2007/02/09 - 2007/02/09
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Huskyjazzさん
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「呑む」ことばっかり書いていると指摘されないうちに、もう少し実のあることも書いておこうと思い立った次第です。
多くの人が、アメリカのシアター文化はニューヨークやLAだと思っているはず。ブロードウェイやハリウッドのせいですね。でも例えば人気ハリウッド俳優の略歴なんかを読むと、どの街にも独自のシアターがあり、どこの地方のハイスクールや大学
にも舞台劇のクラスがあることが分かる。勿論スターになりたい向きは皆、どちらかの海岸へ移って行く訳だけど。
ミネアポリスは全米でもシアター数の多い事、パフォーマンスアーツが盛んなことですでに有名だ。数年前からは統計上、ニューヨークの劇場チケット購買数に次いでミネアポリスが上がっているという。観光客が観劇する率の高いニューヨークに比べ、ミネアポリスは地元の人々の購買力が強いと言える。
20年以上活動を続ける劇団が200以上あると言われている。毎日どこかで芝居やパフォーマンスをやっている訳だ。本格的なシアターが出来たのが1867年。1800年代はボードビルショーやダンスなどが上演され、1930年代頃には映画などが多く上映されるようになった。ダウンタウンのメインストリートであるヘネピン・アベニューはかつて劇場街として賑わっていた。1921年に建ったオーフィウム劇場は当時全米で最も大規模なボードビルシアターで、オープニングにはマルクス兄弟が出演したという。1980年代にはミネソタ出身のボブ・ディランが兄と共にこの劇場を4年間余り所有していたこともある。1959年頃にはすでにブロードウェイのショーがツアーに来ていたらしい。(ミネソタ歴史協会によると。)
1980年代後半から一度は下火になったこのヘネピン・アベニューの復活に市が
力を注ぎ、今では1920年建築のステート劇場、オーフィウム劇場、1916年建築のパンテージアスが元のままに復元され、ブロードウェイ・ミュージカルなどを上演する劇場として観客を集めている。1999年には1910年建築の歴史的なシューベルト劇場を12日間かかってそのまま建物ごと動かし、ヘネピン・アベニューに移動させた。今現在市と非営利団体が新たなパフォーミングアーツ・シアターとして復元を進めている。
数年前にオーフィウム・シアターでディズニーの大人気ミュージカル「ライオンキング」のワールド・プレミアがあり、仕事の関係で3回も観た。これはディズニーがブロードウェイでオープンする前にミネアポリスでプロダクションを完璧にさせたショーだっただけに、話題を集めた。あの大掛かりなショーが、20年代当時の内装を復元させた劇場内で幕を開けた時、何か時間の狭間に入ったような感覚で感動もひとしおであった。
このヒストリック・ステートとオーフィウムは劇場のツアーを行っている。一度お試しあれ。とても面白い。大恐慌前に当時の大金をかけ豪華に(ごてごてと)建造された劇場には「浪漫」がありますよ。www.hennepintheatredistrict.org/tours/
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