フランス・モナコ旅行記?　ネグレスコホテル　シャントクレール

2003/07 - 2003/07

地球の歩き方を見て私「ネグレスコホテルの中にあるレストランミシュラン２ツ星なんだってーランチなら安そう。」「じゃ、そこ行ってみようか。」と友人。思いつきでこのレストラン・シャントクレールに行ってみようということになったものの、さすがに高級ホテル内のレストラン、敷居は高かった。「えと、要予約でフォーマルウェア着用のこと…みたいよ。」と私「…YシャツとネクタイならOKかな〜」と友人。服装に多少問題があっても大丈夫だろう、とういうことでまずは予約の電話を入れることになりました。「レゼルベー　シルブプレ」と私「イングリッシュ　プリーズ」と電話の向こうの声…間髪いれずフランス語撃沈です。予約いっぱいだったらガッカリだなって思ったけど、スムーズに予約取れました。

ホテル内はロココ調の家具や、絵画があったりして、かなり貴族なムードが漂っています。レストランではスマートなフランス人の紳士がお出迎え、私たちの席には給仕の方が一人ついてくれました。その給仕の方のお話ですと、このレストランのカーテンはベルサイユ宮殿で使われているものと同じものとのこと。そう聞いた途端ちょっとくすんだ古めかしいカーテンが輝いて見えるから不思議です。その給仕さんは結構おしゃべり好きでこのホテルのこと、息子さんが日本好きで柔道をやっていることなど、いろいろ教えてもらえました。かといってそれがしつこいわけでもなく、洗練されてるって感じです。

食前酒のシャンパンに酔いながら、前菜（わすれ）を食べ、メインは仔羊骨付き背肉のポワレ。ナイフとフォークが器用に扱えないので、骨を手でつまんで食べたい！気分になりながらも上品にいだたきました。日本人の恥にはなってないハズ。前菜も、メインもおいしかったけど、一番おいしかったのがフランス菓子のデザートでした。いろんな種類のお菓子と紅茶。たまりません。

そんな素敵なランチも２時間ほどで終了。そしてお会計。先ほどの給仕さんがホテルの中もよくご覧になってくださいと最後のサービス。ホテル内を幸せな気分で見て回れました。

入れ替わり立ち代りお客さんが回転する感じはまったくなく、優雅に、食事を楽しむ、そんなレストランでした。こんどはこのホテルに泊まってみたいな。

エリア ニース(フランス)

ホテル入り口

貴族なムード

ラウンジより