多種多様

1995/02 - 1995/02

カンクンからキューバ・ハバナへ。

何が特徴かというと、キューバの人間は１０メートルごとに話しかけてくること。「葉巻はいらないか？」って。「いらない」と回答すると、「俺に何かくれ」と要求してくる。これはほんとにうざかった。

ただ、キューバの人間はそんなやつらばかりでなかった。少しはなれた街で地元の人間と話してみると、「小さなボートに乗ってアメリカに亡命するやつらがいるが、俺はそんなことはしない。貧乏だがキューバ人であることに誇りを持っている。アメリカは嫌いだ」というやつもいた。
マイアミにはキューバ出身の人間が多くいたがその多くは公園にある良くあるボートよりも小さいもので１００キロ以上離れたアメリカを目指したらしい。当然、中にはたどり着けなかった人も・・・

仲良くなったやつにはカレーを作ってあげたら大喜びしていた。貧乏旅行する時にはいつでも日本食が食べれるようにカレーを持ち歩くようにしているが、裕福と言えないキューバ人には公表だった。
そう言えば、よく「おしんは面白い」と声かけられた。我々で言う「チャングム」か・・・
数少ない娯楽の中には「おしん」以外にも日本の映画が受け入れられているらしい。特に黒澤監督の映画については俺よりも詳しかった。

書き忘れるところだった。。。キューバの海はどうだったか？
一言で言うと見た海は「水色だが荒い」だった。
うーん、カンクンの深い青でなく、サンタマルタの壮大なものとも違うもの。
この旅行の後もう一度旅したが、今もう一度行きたいかというとそうでもないかもしれない・・・
でも世界でも数少ない社会主義の国。一度見ても損はしない。

エリア ハバナ(キューバ)

キューバといえばチェゲバラ。これも絵葉書。
アスタ・ラ・ビスタ・シエンブレ
常に勝利を！！