Ｆ１カナダＧＰ観戦の旅５日目その２

2004/06/14 - 2004/06/14

Ｆ１以外の観光で一番楽しみにしていた、ナイアガラを霧の乙女号に乗って観光します。

エリア ナイアガラ・フォールズ(カナダ)

エレベーターを降りて外へ出ると、真正面にはアメリカ滝が見え、船着き場がありました。船に乗る前には記念品にもなるという青いポンチョを受け取り、着込みました。

ポンチョだけでは足元までカバー出来ないので、僕は靴を脱いで裸足で船に乗り込みました。荷物は大きなビニール袋に入れて、デジカメはそのまま撮影出来るように小さな透明のビニール袋に入れました。なので、デジカメの画像は少し曇ったようになっています。奥さんは水中撮影の可能な写るんですを持って、写真を撮っています。

アメリカ滝が近付いてくると、飛んでくる水しぶきの量がすごくなってきました。まわりのみんなもポンチョのフードの部分を一気に被り始めました。

アメリカ滝の前を通り過ぎて、カナダ滝の方へと向かっている時に後ろの方を振り返ると、アメリカ滝と国境に架かるレインボーブリッジが見えます。

カナダ滝が近付いてくると、先程のアメリカ滝とは比べものにならない程の水しぶきが飛んできます。そして、距離もかかなりの所まで近付いていきます。

船は滝の真下に近いところまで進んでいきます。デジカメはビニール袋に入れた状態で撮っているのですが、こんな状況なので液晶画面を見ながら撮ることが出来ません。

液晶画面を見ずに、さらに台風の中にいるような状況で撮った割にはそれなりに撮ることが出来ていました。それにしても真下から見る滝はすごい迫力でした。

両足を踏ん張っていないと真っ直ぐ立っていられないような状況なので、写真を撮る方も撮られる方も必死です。

たまにはツーショット写真でもと思い、同じツアーの人に頼んで滝をバックにシャッターを押して貰いました。ちなみにこの船のワンフロア下には水に濡れずに滝を見ることが出来る場所がありますが、やはりそんな所で見ている人は少なかったようです。

滝の真下は水しぶきが痛いぐらいでしたが、少し離れるとかなり楽になりました。船が戻り始めた時には、すぐに出口周辺に向かいました。ガイドさんが、この船は６００人も乗ることが出来るので、船を早く下りないと帰りのエレベーターに乗るために、かなり待たされると言っていたからです。船が着いてすぐに降りたおかげで、エレベーターにはすんなり乗ることが出来ました。

船を下りると、車に乗って次の観光場所へ移動です。次はジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズという所で、１００年以上前に掘られたトンネルから滝の裏側が見えるという場所です。ここも、テーブルロック・コンプレックスという建物の中からエレベーターで下って行くのですが、エレベーターに乗るまでにかなりの行列に並ぶ羽目になりました。

エレベーターを降り、トンネルの中を５０ｍ程歩いていくと、ぽっかりと穴が空いている部分がありました。安全のため一番端まで行くことは出来ないので、少し離れた所から見た限りでは、滝の裏側というより豪雨の中、霧に霞んでいるといった感じに見えました。

ここは滝を裏側から見るだけでなく、トンネルを抜けた先に展望台があり、横からも滝を見る事が出来ます。

展望台の正面には滝に近付いていく霧の乙女号も見えます。それにしてもすごい水しぶきです。

ここでも霧の乙女号と同じように、水しぶき対策のためのポンチョをくれます。しかし、ポンチョを着ていても顔はびしょびしょに濡れてしまいます。

展望台の横では、すぐそばを滝が豪快に流れ落ちています。下から見た滝もかなりの迫力でしたが、これだけそばで見ると、それに負けず劣らずの迫力です。

展望台を後にしようとした時、目の前には２重に虹が架かっていました。

次の目的地はお土産の買える店です。そこへ行く途中、今晩宿泊するホテルの前を通りました。

そのホテルはシェラトン・フォールズビューで現在は３２階建てですが、以前は２０階建てだったそうです。途中で増築したので、その部分は少しデザインが違うし、ホテルの名前も以前屋上だった辺りに付いています。

建物の写真を撮るのを忘れていたのですが、土産物屋は斉藤という名前で、日本人相手専門の店のようでした。店員さんもほとんどが日本人か日系人のようでした。