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民宿で目覚めて リゾートホテルでしめくくることになる<br />旅の真ん中の日。<br /><br />お天気に恵まれ、海も太陽も輝いて。<br />島のゆったりとした時間の流れに ここちよく染まってゆきます。<br />

瀬戸内アート紀行(2)~海と光とBenesse House

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2007/03/16 - 2007/03/20

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huwa

huwaさん

民宿で目覚めて リゾートホテルでしめくくることになる
旅の真ん中の日。

お天気に恵まれ、海も太陽も輝いて。
島のゆったりとした時間の流れに ここちよく染まってゆきます。

同行者
友人
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩

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  • 直島滞在の2日目は 本村港の朝のお散歩から。<br /><br />漁船がずらっと浮かんでいて <br />スクールボートの発着場があって <br />郵便局の船も泊まっていて。<br /><br />直島も島だけれど 周辺にはもっと小さな島もたくさんあるので <br />そういうところから学校に通う子供たちや 郵便物を<br />船で毎日運ぶんですね。<br />

    直島滞在の2日目は 本村港の朝のお散歩から。

    漁船がずらっと浮かんでいて 
    スクールボートの発着場があって 
    郵便局の船も泊まっていて。

    直島も島だけれど 周辺にはもっと小さな島もたくさんあるので 
    そういうところから学校に通う子供たちや 郵便物を
    船で毎日運ぶんですね。

  • そんな小さな島のひとつが向島。<br />直島からわずか150メートルの距離です。<br /><br />この日は「向島プロジェクト」の見学ツアーを予約して、船でお出かけしました。<br />

    そんな小さな島のひとつが向島。
    直島からわずか150メートルの距離です。

    この日は「向島プロジェクト」の見学ツアーを予約して、船でお出かけしました。

  • 何を見学するのかって?<br /><br />アーティストの川俣正がそこにスタジオと住居をかまえ、瀬戸内の海と島をテーマにしたアート・プロジェクトを始動したのだそうで、そこがどんなところかを見学するのです。<br /><br />川俣さんといえば、横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして有名な世界的アーティストですが、確か越後妻有でも「松之山に住み込む」というプロジェクトを展開中のはず。<br /><br />いったい本当はどこに住んでいらっしゃる方なの??(謎)<br /><br />とにかく住民票は去年この直島(の向島)に移されたそうです。<br />東京麻布のスタジオは引き払って。<br />(でもパリにはまだスタジオがあるんだそう…)<br /><br />写真はそんな川俣さんの向島プロジェクトハウスからの景色。<br />目の前が海です。いいなあ…。<br />

    何を見学するのかって?

    アーティストの川俣正がそこにスタジオと住居をかまえ、瀬戸内の海と島をテーマにしたアート・プロジェクトを始動したのだそうで、そこがどんなところかを見学するのです。

    川俣さんといえば、横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして有名な世界的アーティストですが、確か越後妻有でも「松之山に住み込む」というプロジェクトを展開中のはず。

    いったい本当はどこに住んでいらっしゃる方なの??(謎)

    とにかく住民票は去年この直島(の向島)に移されたそうです。
    東京麻布のスタジオは引き払って。
    (でもパリにはまだスタジオがあるんだそう…)

    写真はそんな川俣さんの向島プロジェクトハウスからの景色。
    目の前が海です。いいなあ…。

  • 島内の国盛社へと向かう <br />木洩れ日の道。<br />

    島内の国盛社へと向かう 
    木洩れ日の道。

  • ふいに眼下に見えた <br />絵のように美しい入り江。<br />

    ふいに眼下に見えた 
    絵のように美しい入り江。

  • その入り江へと降りてゆく小径に<br />真っ赤な椿の花と 小さなお地蔵さま。<br />

    その入り江へと降りてゆく小径に
    真っ赤な椿の花と 小さなお地蔵さま。

  • な〜んにもない浜辺。<br />わあ こんな海で泳ぎた〜い!<br /><br />でも海の家もシャワーもトイレもないから <br />住んでいる人しか泳げない海なんですよね〜…。<br />

    な〜んにもない浜辺。
    わあ こんな海で泳ぎた〜い!

    でも海の家もシャワーもトイレもないから 
    住んでいる人しか泳げない海なんですよね〜…。

  • すばらしく透き通った水。<br />ああ ここに住民票を移す人の気持ちがわかってきました…(笑)。<br /><br />

    すばらしく透き通った水。
    ああ ここに住民票を移す人の気持ちがわかってきました…(笑)。

  • 人口20人足らずのこの島に、去年 川俣夫妻が引っ越してきたのは もうものすごく久しぶりに島の人口が増えた大事件だったもよう。<br /><br />川俣夫妻の住居。<br />しっかり郵便受けで確認してきました。<br />

    人口20人足らずのこの島に、去年 川俣夫妻が引っ越してきたのは もうものすごく久しぶりに島の人口が増えた大事件だったもよう。

    川俣夫妻の住居。
    しっかり郵便受けで確認してきました。

  • 島の船着き場。<br />普段は観光客を運ぶ船は通っていないそうです。<br /><br />対岸に見えているのが直島・本村港。<br /><br />あちらに泊まってこちらに泳いで渡って遊ぶっていう観光客は許してもらえるのかしら…?<br />

    島の船着き場。
    普段は観光客を運ぶ船は通っていないそうです。

    対岸に見えているのが直島・本村港。

    あちらに泊まってこちらに泳いで渡って遊ぶっていう観光客は許してもらえるのかしら…?

  • さて、100円バスに乗って移動します。<br /><br />お洒落な花で彩られているのは <br />モネの「睡蓮の池」を模した「地中の庭」。<br /><br />ここを通り抜けて 地中美術館へ向かいます。<br />

    さて、100円バスに乗って移動します。

    お洒落な花で彩られているのは 
    モネの「睡蓮の池」を模した「地中の庭」。

    ここを通り抜けて 地中美術館へ向かいます。

  • 地中美術館では この作品が一番のお気に入り。<br /><br />巨大な空間に巨大な花崗岩の球が据えられた ウォルター・デ・マリアの「タイム・タイムレス・ノータイム」。<br /><br />古代の神殿のような荘厳さと <br />未来を思わせる抽象性が重なり合って <br />はるかな時を旅する気分にさせてくれる部屋。<br /><br />ここに身を置く時間はたっぷりと取りたいもの。<br />採り入れられた自然光が動いてゆくのを 感じられるまで。<br /><br />天井にうがたれた長方形の窓から <br />青い空と流れる白い雲が見られる日が 特にいい。<br />黒い球にその空がスクリーンみたいに映るから…。<br /><br />撮影はできないのでポストカードをスキャンしてご紹介しました。<br /><br />

    地中美術館では この作品が一番のお気に入り。

    巨大な空間に巨大な花崗岩の球が据えられた ウォルター・デ・マリアの「タイム・タイムレス・ノータイム」。

    古代の神殿のような荘厳さと 
    未来を思わせる抽象性が重なり合って 
    はるかな時を旅する気分にさせてくれる部屋。

    ここに身を置く時間はたっぷりと取りたいもの。
    採り入れられた自然光が動いてゆくのを 感じられるまで。

    天井にうがたれた長方形の窓から 
    青い空と流れる白い雲が見られる日が 特にいい。
    黒い球にその空がスクリーンみたいに映るから…。

    撮影はできないのでポストカードをスキャンしてご紹介しました。

  • 午後3時。<br />ベネッセハウスにチェックインします。<br /><br />ベネッセハウスは<br />以前からあった「ミュージアム」「オーバル」の2棟に加え、<br />新しく「パーク」「ビーチ」の2棟がオープンして4棟になっていますが<br />なんと言っても憧れだったのは<br />元祖の「ミュージアム」棟!<br /><br />美術館にお泊まりできるなんて <br />希有な体験ですもん!<br /><br />設計は 地中美術館・ベネッセハウスともに安藤忠雄。<br />展示されたアートとともに 建築の楽しさも味わいます。<br /><br />エントランスに至る通路の壁のぼこぼこした白い石は 磨いていない大理石。 <br />なんてさりげない贅沢。<br /><br />

    午後3時。
    ベネッセハウスにチェックインします。

    ベネッセハウスは
    以前からあった「ミュージアム」「オーバル」の2棟に加え、
    新しく「パーク」「ビーチ」の2棟がオープンして4棟になっていますが
    なんと言っても憧れだったのは
    元祖の「ミュージアム」棟!

    美術館にお泊まりできるなんて 
    希有な体験ですもん!

    設計は 地中美術館・ベネッセハウスともに安藤忠雄。
    展示されたアートとともに 建築の楽しさも味わいます。

    エントランスに至る通路の壁のぼこぼこした白い石は 磨いていない大理石。 
    なんてさりげない贅沢。

  • 建築家の意図に反して <br />壁にドローイングしちゃったアーティスト(リチャード・ロング)や <br />

    建築家の意図に反して 
    壁にドローイングしちゃったアーティスト(リチャード・ロング)や 

  • 窓をふさいじゃったアーティスト(ヤニス・クネリス)もいて。<br /> <br />そんなインスピレーションのせめぎ合いが <br />この美術館全体にわくわくする弾力的な空気を生みだしています。<br />

    窓をふさいじゃったアーティスト(ヤニス・クネリス)もいて。
     
    そんなインスピレーションのせめぎ合いが 
    この美術館全体にわくわくする弾力的な空気を生みだしています。

  • クネリスの窓ふさぎ作品は、<br />キモノだの流木だの湯呑み茶碗だのを<br />鉛にクルクルぎゅうぎゅう巻き込んだ作品。<br /><br />制作されて何年かの間に、<br />鉛の重みで全体が圧縮されて<br />位置が下がってきているんだそうです。<br /><br />てことは <br />巻き込まれた陶器はいつかぱりん!と砕けちゃう?<br />その瞬間に居合わせたらビックリするでしょうね〜。。<br /><br />以上3枚の写真はポストカードと『直島 瀬戸内アートの楽園』(新潮社)からお借りしました。<br /><br />

    クネリスの窓ふさぎ作品は、
    キモノだの流木だの湯呑み茶碗だのを
    鉛にクルクルぎゅうぎゅう巻き込んだ作品。

    制作されて何年かの間に、
    鉛の重みで全体が圧縮されて
    位置が下がってきているんだそうです。

    てことは 
    巻き込まれた陶器はいつかぱりん!と砕けちゃう?
    その瞬間に居合わせたらビックリするでしょうね〜。。

    以上3枚の写真はポストカードと『直島 瀬戸内アートの楽園』(新潮社)からお借りしました。

  • 客室は広々としていて、木の床があたたかく<br />1室1室違うアート作品で飾られています。<br /><br />この部屋ではトーマス・ルフ「星雲」2点が<br />お出迎えしてくれました。<br /><br />

    客室は広々としていて、木の床があたたかく
    1室1室違うアート作品で飾られています。

    この部屋ではトーマス・ルフ「星雲」2点が
    お出迎えしてくれました。

  • 引き出しには直島アートのカタログが各種。<br /><br />お部屋でゆっくり眺めて楽しむこともできるし、<br />欲しくなったら館内のミュージアム・ショップで買うこともできちゃう。<br /><br />実に気の利いたサービス…<br />と同時に、なかなか商売上手でもあり(笑)。<br />

    引き出しには直島アートのカタログが各種。

    お部屋でゆっくり眺めて楽しむこともできるし、
    欲しくなったら館内のミュージアム・ショップで買うこともできちゃう。

    実に気の利いたサービス…
    と同時に、なかなか商売上手でもあり(笑)。

  • 一番眺めの良い位置を客室に当てて設計していますね〜明らかに。<br /><br />この景色は浴室からも眺められるようになっています。<br /><br />バルコニーもゆったりとしていて、<br />夏だったらそこで冷えたビールを飲みたい感じ。<br /><br />窓は夕日の沈む側です。<br />遠くに瀬戸大橋も見えます。<br />

    一番眺めの良い位置を客室に当てて設計していますね〜明らかに。

    この景色は浴室からも眺められるようになっています。

    バルコニーもゆったりとしていて、
    夏だったらそこで冷えたビールを飲みたい感じ。

    窓は夕日の沈む側です。
    遠くに瀬戸大橋も見えます。

  • 浴室に用意されたシャンプーでは <br />髪がつるつるになりました^^<br /><br />ソープも とてもいい香りのハーブのソープ。<br />お持ち帰り用の小さなパッケージ袋も添えられています。<br /><br />

    浴室に用意されたシャンプーでは 
    髪がつるつるになりました^^

    ソープも とてもいい香りのハーブのソープ。
    お持ち帰り用の小さなパッケージ袋も添えられています。

  • 宿泊客だけに用意されたウェルカム・シャンパンをいただいたあと。<br />宿泊客だけが予約できるこのアートを体験しに出かけます。<br /><br />蔡國強「文化大混浴」。<br /><br />水着を持ってタオルを借りて、<br />いざ浜辺のジャグジーバスへ!<br />

    宿泊客だけに用意されたウェルカム・シャンパンをいただいたあと。
    宿泊客だけが予約できるこのアートを体験しに出かけます。

    蔡國強「文化大混浴」。

    水着を持ってタオルを借りて、
    いざ浜辺のジャグジーバスへ!

  • この作品を設置するに当たって、<br />蔡國強はヘリで上空から視察し、<br />最も気の流れの良い位置を選び、<br />さらに風水で石と浴槽の配置を決めたんだそうです。<br />

    この作品を設置するに当たって、
    蔡國強はヘリで上空から視察し、
    最も気の流れの良い位置を選び、
    さらに風水で石と浴槽の配置を決めたんだそうです。

  • 風水を知らなくても十分に<br />心と体がきれいになりそうなお風呂でしょ^^<br /><br />

    風水を知らなくても十分に
    心と体がきれいになりそうなお風呂でしょ^^

  • 浴槽の周りには、<br />はるばる中国から運ばれてきた太湖石が<br />ぽこぽこと置かれています。<br /><br />何千年という伝統を持つ中国を<br />この太湖石で象徴させ、<br />数百年という若い歴史のアメリカを<br />ジャグジーバスで象徴させ、<br /><br />両方の文化を混浴させたから<br />「文化大混浴」<br />…だったそうです。<br /><br />この作品が最初にアメリカで発表された時は、<br />屋外作品ではなかったみたい。<br /><br />それが直島に運ばれてきて、<br />露天風呂が大好きという日本文化も大混浴。<br /><br />いい湯です^^<br />

    浴槽の周りには、
    はるばる中国から運ばれてきた太湖石が
    ぽこぽこと置かれています。

    何千年という伝統を持つ中国を
    この太湖石で象徴させ、
    数百年という若い歴史のアメリカを
    ジャグジーバスで象徴させ、

    両方の文化を混浴させたから
    「文化大混浴」
    …だったそうです。

    この作品が最初にアメリカで発表された時は、
    屋外作品ではなかったみたい。

    それが直島に運ばれてきて、
    露天風呂が大好きという日本文化も大混浴。

    いい湯です^^

  • お湯の中から暮れゆく空を眺め…。<br />

    お湯の中から暮れゆく空を眺め…。

  • お湯から上がって沈む夕陽を眺め…。<br />

    お湯から上がって沈む夕陽を眺め…。

  • たらたらといつまでも黄昏のお散歩を楽しみました。<br /><br />1時間たっぷり入浴していられたので <br />湯冷めすることもなく ほかほかといい気持ち。<br /><br />

    たらたらといつまでも黄昏のお散歩を楽しみました。

    1時間たっぷり入浴していられたので 
    湯冷めすることもなく ほかほかといい気持ち。

  • お部屋のキーを持って歩けば、ベネッセハウスのどの棟にも出入り自由なので。<br />夕食の後はパーク棟に展示された作品を鑑賞しにゆきます。<br /><br />壁に飾られた国旗もアート作品です。<br />なんと砂で作られています。<br /><br />透明ケースの中に色の砂で国旗を作って、<br />生きたアリを入れておくと、<br />アリたちがせっせと巣をつくって国旗から国旗へと砂を運び、<br />国旗のデザインも国境も崩してゆく…という愉快なアイデアで作られているのです。<br />今はもうアリは入っていませんけど^^<br /><br />ナショナリズムをテーマにした柳幸典「アント・ファーム」シリーズの作品です。<br /><br />

    お部屋のキーを持って歩けば、ベネッセハウスのどの棟にも出入り自由なので。
    夕食の後はパーク棟に展示された作品を鑑賞しにゆきます。

    壁に飾られた国旗もアート作品です。
    なんと砂で作られています。

    透明ケースの中に色の砂で国旗を作って、
    生きたアリを入れておくと、
    アリたちがせっせと巣をつくって国旗から国旗へと砂を運び、
    国旗のデザインも国境も崩してゆく…という愉快なアイデアで作られているのです。
    今はもうアリは入っていませんけど^^

    ナショナリズムをテーマにした柳幸典「アント・ファーム」シリーズの作品です。

  • 「いかにも安藤さん」な空間に <br />ジェームズ・タレルのモノトーンの平面作品がずらり。<br /><br />安藤建築とタレル作品の相性の良さは <br />直島を訪れた誰もが感じることでしょうけれど <br />こんななにげない展示空間でもそれを実感^^<br /><br />

    「いかにも安藤さん」な空間に 
    ジェームズ・タレルのモノトーンの平面作品がずらり。

    安藤建築とタレル作品の相性の良さは 
    直島を訪れた誰もが感じることでしょうけれど 
    こんななにげない展示空間でもそれを実感^^

  • 夜のミュージアム棟。<br />遅くまで開館しているので <br />何度でも歩き回ってしまう。<br /><br />光の中に浮かび上がっているのは <br />ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」。<br /><br />

    夜のミュージアム棟。
    遅くまで開館しているので 
    何度でも歩き回ってしまう。

    光の中に浮かび上がっているのは 
    ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」。

  • 専用モノレールに乗って <br />隠れ家みたいなオーバル棟にも出かけてみます。<br />

    専用モノレールに乗って 
    隠れ家みたいなオーバル棟にも出かけてみます。

  • わかりにくい写真でゴメンナサイ。<br />緑色に光っているのが客室ドア。<br /><br />廊下は楕円形になっていて、<br />中央に水庭があって、<br />その真上は夜空です。<br /><br />屋上からは満天の星が見えました。<br /><br />

    わかりにくい写真でゴメンナサイ。
    緑色に光っているのが客室ドア。

    廊下は楕円形になっていて、
    中央に水庭があって、
    その真上は夜空です。

    屋上からは満天の星が見えました。

  • オーバル・バーでカクテルをいただいて、<br />ミュージアム棟の客室に帰ってきたら、<br />テーブルの上にこんなものが届いていました。<br /><br />「お夜食です。直島の夜のひとときをごゆっくりお過ごし下さいませ」<br />と書かれた総料理長さんからのカードが添えられています。<br /><br />わあ感激!<br />ケーキが入っていそうなお洒落なパッケージですが、中身はおいなりさんでした。<br /><br />ごちそうさまです^^総料理長さま!<br /><br />瀬戸内アートの旅は(3)に続きます。<br />

    オーバル・バーでカクテルをいただいて、
    ミュージアム棟の客室に帰ってきたら、
    テーブルの上にこんなものが届いていました。

    「お夜食です。直島の夜のひとときをごゆっくりお過ごし下さいませ」
    と書かれた総料理長さんからのカードが添えられています。

    わあ感激!
    ケーキが入っていそうなお洒落なパッケージですが、中身はおいなりさんでした。

    ごちそうさまです^^総料理長さま!

    瀬戸内アートの旅は(3)に続きます。

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  • コクリコさん 2008/08/20 23:31:14
    ベネッセハウス
    huwaさん、こんばんは。

    先日お話した藤森先生の「美術館三昧」に載っていた美術館はこのベネッセハウスだったと思います。
    なにしろ私は「美術館三昧」は数年前友達に借りて既に返してしまったので記憶が曖昧なのです。
    huwaさんの旅行記を拝見して久しぶりに思い出しました。
    そしてとても行きたくなってしまいました。
    あの海の青さも素晴らしいですね。
    huwaさんの写真の切り口の素晴らしさも拍車をかけています。
    的確に撮られていますね。
    私なんて無駄な写真が多くて、、、(^^;)
    ベネッセハウスに泊まることもできるなんて知りませんでした。
    民宿に泊まったり、ベネッセハウスでリゾート気分に浸ったり、、、huwaさんは旅上手ですね♪

    「美術館三昧」が大事な宝物だとおっしゃる気持ちわかります!
    写真も文章も良いし、私には高かったし、結局買わなかったのですが、私が買ったら家宝になりそうです。

    あの本に載っている美術館の中で行ったことのある美術館で今覚えているのは、日本民芸館、松涛美術館、西洋美術館。松涛美術館と日本民芸館はかにちゃんとも一緒に行ったことがあるのですよ(^-^)

    伊藤忠太の動物彫刻たちは一橋大学にもっといるのですね。
    どの校舎なのかしら。
    我が家から意外と近いので秋になったらふらっと行ってみようかしら。

    いろいろな情報をありがとうございました。

    huwa

    huwaさん からの返信 2008/08/23 00:38:12
    ベネッセハウスと一橋大学
    コクリコさん こんにちは!

    はい^^『美術館三昧』には 
    ベネッセハウスもイサム・ノグチ庭園美術館も 載っております。
    どちらも内部は撮影できないので あまり詳しく旅行記でご紹介できず
    本やポストカードから写真をお借りしてしまいました。
    どちらも素晴らしい美術館です。
    特にベネッセハウスは何度でもまた行きたい!です。

    実はこのときの直島旅行は2度目だったのです。
    1度目は 高松市内のホテルに宿泊して船で直島に通いました。
    ベネッセハウスの宿泊料金が 普段の私の旅の予算からすれば とてもお高かったからです。

    でも、初めてそこに足を踏み入れ、すばらしい建築空間を味わい
    その空間の中で生き生きと息づくアート作品を鑑賞するうちに 
    むくむくと心に湧いてきたのは 
    「次は絶対ここに泊まりたい!」という願いでした。

    そこで2度目の直島旅行では
    ベネッセハウスに1泊、民宿に1泊することで
    足して割って普段の予算程度の宿泊料金におさめることにしました。
    結果的に
    優雅なリゾートホテルと 漁港近くの古民家に1泊ずつ という 
    まったく趣の違う直島ステイが体験できて、一度で二度美味しい旅になりました。

    リゾートとしてのベネッセハウスは
    日本国内でよりも海外で高く評価されているそうです。
    そういえば インドで体験した英国人おすすめのリゾートホテルと
    共通点がいろいろあるように感じられました。

    さて 一橋大学ですが 藤森先生によれば

    ・カモノハシ的鳥…3
    ・キジ類似鳥…32
    ・怪人(鬼?)…21
    ・怪獣…6
    ・人面の鳥…4
    ・有翼の羊的カバ…2
    ・バナナ口のロバ…2
    ・のらくろ的熊…2
    ・ミミズク的ヤマネコ…4
    ・大耳ライオン…8
    ・標準ライオン…2
    ・トカゲ顔のオオカミ…4
    ・ハゲワシ的鳥…2
    ・ワシ馬…4
    ・竜…1
    ・鳳凰…1
    ・キリン…1

    以上17種99匹が建物群に生息している、とのことです^^;
    図書館の一番上には トカゲ顔のオオカミとハゲワシが絡み合っているそうですが
    肉眼では見えない とあります。
    双眼鏡を持って探検気分で行きたくなってきませんか?
    もし行かれたら 何匹確認できたか ぜひぜひご報告くださいね!
    ただしこの本 1988年刊です^^;
    校舎が建てかわっていないことをお祈りしています。

    長くなりました。
    ではではまた。

    huwaより。

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2008/08/26 13:32:39
    RE: ベネッセハウスと一橋大学
    huwaさん、こんにちは。

    > はい^^『美術館三昧』には 
    > ベネッセハウスもイサム・ノグチ庭園美術館も 載っております。

    あっ、そうでした!イサム・ノグチ庭園美術館も載っていましたね!


    > リゾートとしてのベネッセハウスは
    > 日本国内でよりも海外で高く評価されているそうです。

    そういえばこれも「美術館三昧」に載っていましたが信楽のMIHO美術館、友達が外国人の友達に是非行くようにと薦められて、始発の新幹線に乗り千葉県から日帰りで行ったそうです。
    まあ、ここはお金のある某宗教団体によって建てられた美術館ですが、それは置いといて(^^;)
    私も信楽へ行ったことがありますが、信楽焼きの狸さんばかり見ていて、美術館へは行きませんでした。
    日本人より外国の方の方に高く評価されている所も多いのですね。

    一橋大学に棲息する動物たちの紹介ありがとうございます。
    藤森先生のご本もメモしました。朝日文庫ですね。
    月末からフランスに行くので帰国したら図書館や本屋に行ってみます。
    そして、探検、、、楽しみです♪

    今回のフランスはパリでの滞在が短いので大きな美術館へは行きませんが、huwaさんももしかしたら興味ありそうな美術館を訪ねてみようかと思っています。
    エッフェル塔近くのシャイヨー宮殿内に構想13年、工事5年の歳月をかけて作られた「フランス建築遺産文化博物館」が今年ようやく開館しました。
    フランス各地のロマネスクから21世紀までの建築物が緻密に復元されているそうです。
    ステンドグラスや壁画、ロマネスク・ゴシックの教会や大聖堂の柱頭彫刻などの展示スペースもあるそうで、是非行きたいのです。
    4トラでも、さすがにまだそこへ見学にいらしたトラベラーさんがいらっしゃらないみたいだし、フランス大使館からのお知らせも見学料とか時間が書いていないのでイマイチ情報不足です。

    ではまた帰国したら拝見させていただきますね。

    huwa

    huwaさん からの返信 2008/08/26 22:41:55
    仏蘭西の野に…
    コクリコさん^^こんにちは!

    わぁ♪ ではもうまもなくフランスにご出発なのですね!
    いいなぁあ!

    「フランス建築遺産文化博物館」…、…、…、(絶句)
    ものすごく興味あります!!
    どんなだったか ぜひ ぜひ ご紹介くださいね!
    そこでロマネスクの柱頭彫刻をたっぷりご覧になったら
    もう一橋大学の動物彫刻なんて珍しくもなくなっちゃうかもですけど…(笑)

    今『美術館三昧』の MIHO MUSEUMのとこ 読んじゃいました。
    わ〜ん^^行きたくなったぁあ!
    前から行こう行こうと思いながら 
    不便だなあ 不便だなあと思って 行けなかったところです。
    コクリコさんのお友達は 千葉から日帰りで!!!
    近畿圏から行くのを不便がっている自分が あぁ恥ずかしい…

    コクリコさんのプロフィール写真の炎の色のお花は
    フランスのひなげしですか?
    なんとなく 与謝野晶子の歌を連想してしまって
    ご夫婦の仲が良いのだろうな〜って想像しています^^
    ♪君もコクリコ ♪我もコクリコ 
    …好きな歌なので^^

    どうぞよい旅をなさってくださいね♪
    旅行記すごく楽しみにしています!

    huwaより。

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2008/08/27 14:50:10
    RE: 仏蘭西の野に…
    huwaさん、こんにちは。

    > 今『美術館三昧』の MIHO MUSEUMのとこ 読んじゃいました。
    > わ〜ん^^行きたくなったぁあ!

    友達は大津からバスで行ったんだったっけかな?
    私も信楽まで大津からバスで行きました。
    今ではどうだかわかりませんが、バスの車窓風景が最近の日本の田舎でも見られないような、良〜い感じだったことを思い出しました。

    > コクリコさんのプロフィール写真の炎の色のお花は
    > フランスのひなげしですか?

    いえいえ、東京都立川市にある昭和記念公園のヒナゲシです。
    この公園はお気に入りでチューリップの頃やコスモスの頃も何回か訪れています。

    > なんとなく 与謝野晶子の歌を連想してしまって
    > ご夫婦の仲が良いのだろうな〜って想像しています^^
    > ♪君もコクリコ ♪我もコクリコ 
    > …好きな歌なので^^

    あら♪ このプロフィール写真を載せた私の旅行記の題名も「君もコクリコ 我もコクリコ」なんですよ〜
    http://4travel.jp/traveler/coquelicot/album/10070097/

    huwa

    huwaさん からの返信 2008/08/27 23:57:18
    花ざかりの公園!
    コクリコさん^^こんばんは!

    わぁ こんな素敵な旅行記を作っていらっしゃったんですね!
    今拝見して ためいきがこぼれました。
    昭和記念公園って 知りませんでした。
    お花の写真がどれもこれも すばらしくきれい!!

    やっぱりコクリコさんも与謝野晶子がお好きだったんですね!
    私も大好きなので嬉しいです^^

    ご出発前のお忙しいときに 何度もコメントくださって
    ありがとうございました!


    huwaより。
  • びょんネコさん 2007/04/19 01:11:55
    きもちよさそうですねー!
    シリーズの2本目をみました。
    それにしても、きれいな海、夕日、
    そして楽しいアートですね。
    足がみえていたジャグジーに
    笑えましたが(^_^)

    アートのリゾートって感じですね。
    こんなところはここだけだろうなあ。
    とても行ってみたくなりました。
    絶対出張はないだろうけど(苦笑)

    地元の方とはお話をしなかったのですか?
    そんなところもちょっとお聞きしたいかな。
    アートでの再開発は地元にとっても
    気持ちよいものなのでしょうか。。
    個人的にはそう思いたいのですが。

    続きを楽しみにしています。





    huwa

    huwaさん からの返信 2007/04/24 21:56:21
    はい〜^^気持ちよかったです〜♪
    地元の方とお話? しましたよ〜^^
    いつものように 地元の居酒屋に行きましたし(笑)
    ジャズの流れる店内で、島の歴史について 縷々語っていただきました。

    それに 作品の受付などのスタッフの中には
    地元のお年寄りもいらっしゃって、
    島の伝統的な家のつくりについてなど 質問すると
    とてもていねいに答えてくださいました。

    アート目当ての観光客がガヤガヤと訪れることを 島の人たちはどう見ていらっしゃるのか…っていえば、たぶん京都の、たとえば金閣寺の近くだとか、清水寺の近くだとかの、普通の住宅に住んでいる人たちと同じような感じではないかしらん?
    お休みの日には家の外が騒がしくって、おちおち窓も開けていられない〜っていう…^^;

    でも 家プロジェクトが展開されている本村地区では、
    自宅を公開して 書画や骨董を見せてくださっている家があったり、
    一窓ギャラリーを設けて 道行く人に絵を展示して見せている家があったりして、
    なんだか浮き浮きするようなアートな活気を呈してもいました。

    越後妻有のいけばな美術館をホーフツとさせる 華やかな生け花も
    あちこちの玄関先で見せていただけましたしね。
    もともと粋な趣味をたしなむ方の多い島なのではないかという気がしました。

    さて 今から(3)をUPします〜^^長々とお待たせしました。
    また遊びに来て下さいね。

    huwaより。




  • wiz さん 2007/04/15 00:07:25
    瀬戸内アート紀行
    huwaちゃん♪

    ちょっとご無沙汰しちゃってました。。。
    私はスペインに行って帰ってきたんですが、
    今冬風邪にかからなかったのに・・今頃ひどいことになっています。

    ところで、瀬戸内アート紀行、私も楽しませてもらいました。
    いつもながら気持ちいいイイhuwaちゃんのお写真で、
    すがすがしく・・・アートって楽しい〜っと改めて実感♪

    この入り江のブルー、ほんとにきれいですね☆

    2日も遅れちゃいましたが… ハッピバースデイ〜〜♪♪

    huwa

    huwaさん からの返信 2007/04/15 15:11:01
    波音が今も耳に残っています
    きゃ〜voodooさん ありがとうございます〜!
    年末年始のパリに引き続いて、春旅行はスペインですか〜。いいなぁあ!
    なんと11冊もUPされてますね!
    voodooさんの写真と案内でバルセロナの建築が見られるんですねー。やったあ! わくわくわく。
    完成を心待ちにしております!

    向島の入り江、ほんとにピュアなブルーで感動的でした。
    そこへ下りてゆくにはケモノ道みたいな道しかなくて、
    「ここって道なのかな?」
    って不安になったところで、小さなお地蔵さまが迎えてくれるんです。。
    前にちゃんとお賽銭のお皿が置かれていて、小銭が入っていて、誰かが植えた椿の花が脇に咲いてて…。
    そのお地蔵さまと椿の花だけがわずかに 近くに人が住んでいるという体温みたいなものを伝えてくれている、静かな静かな砂浜でした。

    この島の、人が住んでいない側には、廃港になった入り江があるんですって。
    どのくらい前に廃港になったのかは、島の古老も覚えていないそうです。
    当然そこへの道も消滅してしまっているのですが、川俣正さんはそういう道なきところに道を作るのがお好きな方なので、せっせと藪を開いて道をお作りになったそうです。
    この次の機会にはその道を通って、古い港(の跡)を見られるかもしれません。
    なんとなくぞくぞくしちゃいませんか? 廃港っていう響きが幻想をかきたてるようで…(笑)。

    スペインから持って帰ってきた(?)お風邪、早く治してくださいね!
    しばらく旅行に行けそうにないので、 voodooさんの旅行記で行ったつもりになりますから!

    ではまたね^^
    huwaより。


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