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上海にはまた戻ってくる予定だったので、ほどほどに切りあげて、鉄路西安に向かうことにした。切符は買ってなかったけど、買えたらそのまま行ったらいいし、買えなかったらまた戻ってきたらいいし、とにかく荷物をまとめて上海駅へ。駅は地方から出てきたばっかりの貧しい人の群れでぐちゃぐちゃ。切符売り場も芋の子を洗うよう。列があるのやら、ないのやら。なんとか窓口に辿り着いてメモを片手に注文したが、案の定、没有。その後、外国人専用チケットオフィスでトライするが、こっちも没有。仕方なしに、先ほどからうるさく声をかけてきてたダフ屋さんに聞いてみる。すると、切符はあるとのこと。値段は、外国人料金と人民料金のちょうど中間ぐらい。もちろん切符は中国人用だろうけど、ばれた時はばれた時で仕方ない。もとから人民料金で乗ってやろうと目論んでたんやし。とりあえず、そのダフ屋さんにまかせることにした。<br /><br />ダフ屋に西安行き列車の切符をお願いしたが、なかなか届かない。さっきは確かに切符があると言ってたが、どうも商談成立してから切符を探しに行ったよう。列車の時刻は容赦なく迫ってくる。まあこちらはまだお金も払ってないし、絶対今日の列車に乗らなければいけないわけではないので、のんびりかまえていた。逆にダフ屋のおじさんのほうがあせりだし、最後の手段やという感じで切符もないのに改札へ向かう。改札では緑の制服の公安が、雪崩れ込む乗客を棒で叩いて阻止していた。そんな中ダフ屋のおじさんがどう言うたのかわからないが、改札を通り、駅の中へ。そのまま地下通路をくぐってホームへ。あれよあれよというまに、おじさんと3人、列車に乗り込んだ。空いてる寝台にすわってるよう言われた。今度は切符も無いのに列車に乗り込んだこっちがあせってきた。無賃乗車で捕まるやん。そんな気を知る由もなく列車は定刻少し遅れで動き出す。<br /><br />切符も持たずに乗り込んだ列車の中。ダフ屋のおっちゃんは、心配するなと言うが、こちらは気が気でない。中国で無賃乗車に与えられる刑は何なんだろうと思いが巡る。しばらくすると、列車は次の駅で停車。どうやらおじさん、この駅のダフ屋仲間から切符を調達するらしい。その結果、無事切符をゲット。そういうまにも列車は次の駅へ走り出す。なんやわからん追加料金を請求されるが、切符が手に入った安心感と、おじさんの奮闘をたたえて、お金を払い、取引完了。お互い一仕事終えた感であとはのんびり世間話。その次の駅で、ダフ屋のおじさんは列車を降りて行った。人民料金の切符だったが、なんの問題も無く、次の日の夕方、無事西安に到着。<br /><br />注:ここに添付した写真は、2005年約10年ぶりに上海を訪れた時のものです。上海駅も近代的になってました。

鉄路

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1994/02/01 - 1994/02/28

11504位(同エリア12027件中)

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arttnkw

arttnkwさん

上海にはまた戻ってくる予定だったので、ほどほどに切りあげて、鉄路西安に向かうことにした。切符は買ってなかったけど、買えたらそのまま行ったらいいし、買えなかったらまた戻ってきたらいいし、とにかく荷物をまとめて上海駅へ。駅は地方から出てきたばっかりの貧しい人の群れでぐちゃぐちゃ。切符売り場も芋の子を洗うよう。列があるのやら、ないのやら。なんとか窓口に辿り着いてメモを片手に注文したが、案の定、没有。その後、外国人専用チケットオフィスでトライするが、こっちも没有。仕方なしに、先ほどからうるさく声をかけてきてたダフ屋さんに聞いてみる。すると、切符はあるとのこと。値段は、外国人料金と人民料金のちょうど中間ぐらい。もちろん切符は中国人用だろうけど、ばれた時はばれた時で仕方ない。もとから人民料金で乗ってやろうと目論んでたんやし。とりあえず、そのダフ屋さんにまかせることにした。

ダフ屋に西安行き列車の切符をお願いしたが、なかなか届かない。さっきは確かに切符があると言ってたが、どうも商談成立してから切符を探しに行ったよう。列車の時刻は容赦なく迫ってくる。まあこちらはまだお金も払ってないし、絶対今日の列車に乗らなければいけないわけではないので、のんびりかまえていた。逆にダフ屋のおじさんのほうがあせりだし、最後の手段やという感じで切符もないのに改札へ向かう。改札では緑の制服の公安が、雪崩れ込む乗客を棒で叩いて阻止していた。そんな中ダフ屋のおじさんがどう言うたのかわからないが、改札を通り、駅の中へ。そのまま地下通路をくぐってホームへ。あれよあれよというまに、おじさんと3人、列車に乗り込んだ。空いてる寝台にすわってるよう言われた。今度は切符も無いのに列車に乗り込んだこっちがあせってきた。無賃乗車で捕まるやん。そんな気を知る由もなく列車は定刻少し遅れで動き出す。

切符も持たずに乗り込んだ列車の中。ダフ屋のおっちゃんは、心配するなと言うが、こちらは気が気でない。中国で無賃乗車に与えられる刑は何なんだろうと思いが巡る。しばらくすると、列車は次の駅で停車。どうやらおじさん、この駅のダフ屋仲間から切符を調達するらしい。その結果、無事切符をゲット。そういうまにも列車は次の駅へ走り出す。なんやわからん追加料金を請求されるが、切符が手に入った安心感と、おじさんの奮闘をたたえて、お金を払い、取引完了。お互い一仕事終えた感であとはのんびり世間話。その次の駅で、ダフ屋のおじさんは列車を降りて行った。人民料金の切符だったが、なんの問題も無く、次の日の夕方、無事西安に到着。

注:ここに添付した写真は、2005年約10年ぶりに上海を訪れた時のものです。上海駅も近代的になってました。

同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道

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