2007/02/27 - 2007/03/01
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gogofujiさん
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山賊(?)に遭遇するの巻き
今回はカンボジアの森の中で山賊(?)に出会った話です。が、あまり期待(?)はしないで欲しい。はっきり言って期待はずれの結末だから。
それは遺跡を見た翌日来たとき通った道を再び自転車で走った時のことだった。森の中の道を走っているうちに二股道に出くわす。なんとなく広い道の方を選択するも、数分後にはまた道が二股に分かれていたので、さっき選択しなかった道に合流するかと思い右を選択するも、走っているうちに、来た時とは違う道を走っていることに気がつき引き返すことにする。向こうからバイクに乗った若い3人組の男達が来た。彼らに俺の行きたい町の名前を聞くと、始めの二股道は広いほうでよく、2度目の二股道が左の方だった。彼らはそのまま先に行くも数分後立ちしょんべんをしている所に出くわす。男の1人が寄ってきて何かクメール語で言うも俺が聞き取れたのは「ソムロイ」つまり「金くれ」。「道教えた礼に金くれてのかよ、冗談じゃないなんで金やらにゃあかんねん」と思い、その場をすぐに立ち去る。数分後彼らのバイクが追いつくもそのまま行ってしまったので一安心と思いきや、数分後また彼らに出くわす、彼らは森の中で白い鳥の羽をむしりとってた。そういや、さっきバイクの籠を見たとき白い鳥が入ってた、どうやったのか知らないけど、森の中にいる鳥を捕まえたらしい。さっき俺に「ソムロイ」と言ってきた男がまた、俺に何か言ってくるも無視して走り去る。しかし、数分後また追いつかれてしまい、今度は自転車を止めさせられる。さっきの男が俺に近づいてくる。なんかすごく嫌な予感がするんですけど。
そもそも始まりはある遺跡を見に行こうと思いついたことに始まる。
カンボジアにはシェムリアップの他にも遺跡があり、カンボジア7大遺跡として、シェムリアップ周辺の遺跡(アンコールワットやトムなどなど)、ベンメリア遺跡、コーケー遺跡、バンテチュマール遺跡、サンボールプレイコック遺跡、プレイビヒア遺跡、そして今回行ったプリアカン(現地人読みだとバカン)遺跡がある。
日本人パッカーにはシェムリアップの遺跡群とベンメリア以外馴染みがないと思うけど、こんなにも遺跡があるんです。もちろん、遺跡の質としてはアンコールワットには及ばないけど、規模としては案外でかかったりする。今回行ったバカン遺跡も周囲を縦横500メートル以上ある堀に囲まれていたでかい遺跡です。今は水が干上がってしまい、堀には水はないけど。
去年も一度同じ時期(乾季の冬しかいけないけど)に自転車にて行ってはいるけど、「今回はいっちょバイクにて行ってみるか」と気負いこんだはいいが、プノンペンのレンタルバイク屋はオフロードバイク以外の小型スクーターバイクは長距離の貸し出しはしないとのことで、あっけなく計画は挫折。ちなみに今はシェムリアップにてレンタルバイクはない(理由はあぶないから外国人に貸し出しするのを禁止しているから、でも白人はプノンペンにてオフロードバイクを借りてばんばん乗り回してんですけど。ちなみに、俺はオフロードバイクに乗った経験はない、中型バイクの免許は持っているけど、23歳の時に免許だけ取ったのみ。シアヌークビルとカンポットではスクーター借りて乗りました。)
経験ないのにカンボジアの悪路をオフロードバイクでいくのはあまりに危険と判断して諦めました。
バカン遺跡の位置はシェムリアップから6号線を100キロほどプノンペン方面に向かいコンポンカダイ町に行き、そこから北に40キロ程にあるクバウ村行き、そこから今度は東に40キロ行ったところにある。
コンポンカダイまではプノンペン行きのバスに乗り、その町の自転車屋で日本の中古自転車を40ドルにて購入(後日マッサージ嬢に見せたところ、同じものを20ドルで買ったとのこと、クソーぼられた。20ドルといえばここ数年でもっともぼられた金額としてはでかいかも。)
村と田んぼ以外はなにも見えない悪路をひたすら自転車を漕ぎまくる。
今回はカンボジアということもあり、どうしても説明の部分が多くなってしまうが許して欲しい。
悪路と書いたが、前回が舗装を剥がして石ころだらけになった悪路なら。
今回のは赤土による悪路。雨季になって粘土のようにぐにゃぐにゃになった道が、乾季には轍がぐにゃぐにゃの形のまま固まってしまい、凸凹道になってしまった道。
そして、後ででてくる砂地の悪路。車やバイクならかろうじて走れるけど、自転車ではタイヤが砂の中に埋まってしまい走れなくなってしまう悪路がある。
夕方にはクバイ村に着く、前回泊まった民家にまた泊めさせてもらうことにして、村を自転車にて散策する。たまたま、カンボジアの男たちがインスタント麺を食べてる所をみつけ、旨そうなので俺も食べることにする。インスタント麺にゆでた豚肉をチャーシュー形に切って載せたものでいたってシンプルだが、下手にまずい食堂で食べるよりはましだった。ちなみに、村に食堂は一軒しかなく、7時前には店を閉めてしまう上に、目玉焼きぐらいしかおかずはない。
インスタント麺を食べ終えると早々に宿に戻る。
今回去年泊まった民家3件に再び泊まることになるが、いずれも水道事情がよくなっていたのが印象的だった。井戸水を手で汲んでたところが、モーターを使ったものになっていたり、水浴び場が軒下のすぐ横だったものが、ちゃんと囲いのある水浴び場が作られていたりといった感じに。もっとも、水が濁っているのは相変わらずだったけど。
疲れていたし、7時にはベッドに横になるも、近所で結婚パーティーでもしているのかと思える程大音響の音楽が流れてくる。「カンボジアの田舎は何もなくてさぞ静かなんでしょうね」と思ったら大間違い、朝は朝で5時くらいからラジオの放送みたいなのをスピカーのボリュウムを最大限にして流しているからうるさくてたまりません。おちおち寝てられないので嫌でも早起きになってしまう。
6時には起きて宿を出発。クイティウ(カンボジアの麺)を食べる。牛肉だったので、肉が硬くて食べれなかった。クイティウの肉は普通は豚肉、鶏肉、たまにシーフードから選べるが、この店は牛肉しかなかった。ちなみに、カンボジアの朝食は外食としてはこのクイティウかご飯の上に鶏肉か豚肉を載せたものぐらいしか選択肢はない。(外国人ツーリストの来る町やプノンペンは除くけど)さらにいえば、食事ができるのは昼ごろまでで、夜には営業していない、たまに営業していても、つくりおきの料理をご飯の上にのせて食べるか目玉焼きぐらいしかおかずはない。そして、このつくりおきの料理がおそろしくまずい、まあカンボジア料理どれもまずいけど。隣のタイ、ベトナム、さらにはラオスと比べてもカンボジアの料理はまずいと思う。
ついでに、牛肉はムスリム系の人(チャム族、ベトナム人によってベトナムから追い出されたチャム人の末裔)が売っていることが多く、かつ正直だが、豚肉を売るカンボジア人のなかには目方ごまかす人間がいるから要注意とのこと。(カンボジアに住んでる人から聞いた話。)
食事の後はさっそく出発。ペットボトルの水やレッドブル(カンボジアではゴチュ−ル)を買う。なんせ、ここから40キロは無人の森の中。ここで買い込まないと後々手に入らない。前回既に通った道なので、5時間ぐらいかかることが、分かているけど、道の状況によっては、たかが数十キロと思っていてもどれくらい時間が掛かるか分からないのがカンボジア、用心のため多めに買い込む。それでも足りなかったけど。
森と言っても日本のような鬱蒼とした森ではない。木はそんなに高くなく、葉っぱもそんなに生い茂っている訳でないので、日中は雲でもなければかんかんでりの日差しのなかを走らなくてはならないことになる。この日は曇りがちだったので、そんなに日に照らされて苦しいということはなかったけれど、それでも遺跡に到着した時には体力の70パーセントを使い果たしてしまい、遺跡を見て回っているうちに残りの体力を使い切った上に水もなくなったので、村までの4キロの道がかなりしんどかった。へろへろになりながら村に着く。
村に着くと前回泊まった民家(母屋とは別にカラオケ小屋と生活品を売る小屋がある)にてさっそくジュースを買う。一気に3本飲み干す(レッドブル、豆乳、ライチジュースとりあえずクーラーボックスの中で凍りで冷やしてあったジュース、カンボジアは冷蔵庫のない店(冷蔵庫以前にそもそも電気がない)がほとんどで大半はクーラーボックスの中に氷の塊いれてジュースとか冷やすけど、この電気のまったく通ってない村でどうやって小売作っているのだろう?自家発電用のモーターぐらいしかないと思うけど。)
この村周囲40キロ以内に他の村がなく、まさに陸の孤島状態。昔は遺跡の規模から判断すると多くの人が住んでたはずなのに。堀の水がないことや、途中の川も干上がってたことから判断して水がなくなり、砂漠化したことが衰退の原因らしい。
夜は夜食を大家のおばちゃんが作ってくれる、このおばちゃん年は50歳代、カンボジアのおばちゃんにしては愛嬌もあり好感が持てる(カンボジアの中年女性で好感もてるタイプはめったにいない、このおばちゃんは中肉中背だけど、小太りのおばちゃんで好感を持てるタイプはまずいない、なんかみんな欲の皮のつっぱった感じなので。)朝は魚(周囲にでかい川や湖のないのにどこで手に入れた?)の入ったおかゆを作って売っていてなかなかの料理上手、商売上手のしつかりもの。
ちなみに、カンボジアでは婿入りが一般的。だから、亭主よりも奥さんの方が家では存在感ある。カンボジア男性がだらしないのはこの事に原因があるのかも。
翌日は別のルートを行くも、砂の道かつ無人の林が広がるだけだったので、1時間程で諦め、地図だと30キロは行かないと次の村はない、自転車は漕げず押して歩くだけなので、時速4キロか、8時間も掛けて隣の村に行くのは不可能と判断。
遺跡をもう一度見に行ってその日はそのまま村に泊まることにする。
翌日はお粥(魚の他には納豆のような豆が入ってた)を食べる。今日は曇っているなと思っているうちに本当に雨が降り始める、しばらく様子をみて、それほどひどい降りではないので出発することにする。遺跡の近くを通った時、休んでいるとまだ見てなかった橋があることに気がつく。ということは橋に付随して門もあるはず。橋に近づくと、案の定正面にあった門と同じ様式の門がある。正面にあった真ん中の入り口門は綺麗に残っていたが、ここの入り口門の部分が倒壊してしまい左右の塔が残っているのみであった。
見残していた遺跡もみたので、出発するも雨が激しく降りはじめたので、最後に残っている遺跡にて雨宿りをする。よく見ればこの遺跡も門の跡らしい。ということは、あと一つ門の跡があるはず。(遺跡は四角形なので、東西南北に門があると考えられる。)
10分ほど遺跡の中で雨宿りしたのち再び出発。1時間走ったところにて、木こり一家に会う、「去年子供にパンくれた人じゃろ」去年会った俺のことを覚えていてくれた。
やかんの中に草入れて煮込んでいたけど食用?森の中なのに小魚もある。どうやって手に入れてるのだろう。家は高床式だが、柱以外は素材がニッパ椰子で作りはいたってシンプル。
木こりの親子とは早々に分かれ(その日はコンポンカダイの町まで行く予定だったので)
先を急ぐことにする。
向こうからバイクに乗った2人組みに男がやってくる。後ろの男が細長い鉄の棒の様なものを持ってる。もしかして銃?
男たちは俺のそばまできて止まる。「どこ行くの?」ときかれたので「クバウ」と答える。
よく見ると銃ではなく空気入れだった。男たちはそのまま遺跡の町の方へいってしまう。
やがて、二股道にでる。とりあえず広い方の道を選択する。やがて道はまた別れ道に出たので、さっき選択しなかった道の方に向かう道を選択する。ちなみに、カンボジアの未舗装の道が二つに分かれていることは、雨季に水溜りになったりするせいか多い。
だが先に行けば行く程曲がりくねった道になる。「おかしいなあ、道はまっすぐだったはず。やっぱ、最初の二股道で間違えたか。」と思い引き返す。
しかし、最初の二股道すらどこだったか忘れてしまい困っているところに、バイクに乗った3人組みに出くわす。「クバウ、クバウ」というも通じない「カバウ、カバウ」と言い直すと、「クバウ」と返ってくる。そうだよ、「クバウだよ。なんで最初のクバウで通じないんや。」実は「ク」か「カ」の違いではなく、発音する時息をだすかださないかの違いでした。日本語にはない発音の違いなので、この息出す出さないの違いはなかなか区別しずらい。
男たちはこの道でいいというので、「分かった、じゃ、お前ら先にいっていいよ」と身振り手振りで伝えるも、男たちは俺に先に行けというので仕方なく先に行く、後ろからバイクでこられるのは自転車の俺にとっては嫌な感じ。二股道に出たので俺が細い道の方に行こうとすると「ちがう、ちがう」と言うので、広い方の道を行く。本当にこの道でいいかいなと思いながらも言われた方の道を走る。彼らは先に行ってしまう。
再びの二股道で今度はさっきと反対の道を選択する。
やがて、さっきの3人組がバイクを降りてるところのに出くわす。どうやら、立ちしょんべんしているらしい。男の中の1人が近寄ってきて「ソムロイ(金くれ)」という。「道教えた礼に金くれってか。冗談じゃねえ。」と思い、さっさとその場を去る。数分後彼らのバイクが追いつくもそのまま行ってしまったので一安心と思いきや、数分後また彼らに出くわす、彼らは森の中で白い鳥の羽をむしりとってた。そういや、さっきバイクの籠を見たとき白い鳥が入ってた、どうやったのか知らないけど、森の中にいる鳥を捕まえたらしい。さっき俺に「ソムロイ」と言ってきた男がまた、俺に何か言ってくるも無視して走り続ける。しかし、数分後また追いつかれてしまい、今度は自転車を止めさせられる。さっき俺に声掛けてきた男が俺に近づいてくる。
近づいて来た男は、「ゴチュール(レッドブル)」とかぬかす。
「ゴチュールて、お前、俺のが欲しいのかよ、もうさっき飲んじゃったけど。」と思っているうちに、男は俺の自転車の籠の中を探り出さっきす。ペットボトルを見つけにやりと笑う男。よく見ると、もう一人のバイクの後ろに乗ってる男は小型の斧を手にしているではないか。
俺は手を振りであげる意思を伝える。男はペットボトルをバイクを運転している男に投げやる。「オックーン(ありがとう)」とペットボトルを手にして言い、その場で水を飲む。
そのまま、3人の男は立ち去っていった。
たかが、ペットボトル1本とあなどるなかれ、ここは森の中。もし残りのペットボトルをすべて飲み干し、喉が渇いてしかたなくなっても水は手にはいらないのだ。この日は曇っていたのでそれほど喉が渇くことはなかったけれど。下手すると行き倒れになってしまった可能性もありえたことを考えると貴重な1本であった。
ともあれ、後は村まで何事もなく辿りつくことができた。やれやれ。おしまい。
おまけ
シアヌークビルにある日本食レストランにカンボジア人の友人を連れていった時のこと。
お好み焼きの上に載っているかつおぶしが動いているのをみて、「なんだそれ、生きているの?」とびっくりしていた。日本人には見慣れたものだが、初めて見る人には不思議な光景に見えるんだなあと思った。
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