2007/02/13 - 2007/02/13
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こまちゃんさん
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2月13日。
広州中山七路にある{山令}南(リンナン)祠堂式建筑物で、1980年の広東省において、72の村から「陳」を姓とする家族が集まり造った合族祠堂、陳氏書院。別名「陳家祠」
13200?もの宏大な宮廷式祠は、三列に並んだ大型楼門を基本に、屋根や扉の彫刻や芸術が見物。真ん中の楼門式回廊部分を「聚賢堂」と呼ぶ。
中国式で表すと、『平面3路3進9庁6院』の構造。
さりげなく飾られたその時代ごとの調度品も、昔のものがそのまま置かれている。
1996年頃までに3度出掛けて以来、随分とご無沙汰している。この日、丁度爺ぃの次男が見てきたと言うので、彼の撮ってきた画像を拝借しまとめてみました。
では、こまと一緒に、当時の豪勢な気分を覗きに行ってみましょう!
-
今や番禺くんだりからでも、広州行きが便利になった地下鉄3号線で、体育西路で1号線に乗り換えて、その名もズバリ「陳家祠站」で下車。
その上は、陳家祠の正面、「中山七路」に出る。
お!
昔は無かったけど、今はこんなガイドプラザが有る!
(殆ど土産屋だけど・・・) -
入り口まではかなり整備された公園などもある。
以前のせせこましい感じから、気分一新って感じ。
公園では、西洋人の奥さんが、乳飲み子を抱えながら蹴羽ねをしている。
ダンナさんが写真を撮っている所を、新聞を読みながら歩くオッサン一人・・・・・
横切るか。。。(ーー;
・・・這是真事在大陸平均的老百姓都没有教育。 -
概要解説板「陳家祠堂」
読んでね。
(大意はこの頁のトップに記載済み) -
「広州民間工芸博物館陳氏書院」の平面案内図
お客さんは、右下の切符売り場で切符購入後、そこにある切れ目(入り口)から入ります。
昔は無料でしたが、今は10元かかるそうです。
まあ、これだけ手が入れられれば、有料も仕方がないですね。
10元なら納得行く範囲かも知れません。
柳州の巨大自然公園「龍潭公園」の、5元の安さには敵いませんが。(^^ -
入り口と門票售票處。
以前は、こんな門構えも無かった。
この先へは車も入れて、正面に横付け出来たものだ。 -
正面楼門の俯瞰図。
-
壁には色々な装飾が。
壁の途切れ目にある大屋根の彫刻群。
更に先へ進むと、正面までの壁伝いには、、、 -
壁に施された細かい彫刻の飾り。
一つめ・・・ -
2つめ・・・
-
3つめ・・・
鳳凰、宮廷風景、そして花鳥三友図。
華南地区特有の、緻密で大型の壁彫刻。
一般家庭の地位が高い人の家にも、こう言った彫刻が施されている。
今でも、華南地方ほど、昔の風習をその生活習慣に多く取り入れている所は他にはない。 -
正面以外にも、こう言った幽道が幾つかある。
その屋根部分の所彼処にも彫刻が。 -
その拡大図。
人も多いが、空想動物も所狭しと並んでいる。
ここには鍾馗が入る必要も無し? -
正面両脇に鎮座する獅子像。
-
その後、屋根の飾りにまで獅子像が。
-
正面遠景。
今はこの図が撮影可能。
昔は、正面向かいは建物が有り、こんなに下がっての撮影は出来なかった。
正面も公園になっている。 -
正面左部分。
草木も綺麗に手入れが行き届いている。
以前は、この時期になると、訪れる人も少なく、かなり寂れていた。
息を吹き返した感じがする。 -
流石、広州市が予算を組んで一新しただけはある感じ。
正面に飾られた花も、心なしか誇らしげ。 -
陳氏書院正面。
さあ、120年昔へタイムトリップしましょう! -
大きな太鼓型の石像に挟まれた入り口を入ると・・・
入り口の扉が閉ざされた正面図はこちら。
http://www.medstamps.com/zhuantiyanjiu/xuyeming/0201.jpg
(中国の記念ハガキ) -
門には豪傑の図。
これは中国の仁王像ならぬ「門神」
玄関の守り神。
風水を重んじる華南地区には、今でも「入り口」に関する蘊蓄は多く存在する。
門神を置く事や、屏風を置く事などがその代表。
「悪鬼を招かず、運気を逃さない」の意味を持つ。 -
古さを感じさせる灯籠。
楼門の内屋根に掛かっているもの。 -
内苑の第二楼門「聚賢堂」正面図
-
その大屋根一面に並んだ祠彫刻の数々。
-
正面両脇の幽道は、内苑、後苑と小回廊で繋がっている。
その全ての屋根に彫刻が施されている。 -
その堂内では、「呉維潮」と言う著名陶芸家の展示会が行われていた。
変なお土産屋が乱立するよりもはるかに良い感じだ。 -
漆器の赤を醸す陶器の壺など。
-
藁しべをモチーフにしたものも多いのが、中国工芸の特徴。
広州では、多くの「子供型飾り物」が見られるのも特徴。
「子は鎹」を重んじる風習の表れ。 -
日本でも有名な中国近代画家「齊白石」の像。
・・・余り似てない(~_~;
「齊」は斎ではなく斉。当然意味が全く違う。中国では読みも違うので間違いにくいが、日本では同じ「さい」。
よく間違われるのでご注意!
斎は政(まつりごと)を表し、斉は人の悟(齊)りを表す。 -
埴輪調の像だが埴輪ではない。
「瑞雪兆豊年」--積雪に豊年の兆しを思う(瑞兆する)。 -
「鍾進士」像。
言わずと知れた鍾馗の像。
ここでも子供がモチーフされている。
華南地区以外では、余り見られない構図。
呉維潮と言う人は、人物の表情造りにかなり特徴がある感じ。 -
展示場所の楼門式お堂に掲げられた「聚賢堂」の大看板。
漢字の間違いを指摘されているが、当時の人の故意なのかどうなのか・・・ -
「聚賢堂」の堂内広域図。
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楼門堂ごとに儲けられた月台(テラス)にて。
-
「聚賢堂」の裏側へ。
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特徴深い「聚賢堂」大屋根は、裏側から見ても同じ装飾が施されている。
また、その園内には静かな空間が広がっている。 -
大屋根の彫刻をクローズアップ。
架空動物のオンパレード。
西遊記の妖怪の発想も頷けそうだ。 -
インド仏教の流れを感じさせるものも、中国古代近代文物には多く残されている。
何処へ行っても象さんは辛苦了! -
奥のお堂に置かれた大テーブル。
その脚は獣の脚。 -
端渓硯台。
広州の隣町「肇慶」は、別名端州。
「端渓硯の郷」である。
日本書道でも有名な端渓の硯は、この町出土の石で出来ているものを指す。
この大石で出来た硯の図案は、天地創造図みたいだ。 -
一刀彫の妙技!!
「中抜き」は、中国伝統工芸の中でも、本当に妙技の一つ。
木だけではなく、石や象牙や骨まで、抜くだけではなく、中の中まで彫刻する技を持っている。 -
蟹たちが、清流に流れていた籠に群がって遊んでいる。
会心のショット! -
各お堂の、懐の深さが判る図。
ここでは、大テーブルも大硯も普通の大きさ(?)に見えてしまう。 -
幽道を潜り抜けてくると、一層気分が増すような静かな中庭。
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薄紅色の椿。
-
こまには節操のない行為に見える土産屋。
伝統工芸の実演だろうが、建物に無節操にかけられた針金や蛍光灯などが、まだまだ古物を大切にしているとは感じさせられない。
でも、彼らは何も感じていない。
壊していないから問題ないのだ。
これはシルク製品の実演。
蚕の繭や、それから紡ぎ取ったばかりの絹などを始めとして、絹製品も展示されている。 -
繭から紡ぎ出した状態の袋状の絹糸。
-
繭も沢山かけられている。
これも売り物? -
奥の院では、骨・象牙の彫刻品も展示販売されている。
これは象牙の未加工品。 -
骨彫刻の極。
自然木と絡ませた彫刻藝術の世界。 -
象牙一刀彫の極。
芯のある中腹から先端へは、人を中心にした木の漁船を施し、中空の部分には、漁師の網に見立てた薄い仕上げが特徴。
魚も掛かっている。 -
骨彫刻調度品の小物代表みたいな人物像。
八神過海(中国版七福神)や福禄寿、布袋の単品も、この技法で造った物は人気がある。
ホテルや街中のお土産店にある物は、プラスチック製の物が多い(殆ど)。
本物の骨製品は、こう言った所や友誼商店でなければ入手不能。
その分、当然価格も半端じゃないけど。
(本物がそんなに安くは売られる筈がない) -
象牙のブレスレット。
一組5千円位。 -
骨彫刻の極色々。
-
花神祝福。
複雑怪奇な仕上がり・・・ -
山村風光
風光明媚な山村風景を表している。
松の木が中心。
少し小さめのものだが、4千元(6万円)する。 -
これが、信じられない象牙の中抜き彫刻の極みだ。
中は、全て網目に彫られた球状の面が、全て動く形で42重に成っているもの。
直径10cm弱。これ以上大きくなると、中心が中空に成ってしまう。 -
こちらは、同じ象牙彫刻でも、一刀彫ではない。
漂白した材料に、未漂白の物も組み込んだ「梅蘭竹菊君子図」
縁起物の4つの植物、梅,蘭,竹,菊を彫り上げたもの。
取り扱いが大変そうだ・・・密封された専用のケースが欲しい感じ。 -
裏庭への通用口。
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裏庭には、沢山のモニュメントが置かれている。
仲の悪そうな一家の様子???(^^; -
どっちが可燃物??
2つ置けば良いと思っているのかなぁ・・・ -
人攫いの図?
右端のヤツは、手にはしっかりと彼女の靴を持っている。。。 -
・・・・・・?
適当にタイトルを決めて下さい。 -
お帰りは、一気に幽道を抜けて正面へ。。。
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再度正面にて。
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正面左側より。
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ちょっと陳家祠広場を散歩して。。。
-
やはり居ますね。
ドコにでも居る、モニュメントなどに登りたがる郷下人。
良い年したオッサンが登って居ますが、家族総出で盛り上がっています。
次男は「有什幺好玩(何がおもろいねん)」と言いながら撮ったそうです。
ここには「請匆攀上」の文字は有りませんが、公共物に対する考えという教育はないので、書かれていても平気で登ります。 -
その様子を、冷ややかに見守るワンチャン。
「人間はホンマアホやなあ。教わらんと何にも知りよれへん・・・」 -
掃除夫のおじちゃんとポイ捨てられたゴミ。
捨てるから居るのか、居るから捨てるのか・・・
どっちも屁理屈のように感じる。 -
陳家祠と公園広場の見取り図。
みなさんも、広州へおいでの際は
是非お立ち寄り下さい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- りっちゃんさん 2007/02/19 12:02:13
- あけましておめでとうございます。
- ここ、結構見ごたえありますね。
この前広州へ言った時は「たいしたことないやろ」って
全く興味なかったけれど
次回時間が有れば行って見ます。
いつも日帰りやからあかんかなぁ。。。
- こまちゃんさん からの返信 2007/02/19 14:39:33
- RE: あけましておめでとうございます。
- 祝你新春快楽!!
日本語詳細情報が少ない広州の観光地。
結構眺めるだけで終わってしまいますよね。
最初は単に超巨大祠としか思いませんでした。
彫刻の表情や建物の謂われなどを知ると、次に観る際視点が変わって
興味がドンドン湧いて来るみたいです。
3回行きましたが、その都度興味は増しました。
この旅行記の画像は、爺ぃの次男が取ってきた物なので、あの頃より
も中文の説明が判る今、また自分で観てきたいと思っています。
(渡航3年目までに行ったので、当時は判る聞き伝え情報だけでした)
注:陳氏書院の回し者では有りません。(^^;
こま
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