シルクロードの旅（トルフアン、ウルムチ編）

2006/05/01 - 2006/05/07

５人組の旅行も残り僅かとなり、全員相当疲れている様子。
しかし誰も口にしない、長老の私もがんばるしかない！
トルフアンに入ってから、道行く人の顔つきが変わってきた。イスラム社会の様だが！あの顔で中国語を話すのも可笑しいく思えるのは私だけ？
敦煌、トルフアン、ウルムチ、も砂漠の中にあるオアシスみたいな街で、少し車で走ると砂漠になってしまう！
ガイドの話だと、砂漠ではない！ゴビだ！と言う？？？？？？
日本ではゴビ砂漠と習っていたが！いや！違う！
ゴビは砂漠になる前の事を言う！だからゴビにはらくだ草等の植物もあるし、砂でなく小さい石状態だ！砂漠は完全に全てが砂状態になっている所を言う。との説明だが？？

エリア 烏魯木斉(中国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 航空会社: 中国南方航空

アルターナ古墓群の手前にある見晴台。
主に高昌国時代の貴族の墓で、約６００基もの古墳が並ぶ。
此処から火焔山が望めるらしいが、どれかは解らなかった。

この中に遺跡があるのだが、ガイドの説明が良く解らない（日本語が下手）、それにもかかわらず良く説明してくれるのだが！！周りを見ると他の連中は皆逃げてしまった！仕方なく私が一人で聞いているフリをしなければならない。

同じような洞窟が２箇所にあった。

ベゼクリク千佛洞。
火焔山の北麓にある高昌国の仏教遺跡。

やはり緑が少ない。少ししかない緑がとても新鮮で綺麗に見えた。

此処も沢山の穴の中に、壁画、仏像が彫られておりました。大事なものは全てイギリス人が持って行ってしまい、大英博物館に在るとか？
壁画などに描かれている人物の目の部分は全て、粘土で塗りつぶされていました。（イギリス人の手で）

乗っている人間はラクダ！が乗せている駱駝は疲れる。

かの有名な火焔山です。
ウイグル語では「赤い山」を意味するそうな。

孫悟空たちも居ました。

交河故城の看板
トルフアン史上最古の都城跡。ヤルナイゼ川の中州にある前漢代の都市の遺跡。４９９年に高昌国が興ってからは衰退の一途をたどったそうである。

交河故城の全体図、周りを川で囲まれていたのが解る。
今は殆ど水が無い、井戸もあったが今はその名残だけ。

土で出来た（作った）町？城？

ガイドが言っていた！その奥の建物はコースに無いよ！と、でも皆がせっかく来たのだからとドンドン歩いていく。
私は暑くて、疲れて行きたくない気持ちが強く、コースが違う！と言っても誰も聞かない！！！！
仕方無くトボトボ続いていった。
もっと、年寄りを大切に！ここは中国です。

仕方なくトボトボガイドと後に続く私です。

ウルムチまでは貸切ミニバスでの移動になる。

途中での光景だが、風力発電用の風車が当たり一面に聳え立っていた。
又話は変わるが、途中何度かパーキングに立ち寄るがトイレ問題で女性人たちが非常に困っていた。
そう！仕切りが無いのである。これでは使用できないと！嘆くことしきりで可愛そうでした。

一夜明けて、最終になりましたが天山山脈の天地へ出発

入り口の門

写真で解りにくいかも知れないが、殆どが解放軍が来ていた防寒コートを着ている。
実は入り口で１０元で貸し出していた、私も借りました。昨日まではＴシャツでも暑かったので、ある程度は寒くないような身支度をしていたが、想像を超えた寒さで、借りて良かった。

此処から船で湖を遊覧する。
面積４，９Ｋ?という広大な湖で、夏にはまばゆいばかりの緑に包まれ、万年雪をいただく山々を仰ぎ見ながらすごせる。
周辺はカザフ族の居住エリアで、遊牧地の中に移動用住居キーグズイが点在している。夏にはこのキーグズイに宿泊も出来るとの事。

遊覧船の途中で降ろされ、この寺に登る。
寺に入って、皆でワイワイ、ガヤガヤ騒いでいたら寺の坊さんに「静かに！」と注意される。
オイオイ！中国人の話し声のほうがうるさいだろ！それは良いのか？と心の中で思うだけ！
そうです、此処は中国です。

雪が突然降ってきた。ウー！寒いはずだ！

どこかでも見たような水車が！水車を使って水を汲み上げて利用している。

もう少し晴れていたら、とても綺麗に撮れるのだろうけれど！でもこの後麓の駐車場に降りた所で、一面の霧が発生し、とても景色の鑑賞等出来ない状態になったので雪にも遭遇し、ついていたのかな？

ナンを焼いていた！ナンだ！？何人かが親父ギャグを飛ばしていた。

ガイドさんがそのナンを買ってきてくれた。
焼きたてはとても美味しかった。
今まで色々な所でナンを食べたことがあるが、一番美味しいと感じたのは私だけ？？？？

最後の締めは国際バザールでのお買い物！

バザールのシンボルタワー？？
１〜６楼の建物があり、玉石や民族雑貨などが商品別に店が入っている。

ナイフ等を専門に扱っている店があちらこちらに沢山店を出していた。特産なのかな？
私も１本買った（１２０元を４０元に値引いて！）。
でも他のメンバーから「飛行機で持って帰れるの？」
そうだ！駄目かも？

凄い！人！人！人！である。

アイスクリーム屋さん、非常に粘りのありそうなアイスでした。でもこんなに寒いのに！

ガイドさんが空港まで見送りに来てくれる、とても親切でした！
ナイフは没収されてもいいや！と思いながらカバンのすぐ取り出せるところに入れておいたら、案の定チェックインカウンターで捕まる。
何だ！これは！　　お土産です！
しばらく上司に相談しに行ったのか待たされて！！！！
ＯＫ！エーエーエー？そのまま入れて返してくれました。
でも広州までは良いが、日本へは無理だろうな！

帰りの機内で誰かに撮られました！私も誰かのを撮りました。全員夢の中だったようです。
楽しかった旅行の夢でも見ているのかな？

この旅行記へのコメント （7）

• 浅山 (あさやん)さん 2007/08/06 15:06:48

  トルファンウルムチ

  改めて読むといつか行きたいと想う
  暑さ　寒さ　砂漠　都会、、
  時間とマネー
  　ひとりでは無理かな。。
  ても　2年後にはいけるかも
  
  でも　その時　　体力があるか　どうか。。。
  
  これが問題だ。。笑

  広州ヒロさん からの返信 2007/08/06 21:51:15

  RE: トルファンウルムチ

  書き込みありがとうございます。
  そーですよね！私もいつかは言ってみたいと思っていたときに、たまたまお誘いがあり丁度タイミングが良かったと思います。
  そういうチャンスがないと、今でも行っていないと思います。
  でも歳はあまり関係ないですよ！電車も観光客用になっているし、各ポイントまでガイドが車で迎えに来ていて、是非行って見てください！
  

• 浅山 (あさやん)さん 2007/06/21 14:37:22

  訪問ありがとうございます

  じつに理想的なたびものですね
  清朝　西太后の満漢全席をはじめとしてシルクロードの旅
  いずれ一度は広州にもと想っている昨今ですが。。
  時間と。。もうひとつ足りません　笑
  

  広州ヒロさん からの返信 2007/06/22 13:53:07

  RE: 訪問ありがとうございます

  こちらこそ、黙って覗いてしまって失礼しました。
  旅行記と言うよりは、駐在日記ですね！
  今年は、九賽溝、香港、アメリカ西海岸へ行く予定でおりますので又ボチボチと、載せていくつもりでいますので、又のお越しをお待ちしております。

  浅山 (あさやん)さん からの返信 2007/08/04 17:20:09

  RE: 訪問ありがとうございます

  、九賽溝、香港、アメリカ西海岸へ行く予定でおりますので
  
  まさにあたいにとっては　天国のような生活で
  おじゃりまする
  
  ああー時間がほしいな。。

• mamarinさん 2007/03/09 20:00:13

  一緒のルートですね

  広州ヒロさん、始めまして!　mamarinといいます。
  私も去年の９月に西安から出発して、広州ヒロさんと同じルートで、シルクロードを旅行しました。
  同じルートなので、いくところも同じですが、懐かしく拝見しました。
  少々過酷な行程でしたが、思わぬすばらしいものが見れていってよかったです。
  ただ、黄砂の襲撃にはあわなくてよかったです。見てみたい気はしますが。
  
  同類項ということで，１票入れさせていただきました

  広州ヒロさん からの返信 2007/03/10 05:45:13

  RE: 一緒のルートですね

  mamarinさん始めまして、投票ありがとうございます。本当に一緒ですね！私も１票入れさせていただきました。
  旅行は、行く時期、時間、同行者等によって色々な形、味になり楽しませてくれますね！料理と似ていませんか？
  スケジュールは同じで撮った写真が同じでも、私とは又違った味わいの旅行だったと思います。
  又楽しい旅行記を読ませてください。