バクーのゴブスタンで先史時代の岩絵を見る

2007/04/06 - 2007/04/06

　トビリシの近代的な新しい空港を１８時に離陸したアゼルバイジャン航空の飛行機は約１時間の飛行後バクーの空港に到着した。

　機中でコーカサス山脈の雪山を窓外に観察できた。

　入国手続きを終えて出迎えのバスに乗り街を一瞥するとアルメニア、グルジアの街に比べ裕福な国だと判る。道路が整備され建物も老朽化して放置されているものがない。端的に言えばインフラに資金が投下されているのである。カスピ海で採掘される石油が国の経済を潤しているのであろう。

　メインストリートを走行してみても近代的な高層ビルが立ち並び、カスピ海沿岸では石油を採掘している設備が林立している。　そしてガイドの説明によればバクーでは石油に関係した職業についている人が半数を超えるということだから石油に依存している都市だということが判る。

　カスピ海は風が強く船がでないので予定されていたクルーズは取りやめゴブスタンの先史時代の岩絵博物館を見学することになった。

　博物館といっても建物があるわけではなく集積した岩場全体が野外露天絵博物館になっているのだ。

　このコブスタンの博物館には６５００の絵があることが確認されている。そして４３００年前に描かれたものが一番古いものであることも判っているという。

　ガイドは英語で説明するのだが細部までヒヤリング出来ない。先史時代の絵だと言うことだけしか判らずおよその年代もよく聞きとれない。

エリア バクー(アゼルバイジャン)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

トリビシ〜ヤクーの航空機から見たコーカサス山脈の雪山

カスピ海とバクー市の町並み

バクー市街の町並み。

高層ビルが立ち並び目下発展中との印象が強い

天然ガスを供給するパイプライン

石油精製工場

石油採掘設備

先史時代の岩絵があるゴブスタン博物館の標識。アゼルバイジャン語で書かれている。

ゴブスタンの岩絵博物館。多数の岩が露天に晒されている。岩山の中に洞窟がある。

岩に人型の絵が描かれている。

岩絵

岩絵

神聖な岩穴。穴を通り抜けると幸せになれると言われている。

岩絵

岩絵