思い出の花園酒店

2007/02/05 - 2007/02/05

２月５日。
今日、町まで食事に行くと言うので、昨年暮れに開通したばかりの地下鉄３号線で、番禺大石から「体育西路站」で乗り換えて、２つめの「東山口站」で下車。そこからタクシーで花園酒店向かいの友誼商店近くまで出掛けてきた。食事はカフェスタイルのレストラン仙棕林。

思い出の花園酒店・・・
・・・1993年6月初旬。
こまが中国上海へ来て３ヶ月目の頃、突然広州出張を命ぜられ、何も判らないまま独りでこのホテルに到着。
上海でも当時のシャングリラ、ポートマンに泊まっていたが、この花園酒店ももの凄く驚いたものだった。

中に入ると柱のない広いロビー。
チェックインを済ませてエレベーターホールへ。
すると、、、熊猫みたいな丸こいおじさんが、煙を上げながら絵を描いていた。
取り敢えず部屋に荷物を放り込んで、煙の正体が何なのか突き止める事にした。

これが爺ぃとの最初の出会いだった。

詳細はこちらにも有ります。
http://www.chinaart.jp/koji_luo00.htm

エリア 広州(中国)

大石のバス停で爺ぃ達と待ち合わせる。

丁度、爺ぃの妹さんが莎車から来ているのと、１月２５日に再婚した相手もご一緒に、賑やかな広州行きとなりました。

タクシーで地下鉄大石駅まで向かう。
大石鎮の中心から少し東に離れている。
ワンメータープラス１元で行けるので９元。

自販機が最新型。
画面上の路線図の駅を押すのは同じだけど、反応やソフトが全然違って使いやすかった。
まとめ買いも簡単に判ったし。

駅も綺麗！
でも、何時まで保つ事やら・・・

ご飯は色々あって省略。(^^；
食後の散歩で友誼商店に入ってみた。
余り派手派手な飾りが無いのには意外さを感じた。
ブランドモノのコーナー高等かなぁ・・・？
中央では、成分不合格で焼き払い処分したとニュースで聞いていた「バーバリー」など、広州では普通に売られていたけど・・・

女性ファッションコーナーで爺ぃの奥様と妹さんに目の保養だけさせて、我々はエスカレータ前で待っていた。
（その時のアングル）

友誼商店前には、春節飾りにバルーンのバカデカ提灯とぶたさんが飾られていた。
今年はぶた年。中国語では「猪年」と書きます。
何かスッキリし過ぎで派手派手でもない。。。（こまがそう思うだけ？？？）
バックは花園酒店（真後ろ）と同テナント楼（左の低楼）。

反対側からもパチリ！
バックは広州友誼商店全景。

さて、目前の環市東路を、地下道を潜って向こう側の花園酒店へ向かう。
爺ぃの新しい奥さんに、爺ぃが財を成し遂げた栄光の場所を見て貰う為だ。

花園酒店ロビー、フロントを正面に。

左サイドからフロントナメで。

右サイドからフロントかぶりで。

右中央からセンターコンコースナメで。

中央に飾られていた大きな花瓶の花。

同じく花を、フロントを背景に。

入って左手は、昔は広いカフェレストランだった所。
そこには茶室風カフェがあった。

経営者が中国人に変わってから、大掛かりな改装の後、ブランドモノのテナントが沢山入った。
広かったロビースペースは、「見事」に狭くなり、以前の格調高きロビーの姿は、跡形もなくなった。
高級ホテルのロビーに、バカみたいに店を入れるのは、センスや格式を理解出来ない、成金中国人の成せる技だと思った。

茶室風カフェに飾られていた胡蝶蘭。
スーパー５星ホテルは、花も全て本物。
こう言った小粋な演出は充分合格ラインだけど、ロビーの大改装は戴けない。

カフェ傍の木製螺旋階段下ではピアノの生演奏が。
魅入っているのは爺ぃ。
ピアノに・・・？小姐に・・・？

その木製螺旋階段。

螺旋階段を上って、その茶室風カフェ全景を。

周囲のカフェコーナー、ソファ部分と螺旋階段。

螺旋階段をメインに。

ピアノスペースを俯瞰で。

そこからロビーを越えて行く所にある渡り廊下には、花園飯店の歴史説明のパネルが飾られてあった。

その通路の先にあったドラゴンエアー（港龍航空）の事務所。

エレベーターホール側のオープンカフェバー。

カフェバーのカウンター部分。

２階から見たロビーの様子。

フロントカウンター遠景。
昔のカウンターは、左奥へとＬ型に曲がっていた。
チェックアウトはそのＬ字の左面だった。

カフェバーの奥にある多目的ホール入り口付近。

さて、花園酒店ツアーを終え、１０時を過ぎたので帰る事に。

ホテル前の春節飾り。
魚に乗っている子供の気球モニュメント。
こちらも余り派手派手ではない。

地下鉄が無いかも知れないのでバスで帰る事にした。
３０１路が中々来ないので、取り敢えずタクシーに乗って広州大道へ出た。
環市路から向かうと、丁度五羊新村の「南方日報前」に到着。

画像は花園酒店バス停にて。

町での食事は少なすぎる。
家の下にある「富麗美食邨」にて飲茶にした。
あっさりした肉まん（鮮肉包）とぐつぐつ煮立てたお粥。
飲み物は、夜寝られなくなると言うので「白開水（お湯）」(^^；

では、久々の町行きで、花園酒店を堪能してきました。(^^
本当は昼間に行きたかったなぁ・・・
パスポートの頁があと２頁しかないので、増頁したかったし。。。
駐広州日本領事館は花園酒店内（テナント楼）にあるんです。

この旅行記へのコメント （2）

• 大王さん 2007/02/22 00:17:14

  懐かしく読ませていただきました。

  こまちゃんさんへ
  
  昨年9月まで広州の花園酒店に住んでいましたので懐かしく読ませていただきました。私が帰国する頃は、ほとんどホテル棟の改修工事が終わっていましたが、ロビーが工事中でどうなったのか気になっていたところです。
  今回の旅行記は特に身近な内容だったので、広州に行きたくなってしまいました。
  私は3年間広州にいましたので、もしかしたらどこかで接点があったかもしれませんね。駐在中、たまたま関西の人が多かったこともあり、テニスを通じて帰国した今も交流を持っています。
  最後に、このサイトを知人から教えてもらい、今年に入ってから広州を中心に駐在中の旅行記をまとめています。記憶も途絶え始めていますが私の持っている情報を全てまとめたいと思っていますのでもしお時間があれば除いてみていただけると幸いです。
  
  大王

  こまちゃんさん からの返信 2007/02/22 00:39:58

  RE: 懐かしく読ませていただきました。

  大王さん、書き込み戴き有り難う御座います。
  こまにとっての花園酒店は、上海駐在で大陸にいた時の、広州出張時の
  最初の拠点でした。あれから１４年、花園酒店も変わりましたね。
  
  中国をウロウロしていますが、広すぎて到底廻り切れそうに有りません。
  面白可笑しく、殆どは文句を言いながらの奮闘生活です。(~~；
  昨年広州に居られたと言う事ですね。海珠広場の問屋街など、時々出掛け
  ていました。道中すれ違っていたりしていたかも知れませんね。(^^
  こま達も、もうすぐ広州を切り上げて上海へ戻る予定です。
  その後はまだ未定ですが、こまの行動は殆どこの頁に網羅されています。
  
  広州での記録を整理中との事、楽しみにしています！
  後ほど、お気に入りに登録させて下さいね！！
  
  　こま