスクリームバーがあります。
サーティーワンみたいに種類はないですが（当たり前）8種類ほどアイスケースに入って置かれています。
モルディブといえば氷さえもろくになかったのに、アイスとは！

バニヤンで人気の無人島でのロマンティックディナーには全く興味なかったけど、割とほっとかれる（サーブした後スタッフがいなくなるので）今回のディナーはとてもいい感じでした。
翌日隣のコテージの日本人が同じハネムーンディナーをしていましたが（でも偽ハネムーナーと見た！）、運悪く雨が降ってきてしまい、部屋の中にテーブルをいれて食べていたけど。

滞在中のギフトの数々。
民族衣装型の香り袋。
きれいな柄の筒。
コーン型のお香。
カメの人形。
３色のロウソク。
ゾウの扇。

最終日の夜中は大荒れの天候。一晩中雷がなっていました。遮るものがないので音がダイレクトに伝わってくるので迫力。何度か近くの海に雷が落ちたようです。

メインジェッティの先にはいろとりどりの魚がいっぱい。
パンをまきながら、バニヤンでの残り少ない時間を惜しんでいるところ。

最終日はリゾート出発が21：15だったので、昼のチェックアウト後に3時間のスパコースを予約。

バリニーズラプソディというコースで、
フットバス、フェーシャル、バリニーズマッサージ、ライストリートメント、レインミストスチーム（これがしたかった）という全身ぴかぴかコース。カップルで350ドル。

レインミストスチームのスペース。
身体にお米とミルクで作ったライストリートメントを塗りたくって、スチームをかけます。
締め切ってスチーム状の空間にするのだけど、こんな辺境の地で、見事なまでの完璧なスチーム状態（真っ白で周りが全く見えない）。
侮りがたしバニヤンスパの実力。

至福の時。
マッサージ終了時に小さな鐘を鳴らして知らせて（起こして）くれる。終ってもまだ夢の中にいるよう。

最終日は金曜日だったのでモルディディビアンナイト。
ディナーの前にモルディビアンダンスが披露されます。
太鼓をたたく人も踊る人もリゾートのスタッフでしょうか？？

ゆっくり夕食を食べて、リゾートともお別れです。

帰りのマーレ空港ではほとんどが韓国人！シンガポール経由というのもあるのでしょうが、以前着た時はアジア人はほとんど日本人だったので。

モルディブはいい。というのを再認識した旅。
心からくつろげるのでした。
やはり毎年こなければ・・・

この旅行記へのコメント （2）

• sunnyさん 2007/04/21 19:18:57

  お帰りなさい〜

  そろそろかな？と思い遊びにきました。
  バニヤンはやっぱりアンサナよりゴージャスですね。
  ホテルの内部も素敵です。
  お香はアンサナと同じなのかしら？私達は気に入ってショップで買って帰りました。スパはいかれましたか？
  
  ところでハネムーナーってケーキゲットされたんですね。いいな♪
  今度やってみよう（笑）
  
  私は先日、二度目のイエメンへ行ってきました。
  正月のエルニドもそれなりに楽しかったのですが、やっぱり私には秘境とかがあってます。
  
  完成された頃、また遊びに来ますね。
  
  sunny321

  じょらさん からの返信 2007/05/13 01:27:51

  お返事遅れてごめんなさい！

  やっと旅行記キレイにしました。
  そしてバニヤン食事編について着手しはじめました。ふー。
  SUNNYさんはいつもUPが早くて尊敬します。
  私も感動が新鮮なうちにやってしまいたいのですが・・・
  
  スパは結局2回いきました。
  旅行先のスパは興味ないのですが（同じ金払うなら日本で効果のあるエステを受けたい･･･）バニヤンスパは本当に気持ちよく、また空間や雰囲気もよかったので、できたら毎日したかったくらい。高いからな〜。
  
  アンサナ上陸は結局しませんでした。
  スパとかダイビングとか盛りだくさんだったし、バニヤンが素敵だったので、バニヤンを満喫したい気持ちになってしまいました。
  
  最高に夢心地の毎日でした。
  次回はどのリゾートに行くか今からチェック始めようと思います。
  
  SUNNYさんはイエメンですか。
  またお邪魔して感想述べさせていただきます。
  
  じょら