チチカカ湖周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
目覚ましが鳴るちょっと前に起床。 <br />慌てて窓の外を見る。 <br />まだ暗いが、どう見ても雲がある。 <br />せっかく張り切って起きたのにちょっとショック。 <br />「ふぅ〜」ってやっても雲が飛んでいくわけじゃないのは分かっているが、ものすごくやりたい衝動に駆られてやってみた。 <br /><br />それでも飛ばない雲をにらみつけていると、なんだか雲とチチカカ湖に着き出す半島の間に隙間が出来てきた。 <br />ワクワクしてベットの上で毛布にくるまりながら見続けること20分。 <br />太陽が見えた! <br />半島のさきっちょから。 <br />ダイヤモンドのリング状態! <br />ん〜 <br />感動! <br /><br />ちなみにチチカカ湖は船舶航行する世界一番標高の高い場所3890m地点に位置する湖と言われている。 <br /><br />ガイドブックによっては「Titicaca」と書かれているが、本当は「Titikaka」らしい。 <br />「発音に気をつけろ!!」とよく言われた。 <br />というのは「caca」とはスペイン語で「shit」を意味するらしい。 <br />本来は「titi」はケチュア語でインカの神聖な動物とされている「puma」を意味、は「灰色」を意味するらしい。 <br />らしいというのは地球の歩き方には「カカ」は「石」という意味と書いてあるから… <br /><br />なぜ灰色かというとこの地域はよく曇っていて空がどんより灰色で、その色が湖に影響して灰色に見えるから。 <br />だから「titikak湖」は「灰色のpuma」。 <br />「titicaca湖」にしたら「pumaの糞」になってしまう。。 <br /><br />かなりこじつけているように思うが上空から見ると、ピューマの形をしたチチカカ湖がウサギの形をしたウイニャマルカ湖に襲いかかっているように見えるんだって。。 <br />結構きついものがあると思うけど。 <br /><br />この日はホテルからプライベートボートに乗ってウロス島に。 <br />ウロス島とはチチカカ湖に浮かぶ浮島のひとつ。 <br />島がトトラ(葦)で作られている。トトラの島に、トトラの舟、そしてトトラの家。しかもトトラは食料にまでなっている。食べてみたがちょっと渋くて美味しくない。食べ過ぎると下痢するらしいのでちょっとにしておいた。 <br />何から何までトトラづくし。。 <br />足下の完食は低反発のマットに乗ってる感じで不安定。 <br /><br />しかもこの浮島、一応クイは打ってあるがたまに流されるらしい。 <br />そうするとモーターボートを持っている人は押して戻ってくるが、ない人は必死に島を手こぎで戻すんだって。 <br />あり得ないわ。 <br /><br />その昔、フジモリさんが大統領だった時代にこの島へ宿泊しソーラーパネルを設置したらしい。 <br />そのおかげで島にはテレビもある。 <br />国際電話もかけられるようになったらしい。が、この島の誰がかけるというのだ… <br />ちなみにこの島の宿代一泊朝食付きでs/.10.00。USドルにすると3ドル弱。 <br />しかも日本人が宿泊した形跡あり。 <br /><br />ここの子供達はスペイン語、日本語、ドイツ語、英語、ケチュアゴ、アイマラ語を操って… <br />と何カ国語も操って歌を披露してくれる。なんて賢いんだ。。 <br />私にはそんなに操れない。 <br />ケチュアゴの挨拶「こんにちわ」「お元気ですか?」「げんきです。」を覚えるだけでも大変なのに。 <br /><br />そうそう。このウロス島にはちゃんと学校もあるけれど、最近は船に乗ってpunoまで通っている子供も多いらしい。 <br />昔は漁業が一番の産業だったこの島も、今は観光業が一番らしく、島の子供達は午前中は島で歌を歌って観光客を楽しませるために働き、午後になると船に乗ってpunoの小学校に通っている。 <br />ちなみにここの学校は3部制だって。 <br />日本も3部制だったら私はわざわざ朝早起きして7時に家を出て、8時からの礼拝に参加しなくてもすんだのに… <br />と思わず思ってしまった。。 <br /><br />ともあれ、島でもちゃんと島の住民と交流し、トトラの船にも乗って大満足。 <br />プライベートボートに乗ってホテルに戻ってチェックアウトし、ちょっとだけpunoの街を観光してから飛行機に乗り、リマに戻ってきました。<br />

チチカカ湖

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2006/06/27 - 2006/06/27

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muyk2

muyk2さん

目覚ましが鳴るちょっと前に起床。
慌てて窓の外を見る。
まだ暗いが、どう見ても雲がある。
せっかく張り切って起きたのにちょっとショック。
「ふぅ〜」ってやっても雲が飛んでいくわけじゃないのは分かっているが、ものすごくやりたい衝動に駆られてやってみた。

それでも飛ばない雲をにらみつけていると、なんだか雲とチチカカ湖に着き出す半島の間に隙間が出来てきた。
ワクワクしてベットの上で毛布にくるまりながら見続けること20分。
太陽が見えた!
半島のさきっちょから。
ダイヤモンドのリング状態!
ん〜
感動!

ちなみにチチカカ湖は船舶航行する世界一番標高の高い場所3890m地点に位置する湖と言われている。

ガイドブックによっては「Titicaca」と書かれているが、本当は「Titikaka」らしい。
「発音に気をつけろ!!」とよく言われた。
というのは「caca」とはスペイン語で「shit」を意味するらしい。
本来は「titi」はケチュア語でインカの神聖な動物とされている「puma」を意味、は「灰色」を意味するらしい。
らしいというのは地球の歩き方には「カカ」は「石」という意味と書いてあるから…

なぜ灰色かというとこの地域はよく曇っていて空がどんより灰色で、その色が湖に影響して灰色に見えるから。
だから「titikak湖」は「灰色のpuma」。
「titicaca湖」にしたら「pumaの糞」になってしまう。。

かなりこじつけているように思うが上空から見ると、ピューマの形をしたチチカカ湖がウサギの形をしたウイニャマルカ湖に襲いかかっているように見えるんだって。。
結構きついものがあると思うけど。

この日はホテルからプライベートボートに乗ってウロス島に。
ウロス島とはチチカカ湖に浮かぶ浮島のひとつ。
島がトトラ(葦)で作られている。トトラの島に、トトラの舟、そしてトトラの家。しかもトトラは食料にまでなっている。食べてみたがちょっと渋くて美味しくない。食べ過ぎると下痢するらしいのでちょっとにしておいた。
何から何までトトラづくし。。
足下の完食は低反発のマットに乗ってる感じで不安定。

しかもこの浮島、一応クイは打ってあるがたまに流されるらしい。
そうするとモーターボートを持っている人は押して戻ってくるが、ない人は必死に島を手こぎで戻すんだって。
あり得ないわ。

その昔、フジモリさんが大統領だった時代にこの島へ宿泊しソーラーパネルを設置したらしい。
そのおかげで島にはテレビもある。
国際電話もかけられるようになったらしい。が、この島の誰がかけるというのだ…
ちなみにこの島の宿代一泊朝食付きでs/.10.00。USドルにすると3ドル弱。
しかも日本人が宿泊した形跡あり。

ここの子供達はスペイン語、日本語、ドイツ語、英語、ケチュアゴ、アイマラ語を操って…
と何カ国語も操って歌を披露してくれる。なんて賢いんだ。。
私にはそんなに操れない。
ケチュアゴの挨拶「こんにちわ」「お元気ですか?」「げんきです。」を覚えるだけでも大変なのに。

そうそう。このウロス島にはちゃんと学校もあるけれど、最近は船に乗ってpunoまで通っている子供も多いらしい。
昔は漁業が一番の産業だったこの島も、今は観光業が一番らしく、島の子供達は午前中は島で歌を歌って観光客を楽しませるために働き、午後になると船に乗ってpunoの小学校に通っている。
ちなみにここの学校は3部制だって。
日本も3部制だったら私はわざわざ朝早起きして7時に家を出て、8時からの礼拝に参加しなくてもすんだのに…
と思わず思ってしまった。。

ともあれ、島でもちゃんと島の住民と交流し、トトラの船にも乗って大満足。
プライベートボートに乗ってホテルに戻ってチェックアウトし、ちょっとだけpunoの街を観光してから飛行機に乗り、リマに戻ってきました。

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  • チチカカ湖とプーノの街

    チチカカ湖とプーノの街

  • ウロス島の子供達

    ウロス島の子供達

  • 葦の船

    葦の船

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