2006/04 - 2006/05
226位(同エリア263件中)
漣さん
ベルギーと合わせて23ヶ所の鐘楼を巡った記録。その2はフランス側の鐘楼群11ヶ所を紹介します。
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アミアンの駅に到着。駅から5分で大聖堂に到着。そこから徒歩3分。最初の鐘楼に到着。
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リールの鐘楼。数ある鐘楼の中でも市庁舎付きのものとしては今回見てきたものの中では最も高い。
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ドゥエの鐘楼。駅の周りには何もない。取り敢えず車窓から見えた鐘楼らしきものへ歩を進めること20分。市庁舎へ到着。
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運良く内部見学のツアーの開始時間にあたったので参加することに。内部は当時の繁栄振りを伝える荘厳さ。
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カンブレの聖マルタン教会の鐘楼。教会本体は火災により消失し、現在は鐘楼のみが残っているとのこと。
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アームンシェーの鐘楼。駅から市庁舎への標識に従うこと約5分。
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バイルーの鐘楼。ここら辺になってくると情報が一切無いので手探りになってくる。
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ダンケルク。ここには2つの鐘楼が存在している。国境沿いの大都市。駅から取り敢えず正面へと進み見つけた地図にて市庁舎の位置を確認。移動途中で聖エロー教会を発見。道路を挟んで鐘楼が建つ。現在観光案内所になっており、ここで町の地図を入手する。
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地図を頼りに進むこと5分。市庁舎を発見。
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ダンケルクから南下し、カレーに到着。駅前に建つ市庁舎。今回見たフランス側の市庁舎の中で最も煌びやかに飾られた鐘楼。市庁舎前の広場に咲き乱れる色とりどりの花々と鐘楼の茶色が見事な調和を見せている。
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カレーより海沿いにさらに南下し、ブーローニュへ。今までの鐘楼とは違い、町の財力を示すものと言うより侵攻に備えた物見塔の様な風貌の鐘楼。
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アラス市庁舎。市庁舎前のグラン・プラスとの全体効果で、引き込まれるような美観を誇る。
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フランス側の鐘楼群。内容を見ると第二次大戦後に再建されたものも含まれているとのこと。現在、大戦後の再建物件の世界遺産登録がヨーロッパでは盛んな様子。
幾つかの鐘楼で世界遺産の碑を発見。写真はアラスの市庁舎で見つけたもの。
欧州史において重要な自治都市の誕生。自由を勝ち取った市民の力の象徴、ベルギーとフランス側の鐘楼群は以下の基準で世界遺産に登録されている。
()鐘楼群はヨーロッパの公共建築の優れた代表的建造物であり、その“機能的”な形態の多様性と領主の権力の保持から商業権の保護のためへの目的の変遷から、鐘楼群は13世紀以降のヨーロッパの公共建築の重要な一面となっている。
()鐘楼群は中世以降のこの地域一帯の歴史に刻まれた、市民権の発展を映し出す建造物である。
また、人類史において重要なその地方特有の民主主義を導いた自由への渇望の独特な実現である。
※ユネスコのHPに記載されているものの私訳です。
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