2002/08/11 - 2002/08/11
2位(同エリア4件中)
どんぴさん
05:52、起床………。モーニングコールはどうしたー!(抗議)
急いで荷物をまとめ、朝食(バイキング)を食べるが、結局06:30の出発に10分ぐらい遅れてしまった。次の目的地アバーディア国立公園に向かうにはナイロビに一旦戻るので、2日前に来たルートをそのまま戻る。アバーディア国立公園まで北へ200kmぐらい。長い道のりだ。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ケニア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
アンボセリロッジを出てしばらくすると、オスのライオンが1匹で歩いているところに遭遇。ウィリアムいわく「ベリーラッキー」。メスライオンは割と見かけることができるが、オスのライオンは木陰でずーっと寝てたりするので滅多に見ることが出来ないらしいのだ。
-
ウィリアムの予想によると、このライオンは年老いて群れを追い出されたオスライオン。根拠は昼間から一匹で歩いていること、見た目がヨボヨボなこと。確かに後姿がなんか悲しげ…
-
ヒトコブラクダ(One-humped Camel)
途中、車がのヒトコブラクダの集団に囲まれる。野生の群れではなく、マサイ族に飼われている家畜だ。ラクダはどこか表情がマヌケで愛嬌がある。真ん中の物体はバックミラーにぶら下げられた飾り。 -
08:30〜09:00頃、ケニアとタンザニアの国境の町ナマンガに到着。2日前にも寄った大きな土産屋で休憩。自分たちの他にはほとんど客がいない。買い物は何もせず。
デジカメで花を撮影していたら、ヒマそうな店員たちが背後に集まってきて珍しそうにデジカメを見ている。当時はまだデジカメの普及率は高くなかったのだ。
彼らに今撮影したばかりの花の写真を見せると、彼らは感心しながら口々に「オー、ジャパニーズテクノロジー」と言う。この言葉はケニア人の口癖(?)らしく何度も耳にした。そして、売り物の木彫り人形を指して「マサイテクノロジー」と言うのが彼らの持ちネタだ。
土産屋を出ると、なぜかさっき来た道を逆戻り。実はワゴンの左後輪がパンクしてしまったのだ。 -
修理の間、ワゴンを降りてまったりしていると、地元の子供たちがいっぱい集まってきてジロジロとこっちを見る。ここは外国人観光客が降りるような場所ではないので珍しいのだろう。俺のようなまばゆいばかりの輝きを放つ美男子ではなおさらだ。
俺が歩いたり子供たち方を見ると、子供たちは逃げようとする。逃げたら追う、それが鉄則だ。何人か子供を捕まえてはキン肉バスターやアルゼンチンバックブリーカーの刑に処す。地元の子供との交流を堪能してしまった。よきかなよきかな。
パンクが直ってナイロビへ出発。車の窓からさっきの子供たちに手を振ったら、中指つきたてポーズを返してくれた。
2日前はナイロビまでの道(いちおう舗装路)はとんでもないガタガタ道だと思ったが、ナマンガからアンボセリまでのジャンピングサファリを経験した今ではむしろ快適に感じる。 -
アバーディアに近づくとまわりの景色が山林になってくる。いかにもサバンナという雰囲気だったアンボセリとはだいぶ雰囲気が違う。
途中、休憩した所で土産屋をひやかす。ここにはアフリカ的な仮面が壁一面に飾られていた。『動物のお医者さん』で漆原教授の部屋みたいだ。さらには身の丈2mはある巨大なキリンの木彫りもあった。買ったところでどうやって持って帰るんだ? -
14:00、何とかいう街にあるOUTSPANというホテルに到着。ここで大きな荷物をあずける。今日泊まる場所はTREE TOPSというその名の通り大木の上に作られたホテルなのだが、そんな場所なので部屋が狭く荷物を置く場所が無い。なので、このホテルに大きな荷物は預けて、一泊分の荷物だけ持ってTREE TOPSに行くシステムになっている。
荷物を預けたあと、昼食。ここのバイキングにはインパラ肉のカレーがあった。インパラの肉は固く、食べた後に口の中に雑味が残る。 -
ホテルの庭にいきなりクジャク(Peacock)が現れた。ここは伊豆シャボテン公園か?
-
ウォーターバック(Waterbuck)
15:30、バスでTREE TOPSへ移動。かなりの山道でガタガタガタガタ揺れる。
突然バスが止まる。バスの右側すぐそばにウォーターバック(Waterbuck)がこちらをじーっと見ていた。車内は大歓声。 -
30分ほど山道に揺られ、アバーディア国立公園内にあるTREE TOPSに到着。
このホテルは研究者が動物を観察するために建てられ、ホテルのすぐ横にある池に水を飲みに来る野生動物を観察することが出来る。
また、1952年2月イギリスのエリザベス女王がこのホテルに宿泊している間に父ジョージ6世の訃報を聞いたというエピソードで有名。つまり、木に登る前は王女だったのが、木を降りる時には女王になっていたのだ。
今日はワゴンでのサファリはなく、一日のんびりと池に集まってくる動物を観察して過ごすことになる。 -
泊まる部屋は最上階の4階。ベッド以外に何もない質素な部屋だ。なぜか3人のうち俺のベッドだけ幅が異様に狭い…。トイレとシャワーは共同で、同じ部屋の中にトイレもシャワーもある。トイレや風呂の共同は聞いたことがあるけど、共同のユニットバスは初めて見た。
夕食の時間までの間、のんびりと池に集まる動物を観察する。 -
山の上からバッファローの大群が降りてきた。かなりすごい数だ。全部で100頭ぐらいはいるんじゃないだろうか?彼らはホテルの両脇にある池で水を飲んだり、水浴びをしたりしている。
-
水を飲んでいるバッファロー4頭。
-
バッファローの群れの中にイボイノシシが混ざっているように見える。望遠鏡で見てみると、それはイボイノシシではなくバッファローの子供だった。恐らく親子なのだろう、3頭が仲良く水を飲んでいる。
-
水を飲んでいるバッファローいっぱい。
-
アンボセリで見たバッファローは体中泥まみれで汚らしいのが多かったけど、その理由がわかった。こうやって(右図参照)泥あびをするからだ。
-
夕暮れ過ぎ、一頭のゾウがやってきた。バッファローの群れが象から距離をとって周りをウロウロしている中、堂々と水を飲み出す。やっぱりゾウは人気物、いっせいに宿泊客たちが窓べりに集まってきた。
-
19:00、夕食。アフリカに来てから初のバイキング以外の食事。コース料理のメニューが配られる。さすが女王陛下が泊まったホテルだ。
前菜はビーフのコンソメスープ、サラダ、レバーのパテ。
メインディッシュは4種類の中から選べる。俺は一番危険な香りがするエランドのステーキに挑む。ちなみにエランドというのはレイヨウ類最大の動物。富士サファリパークにもる。エランドの肉は少し固くクセのある味だけど、焼き加減がいいのとソースのおかげで、まあ喰える味。
さらに南アフリカ産の白ワイン1本(1700ksh)とTaskur500mlを1本(ケニアのビール、185ksh)飲む。なんだか酔ってしまい、やたらと上機嫌になる。
夕食後にさっきとは別のゾウが現れる。このゾウがまたでっかいチソチソをぶら下げているのを見て、3人ともテンションアップ。下ネタばかり話す。今、象並みが世界で最も熱い。
夜、そろそろ眠ろうと思っていると、いきなりブザーがけたたましく鳴る。慌てて部屋を飛び出る。このホテルでは夜中に池に動物が現れるとブザーを鳴らして知らせてくれるのだ。しかし、この時は辺りが真っ暗で、結局何が池に来たのかわからずしまい。
夜中にチーターとかサイとかライオンとか、そういうレアなポケモン来ないかなーとワクワク o(^-^)o しながら就寝。 -
06:00、カーテンの隙間からこぼれてくる一筋の光が、目覚まし時計の代わりとなって僕を起こす。
山の朝は肌寒く、僕は少し震えながら部屋の窓を開ける。すると眩しい朝日とともに、鳥たちのさえずりが僕の朦朧とした意識の中に飛び込んでくる。僕は彼らが奏でる繊細なハーモニーを聞く。きっと今は恋の季節なのだろうと想像しながら、僕は紅茶を飲むためポットを火にかけた.....
っつーか、夜中に一回もブザー鳴りませんでしたよファッ○ク!結局アバーディアで見れたのはバッファローとゾウだけだった…。
シャワーを浴びたらすぐに出発の準備。
07:30、ふもとのホテルOUTSPANに戻るって朝食バイキング。熟したマンゴーにレモンの汁をかけて食べると美味いことを知る。
ロビーでウィリアムたちを待っていると、隣に子供連れの日本人家族4人が座っていた。彼らは昨日アバーディアを車でサファリをしたんだけど、周囲が木ばっかりなので、ほとんど動物を発見できなかったそうだ。山の上だからな。
予定を10分遅れて08:40、次の目的地・フラミンゴの大群で有名なナクル湖国立公園に向けて出発。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
19