ワクワクのDOUZ木曜市

2007/02/28 - 2007/03/01

ガベスからドゥーズに着くと、ウイーンの医師ヴィエナ（仮名）が「誰かドゥーズの地図持っている人いる？」と聞いた。

大韓民国の大クン（仮名）は、ソウルで一番大きな本屋さんに行ったけれどチュニジアのガイドブックがなかったので何も持ってきていない、という。

ふたりともガイドブックなし！もうビックラポンだす（驚）
こうして、ひとり旅同士三人集まり旅が始まった。

エリア ドゥーズ(チュニジア)

わたしは一応歩き方のガベス、ドゥーズ、トズール、チュニスの地図部分のコピーを持ってきていたので、それを見ながらホテル探し。
そしてHOTEL20MARSに決める。

フロントで「シングル　シングル　シングル」と３部屋お願いする。
ここはNEFZAOUA　VOYAGEという旅行会社も兼ねているので「クサール・ギレンに４WDツアーで行きたい」と告げる。

ひとりD１００＝９０００円＝。
この金額はチュニスの観光案内所で教えてもらった相場とまったく同じだ。
大くんもヴィエナも行くことになり３人揃えばツアーはGO！これで翌日のクサール・ギレン行きが決定した。

今回の旅で一番の心配事は杞憂に終わった。
３日待って人が集まらなければ諦めようと思い旅程の最初にドゥーズをもってきていたのである。

写真は部屋に飾ってあった絵

HOTEL20MARSはチュニジアの滞在で一番快適なホテルだった。
中庭があって開放的だしスタッフも親切。
レストラン横にはこんな絵も描いてあった。

室内も明るく部屋から目の前のスークが見えた。

ベッドヘッドのブラケット

トイレ、シャワー、洗面台付きでD15＝1350円＝　
水色の目地もなかなかこじゃれているしお湯もOK。

二階にはテラスがあって、ここからスークを眺めるのも楽しい。
ここで後日行動を共にする大阪のOさんご夫婦に出会う。

まずお昼ご飯、近くのレストランへ。

ツナ、オリーブ、ハリッサという唐辛子ペーストをパンにつけて食べる。

チキンクスクスをオーダーしてみた。
線香のような匂いと味・・わたしはダメだった。

Oさんご夫婦からグルグルチキンの美味しいお店情報を教えていただき探していたら大クンとバッタリ。
スーク近くのLa　Rosaで一緒に食べる。
これはショルバというトマト風スープ。

こちらはチキンライス、なかなかおいしい。

クサール・ギレンツアーは午後二時出発、それまで木曜市を散策できる。
クサール・ギレンがだめでも木曜市だけは行こうと楽しみにしていた。
明け方のスークはまだ閑散としている。

７時過ぎから活気がでてきた。続々と商品が集まってくる。

ホテル2階テラスから下を見ると、いつの間に！露天が出ている。
さっそく木曜市へ繰り出す。

一番活気があった野菜通り

アラブのお父さんがお買い物

チュニスでは髪の毛を隠さない女性が多くイスラムなのにいいのだろうか、と思ったがドゥーズではお馴染みのスタイルでほっとする。

民族衣装も露天にあり。スークの外にも露天がでている。

刃物の商い
スークのなかはいろいろなものが売っていておもしろい。

おばさんがずっと見ていた布

香辛料売り場

おじさんがシェニニのかわいい籠を持って買い物している姿が微笑ましい。

この青い石、なにに使うのだろうか？
綺麗な石だったので買えばよかったかも。

ドゥーズは砂漠の入り口といわれるだけあってスークでも「砂漠の薔薇」という独特な石が売っている。

少し離れたところで家畜市場も開かれているので子羊を見かけた。

寝具もアラブチック

このお兄さんからブレスレットを購入。
とっても気に入っていて毎日つけている。
ブロークンなアラビア語で写真を撮ってもいいか聞いたらポーズをとってくれた。

ふぐ刺しでも載せたいような皿

荷物を運ぶ馬車も健在！

大クンが木曜市で買った籠の写真を撮らせてもらった。
色がきれい。

午後二時少し前にホテルロビーに行くとヴィエナが雑誌を読んでいた。
D１００を値切ってみたけどダメだったらしい。
クサール・ギレンツアーは、昨日の夕方一人増え総勢４名になったらしい。
?クサール・ギレン編につづく