1994/08/15 - 1994/08/17
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さすらいおじさんさん
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広島県には広島市内、尾道、宮島などを随分訪問しているが、中でも尾道が好きで1994年の8月にも街を歩いた。
尾道は対岸の向島との間の狭い尾道水道に面し山が迫り山腹が住宅地になっている。この地形は映画や文学の舞台となり、「映画の街」「文学の街」「坂の街」「猫の街」などたくさんの呼称を持つ魅力溢れる街だ。尾道で撮影された映画は小津安二郎監督の「東京物語」、大林宣彦監督の尾道三部作「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」新尾道三部作「ふたり」「あした」「あの、夏の日」など数多い。林芙美子、志賀直哉、歌人の中村憲吉も尾道に居を構えたことがあり、志賀直哉の「暗夜行路」もこの地で執筆された。また尾道にゆかりがある文学者の句碑が千光寺山登山道に立てられ「文学のこみち」と呼ばれている。古寺めぐりでは持光寺、光明寺、海福寺、天寧寺 、千光寺、西国寺などを参拝した。大林映画のロケ場所では「ふたり」の長女の事故の場所、「転校生」の御袖天満宮、「時をかける少女」のタイル小路、向島では「あした」の待合室や昭和初期の街並みのセットなどを見た。
大林宣彦監督の尾道6作は尾道出身の監督の故郷への愛着が表れており、タイル張りの坂道、寺の石段、渡し舟の船着場など、なにげない街並みを美しく撮ったものだと思う。
「東京物語」(とうきょうものがたり)は、小津安二郎監督、笠智衆主演で1953年に製作された日本を代表する名画で、世界各国で選定される世界歴代映画でも上位に位置している。
尾道に住む老夫婦は独立した子供たちを東京に訪れるが迷惑扱いされる。一人前になると老いた親への恩を忘れてめんどうを見たがらない子供たち、妻の死で一人住まいになった老人、現代の核家族化、高齢化社会を予告したようなストーリーは世界の多くの国が抱える問題でもあるだろう。
宮島には何度も行っているが、1994年にはロープウエイで神が宿る神秘の山と言われる弥山の原始林をみながら、山頂を訪ねた。806年に弘法大師・空海が開基した大聖院で、1200年燃え続け広島市の平和記念公園の「平和の灯」の元火にもなったきえずの火を拝んだことがいい思い出になった。
(写真は尾道の千光寺から見る光景)
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