2004/11/14 - 2004/11/14
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さとう1970さん
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【2004年11月14日(日)】世界遺産カッパドキア
今日は早起きして、カッパドキアに行くための移動です。カッパドキアは世界遺産に登録されています。昨日見たイスタンブールの歴史地区ももちろん世界遺産です。朝6時に起きてホテルの朝食を食べに行くと・・・まだやってませんでした。フロントの人はロビーの椅子で仮眠中。イスタンブールの朝は遅いのですね。聞いたみたら朝食は7時からだそうです。昨日眠たくて聞くの忘れてました。それでもすぐにビュッフェを開けてくれることになり、簡単な朝食を食べます。しかも途中までパンを出すのを忘れられていて、時間も無いのでコーンフレークとかを食べてました。ハムとチーズは癖も無くおいしいです。あわただしい朝食を終え、6:30に予約していた迎えのバンに乗り込みます。バンをちょっと待たせている間にトラムがやって来てしまいました。ホテルの前は片道1車線のところにトラムが走っているので、車を停めるのは非常に困難な場所なのです。バンはいったん脇道に逃げ、トラムをやり過ごしていました。ようやく全員揃い出発します。
空港への朝の道はスムーズでした。今日は国内線に乗るので、国内線ターミナルに行きます。日本の空港と違って、まず入り口で荷物のX線検査と金属探知機があります。そこを通過してから航空会社のカウンターがあります。国内線の航空券はカッパドキアの旅行会社に頼んで手配して貰ったのですが、7:35までにイスタンブール空港のカウンターで受け取るように言われていました。それでこんなに早く空港に来たわけです。チェックインカウンターに直行したら、まず発券カウンターへ行かなきゃだめだと言われたりしましたが、無事5人分の国内線航空券を手にすることができました。
トルコ航空TK260便、イスタンブール8:35発カイセリ行はA320型機でほぼ満席。私の隣のじいさんは空いていると思って後ろの席に移っていきましたが、やがて満席になり戻ってきました。エコノミーなのにシートは革張りで立派です。JALウェイズの国際線に見習わせたいくらいです。カッパドキアへ向かう便なので、日本人も4〜5組乗っていました。私たちのすぐ後ろにいた一人旅の日本人の女の子が、スチュワーデスに何か訴えています。見ると彼女の隣に座っている地元人らしき男性の様子が変です。最初にスチュワーデス、次にパイロットまでやってきました。パイロットの判断でドクターコールがかかります。小さい飛行機なのに医者夫婦らしき2人がやってきました。医者って結構飛行機に乗っているものなんですね。しばらく何かやりとりをした結果、そのまま出発することになりました。
飛んでいる時間は1時間ほどの短いフライトですが、サンドイッチの機内食がでて、飲み物はいろいろ選べます。トルコ名物のチェリージュースを貰って飲んでいたら、もう機体は降下を始めています。天気は快晴。窓からの景色が凄いのがわかったので、3列シートの真ん中に座っている私は悔しい思いをしました。ほどなく軍用輸送機が並んだカイセリ空港に到着。タラップを降りて、そのまま歩いて小さなターミナルへ入ります。一組の日本人が飛行機をバックに記念撮影を始めました。軍用空港なのでまずいんじゃないかなーと思いつつ手荷物受取場へ入りました。普通空港にはぐるぐる回るベルトコンベアがありますが、この空港は小さいので一方通行です。一回で受け取り損ねたら、荷物は部屋の隅に転落する(?)構造でびっくりしました。
無事出てきた荷物を受け取りゲートを出たら、私の名前を書いた紙を持った長身のトルコ人が待っていました。カッパドキアではさくらツーリズムという現地の旅行会社に日本語ガイド付きのツアーを依頼しています。彼はカイセリの大学で日本文学を専攻したそうで、日本語ペラペラです。ダジャレも言います。まだ日本に来た事がないのに、これだけ話せるとはすごいです。公的なガイド資格を持っていて、いつもライセンスを首からぶらさげています。もうすぐ延び延びにしていた兵役に行き、それが終わったら日本に来るそうです。お隣の韓国もそうですが、兵役がある国は大変ですね。ちょうどお客さんが5人乗れるBMWのバンに乗って、ガイドさんと運転手さんをつけた2日間の現地ツアーが始まります。
まずカイセリからカッパドキアまでの道でびっくり。広大な景色にまっすぐな道をびゅんびゅん飛ばします。雨が少ないからか山には木や草がほとんど生えていません。それでも道路の周りの平地の部分は砂漠ではなくて畑になっています。何が取れるんだろ?麦、いも、ぶどうとかでしょうか。カッパドキアのぶどう畑は変わっていて棚がありません。すごく背が低い木に、地面すれすれでぶどうが実るようです。
カッパドキアに入ってまず見に行ったのはらくだ岩があるデヴレント渓谷です。もうここだけで一面に広がる奇岩に圧倒されました。
次はしめじ岩があるパシャバー地区へ行きました。典型的なキノコ岩の数々が見られて大満足です。カッパドキアは火山灰地帯で、柔らかい地層の上に硬い岩が乗ると、周りは風雨に侵食されても岩の下だけは残るという現象がおきます。それでこの数々のキノコ岩が出来上がったわけです。キノコ岩にはキリスト教徒たちが掘った洞窟の住居や教会が残されており、実際に中に入ることができます。
現地ツアーはとても便利ですが、欠点は特産品のお店に連れて行かれることですね。まずアヴァノスの陶芸工場を見に行きました。大先生が作ったお皿は弾くと音の違いでわかるんだそうです。この後、何度か同じようなお店に案内されましたが、どのお店にも日本語が堪能なガイドがいて、アップルティーを振る舞い、詳しく工程などを説明してくれた後に、もしよろしかったら商品を買ってくださいという展開になります。お金がない我々は、説明だけ楽しんで毎回何も買わずに出てきます。
お昼はギョレメの街で、地元の人が食べるという田舎風ピザの昼食でした。トルコの街には猫がいっぱいいます。我々がオープンテラスのテーブルでピザを食べていたら、どこからか猫が寄ってきて物欲しそうな顔をします。ピザの耳をあげるとおいしそうに食べるのでした。猫が平和に暮らせているというのはいいことです。食後は近くの店に移動してデザートです。私は焼ライスプリンをいただきました。かなり甘いですがこれはなんとか許容範囲で完食しました。
午後はまずギョレメ屋外博物館へ行きました。洞窟の教会が数々残されている場所です。トルコは今日からシュケルバイラムというラマダン明けのお祭りです。日本の正月に相当するくらいの休暇なんだそうです。そのため、ここカッパドキアにも観光客がたくさん来ています。人でごったがえす中、ヘビの教会やリンゴの教会など主だった教会は順番待ちをして中を見てきました。12〜13世紀に描かれた壁画が残っています。入口近くの修道院は、岩山がだんだん侵食されてしまったため、部屋の跡がぽつぽつ残る状態になっています。
夕暮れが近くなりピンク色の岩山が並ぶローズバレーへ。残念ながら日没直前に太陽が雲に隠れてしまったため、一面真っ赤に染まるというような風景にはならなかったのですが、それでも富士山よりも高いエルジエス山(3916m)が見えたり、妙に稜線が平らな山を見つけたり、素晴らしい景色でした。エルジエス山は中部アナトリアの象徴的な山で、カッパドキアの奇岩風景を作り上げた3つの火山のうちの一つです。今は死火山であることも富士山と同じです。ちょっとレッドバレー探検に出た3人が走って逃げてきました。盗賊でも出たのでしょうか?
日が暮れてからは、お約束のトルコ絨毯工場へ連れて行かれました。絨毯の製造工程はとても興味深く、なぜ絨毯が高価なのかわかりましたが、その後の絨毯ショーには参りました。広いお部屋の隅の椅子に座らせられて、逆の隅からどんどん絨毯を転がして広げて見せてくれます。あれをやられるとお金さえ持っていれば買ってしまうこと間違いなしです。特にシルクの絨毯は素人目にも違って映りました。もちろん使える予算が2ケタほど不足している私たちは、何も買わずに出てきました。
最後にユルギュップの街で旅行会社のオフィスに寄り、旅行代金の残金支払です。みんなからドル現金で大金を預かっていたので、支払いできてすっきりです。それに明日の朝、オプションで気球ツアーにも参加することにしたので、一人140ドルの追加支払いです。ところがみんな現金で140ドル持ってなくて、リラや円と混ぜこぜの支払いになり、旅行会社のデスク上は各国の通貨で混乱を極めました。
ようやく今夜の宿、ユルギュップの洞窟ホテルエルケップ・エヴィに着きました。ここは昔、住居として使われていた洞窟を集めて、何棟かまとめてホテルとして使っています。部屋の中はまさに洞窟でした。テレビが無いのはちょっと寂しいかな。ところがイスタンブールのホテルではできなかったインターネット接続が一発でできました。iPassローミングのネブシェヒルAPを使いました。使ったソフトは@nifty海外接続アシスタント(従量制)、9発信でトーンでした。ただモジュラージャックは家具の裏に隠れていたので、電話機に繋がってる線を引っこ抜き、そこでメス=メスのアダプタを使うという技はちょっと使いましたが・・・。このようにローミングがあるからといって海外のホテルでの接続は必ずできるとは限らないのです。普通はアダプタ持ってく人いないですよね。イスタンブールのホテルは旧型MJだったのでだめでした。
トイレに入ったら、バスルームから出られなくなりました。ドアノブをいくら回しても扉が開かないのです。あせって鍵をがちゃがちゃ回してしまったので、状況はさらに悪化。すぐに同行者が気づいてくれたので良かったのですが、一人旅だったら困っただろうなー。お友達がホテルの人になんとか状況を伝えてくれている間に、やっと扉が開き、自力で外に出られました。来てくれたホテルの人に笑われながら謝りました。
そんな事件の後、みんなで夕食に出かけました。ホテルから坂道を少し下ったところにあったレストランで、またケバブとかソーセージを食べました。今まで行った店よりは少しお上品だったので身構えましたが、回りもみんな旅行者だし、値段もそれほど高くなくて安心しました。メニューの値段はゼロを3桁省略していたので、最初は「ん?」と思いました。ハウスワインをボトルで貰ったら、ワインの産地だからか新酒っぽいフルーティーな味でした。料理もおいしかったし、少し酔っ払ってご機嫌です。
食後はすぐ隣の系列店と思われるバーへ入りました。地べたにクッションという珍しい個室があったので、そこに入れてもらい飲みました。外国でふらっとバーに入るとは我々も旅慣れてきたもんです(笑)。トルコのお酒ラクに挑戦した人がいたので、一口飲ませてもらいました。かなりきつかったです。でも彼はラクを気に入っていました。原酒は透明なのに、水で割ると白く濁るのが珍しいです。バナナリキュールやローズリキュールというのもかなり濃かったな。地元の音楽の生演奏も始まり、トルコの夜を満喫しました。イーグルスのイントロ風のギターにのせてコーランみたいな歌を唄う3人組と、低音のタンバリンで民俗音楽を唄うおばさんの2組でした。かなりご機嫌になってホテルに戻りました。
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