韓国グルメを堪能　その１

2007/03/02 - 2007/03/04

　前回は大雪にはばまれ急遽中止になったソウル旅行。今回はそのリベンジに。私たちはいつも2人旅。毎回思うことですが、もう少し人数が多ければ、もっと安くておいしいものを堪能できるのになぁ…。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

　今回の旅行は食べたいものをできるだけ安く食べようという目的で出かけました。ソウル到着後１晩目の夕食はフグです。お店はロッテデパート付近の「チョルチョルポクチム」。まずは小皿のおかずが並べられます。手前のジャガイモ、甘辛くておいしかった。マッシッソヨ。

　フグ鍋には辛いのと辛くないのとがあって、これは、勇気を出して辛い方の鍋。辛いのは…ちょっと苦手なんです。でも、韓国の唐辛子は日本のそれほど辛くなく、甘味も感じられます。おいしくなりますように。

　メニューです。私たちが食べる韓国での食事としては少々お高めです。でも、フグ鍋屋の中ではここはリーズナブルだと思っています。焼きフグもあります。「炭火で焼くからおいしいよ」と言われましたが、なにぶん２人なもんで。周りのサラリーマン風のグループはみなさん焼きフグでした。

　途中でアジュンマがセリを入れに来ます。セリがほどよく煮えたころに再びアジュンマがやってきて、「セリは食べてもいいよ、フグはまだね。」と言ってきます。では、早速。うーん、いいだしが出てます。思ったほど辛くない「あまり辛くしないで」って言って良かった。しかーし、どれだけ経ってもふぐにＧＯ！サインが出ません。アジュンマー野菜がなくなっちゃうよー。

　焼きフグにも辛くないのとたれに漬け込んであるのとがあるようです。これはたれに漬けてないフグを焼いた後、つけるたれです。傍らにあるのはわさびでしょうか、噂通り韓国のわさびはビビッドです。ここまで鮮やかだと気持ちいー！！

　鍋の具がなくなるころには「焼きめしにする?おじやにする？」と聞かれます。私たちは焼きめしの意味がわからず、危うくおじやにするところでした。しかし、アジュンマの「ほんとにそれでいいの？」の表情に思い直し、「じゃ、焼きめし！」と答えてしまいました。結果は正解でしたが、クイズミリオネアに出たとしたら、答えをコロコロ変えるタイプってとこですかねぇ。

　２日目の朝は、宿泊先のホテルで取ろうとしましたが、アメリカンスタイルとのこと。うーん、ソウルにきてそれはないでしょうってことで、行き当たりばったり、出たとこ勝負で明洞の街へ。１ブロックも歩かないうちになんだか、いい匂いが…。のぞくとアジュンマが「とーすとぅ」と声をかけてきた。おおー、これが噂のトーストか。私たち２人は顔を見合わせ、「いく？」。どちらからともなくアジュンマに「とぅーる！」。

　慣れた手つきでハムを焼き、「ホテル?＃％＄＊…。（むしゃむしゃと食べるゼスチャー）」勝手にホテルで食べるのかと聞かれていると思い、うんとうなずく２人。しかし、アジュンマの手元は、トーストを持ちやすいように一部にだけホイルを巻いてくれているだけで、包んでいない。「のー、のー、ほてる！！」２人で言った。

　途中、コンビニに寄って、ホテルに戻る。２日目の朝食がそろった。「朝からビールはやめなさい。」と言われながらもプシュッ！なかなか合います。とーすとぅにビール。でも、カロリーは高いぞ。

　いよいよ待ちに待ったビビンパを食す番です。みなさんに古宮を教えていただいたのですが、できるだけチープにということで、広蔵市場に出かけました。