ウィーン・プラハ・チェスキークルムロフ

2007/03/04 - 2007/03/11

友人に会うため、憧れのプラハにやってきました。

エリア プラハ(チェコ)

• 航空会社: オーストリア航空

ウィーンから17：40にプラハ到着。到着ロビーの路線バスのチケットカウンターでバスチケットを買う。バス・トラム・地下鉄の全てに一定時間乗り継ぎ有効な一回チケットは２０コルナ。スーツケースは一つ１０コルナでバスから地下鉄を乗り継いでホテルインターコンチネンタルへ。
ホテルから歩いてすぐ、旧市街地の広場に着いた時はライトアップされた景色の素晴らしさには一瞬、鳥肌が立ちました。

広場にはレストランがテラスを出しており、夜遅くまで夜景を楽しみながら食事をする人で賑わっていました。ここはU.PRINCEというレストランが出しているテラス。今年はチェコでも稀に見る暖冬だったとの事で昼間は半袖の人もいました。

カレル橋から見たプラハ城の夜景。滞在中は治安が悪いとは感じる事がなかったのですが、プラハ在住の友人はその友人以外仲のいい友達全員が橋でスリにあっているそうです。（一人はカバンを切られた）
少し慣れてきて疲れていたり買い物に夢中だったりする、無防備になる瞬間が、誰にでもあるのですよね。

ホテルのコンシェルジュがボヘミアチケットの窓口になっているようで、ほとんどのチケットを予約する事ができます。翌日の国立オペラ座の席の最前列の中央と右端の一席ずつがたまたま空いていて、予約する事ができました。演目はNABUCCO。一人950コルナに手数料10パーセント取られますが、オペラでこの席、お値打ちすぎます！！楽しみです。

翌朝、ホテル脇のトラムに乗って、橋を渡った所で一度乗り換えて9時の開場に合わせてプラハ城の入り口まで行きました。カレル橋から徒歩で坂を上ってくる人が多くいますが、相当登り疲れている表情だったのを見ると、少し面倒でもトラムで登って、後は石畳の坂道をゆっくりぶらぶら歩いて帰る方が効率的かなという気がしました。

聖ヴィート教会です。5箇所入場できるショートコースの券を購入しました。

ここは旧王宮の大広間。雰囲気あります。

プラハ城から見る旧市街。

黄金の小路。カフカの家をはじめ、それぞれが手作りの物など可愛いお店になっています。開門に合わせて行くとまだ人もいなくていい感じです。

プラハ城から石畳の坂を下る道の両脇に、個性的な小さなお店が数え切れないくらいあります。

昼のカレル橋から見るプラハ城。カレル橋には沢山の露天が出ていて、ここで絵を買いました。人がいっぱいです。

モルダウ川を眺めながら、橋のたもとのスメタナ博物館のテラスのレストラン。豚も美味しいけど鶏肉も絶品でした。

牛肉と初めてのクネドリーキ（蒸しパンのようなもの）です。モチモチして、はまる美味しさです。

旧市街広場の旧市庁舎にかかる天文時計。毎時ちょうどになると、からくり人形が動きます。

共和国広場にある市民会館。この中のカフェでたっぷりのカプチーノを飲み一休みしました。ミネラルウォーターはビールやワインより高いのですが、ヴァーツラフ広場近くのTESCOなどのスーパーはかなり安くて、ホテルに帰る前に大きいボトルで買って帰りました。

国立オペラ座です。19：00開演（18：30開場）のNABUCCOを観に、かなりドレスアップした人からちょっとお出掛け着の人までぞくぞくと人が集ってきます。
上着をクロークに預け、いざ席へ。。

私たちは席が離れていたので前半と後半で交代しましたが、ど真ん中の指揮者の真後ろというのはちょっと目が疲れました・・。中休みではロビーに出て軽く白ワインを飲んで雰囲気に浸る、贅沢で幸せなひとときでした。
いつかまたプラハに来る時は、毎日でもここに通い詰めたい！と思うくらいです。

朝のプラハ城もまた綺麗です。

この日は相方と別行動。私は友人に会いに、地下鉄Andelからトラムに乗り換えSlanscaで再会。
美味しい中華料理をごちそうになり、時を忘れて夕方まで過ごしました。DELVITAというチェーンのスーパーに連れて行ってもらい、そこですすめられたのが日本でもおなじみのアルペンザルツの岩塩。あの大きいサイズが100円くらいと激安です。

こちらは相方の写真。ホテル近くにある旧新シナゴーグ。ヨーロッパ最古のユダヤ教の教会だそうです。

国立博物館のあと、国立マリオネット劇場で今晩のチケットを買いました。20：00〜22；00まで一回休憩あり。途中睡魔に襲われましたが、モーツァルト君が合間に現れては観客に水かけたり、色々ちょっかいかけてくれます。小さな劇場でアットホームで、やっぱりいい思い出になります。座席指定無しですが、30分ちょっと前に行って最前列座れました。

チェスキークルムロフにやってきました。
バスで片道3時間。切符は前日にフローレンツの駅近くのバスターミナルで往復購入。片道172コルナです。行きは朝８時の便。基本的にトイレ休憩は無しなので行く前にターミナルで済ませた方が無難。（５コルナ必要です）帰りは17：00の便でした。往復とも２時間おきには出ているみたいです。当日は満席で、運転手さんから直接買って、立ってる人も結構いました。
車内は飲食禁止、というか、それが当然のようで、コーヒーカップ加えて乗り込もうとした男性に、運転手さんが外で捨ててくるように注意してました。

到着してすぐに向かった、ビールの醸造所。
ここは地元のおじさんぽい人が沢山利用していて、プラハに比べてもお値段もかなりリーズナブル。

料理も、特に豚肉が最高。温かくてビールも美味しくて大満足です。

ポテトが練りこまれたようなモチモチ感抜群のクネドリーキに夢中でした。

コーヒーが飲みたくて寄った「BONBON」というチョコレート屋さん。入ってみるとそこは本当にチョコレート屋さんで、飲み物もホットチョコレートしかないとの事。せっかくなので頼んで、二つしかない簡易椅子に腰掛けて飲んでみたら、それは本物のチョコレートを溶かした、どろどろの濃いチョコレートなのでした。チョコレートを飲んでチョコレートを食べると死にそうに喉が渇くので、飲むだけにしておきましたが、ここのチョコレート、とっても美味しかったです。

どこから眺めても美しい街。

３月中はお城の建物内部には入れませんが、中を通り抜ける事は可能です。暖かいためかお店はほとんど開いていて、６時間の滞在もあっという間でした。
帰りのバスは、Roztylyという地下鉄の駅に到着します。そこは自動切符販売機しかないようだったので、２０コルナの共通一回券は使うことが分かってる分だけ、前もって買っておくと便利でした。

プラハ最後の夜、旧市街広場地下の　
PIVNICE　U　ZLATE　KONVICというレストランで軽く食事をしてホテルに戻りました。
翌日は8：40のフライトに乗らなければならない為、24時間営業のシャトルタクシーへ6：00に予約して（480コルナ）帰る準備です。

親友が呼び寄せてくれた憧れのプラハ、最高の思い出をくれた本当に素晴らしい場所でした。

この旅行記へのコメント （2）

• 香さん 2014/04/27 11:03:54

  素敵な憧れ・・・プラハ　他

  ムーさん初めまして
  数々の海外旅行をされていらっしゃって羨ましいの一言に尽きます。
  どの旅行も分かりやすい案内と素敵な写真で、自分が街を回っているかのような感じでとっても楽しいです。
  私はそうそう海外旅行にはいけないから、ムーさんの旅行記で行った気分を味わいたいと思います。
  これからも楽しみにしています。
  バックナンバーもぼちぼち見せて頂きますね。
  ✿ありがとう✿

  しゅわさん からの返信 2014/07/30 11:16:10

  香さん、ありがとうございます！

  香さん、旅行記にご訪問頂きありがとうございます！
  細かい事を忘れないように自分の中だけのつもりで書き始めたものですが、このように温かいコメントを頂けるととても嬉しくなってしまいます。
  香さんの旅行記も拝見しました。飛騨高山のハイキングや、若狭の棚田など、どれも生き生きとした写真ばかりで、素敵なご旅行をされているのが伺えます。これからも楽しみにさせて頂きます！