2007/01/04 - 2007/01/04
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秋カボチャさん
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いろいろとガックリきた昨日のことはさておき、今日も元気良くダブリン散策に行ってみましょう。
アムステルダムは「オランダ人はケチ」などと言われている通りなのか、デパートもスーパーのようで、ブランドものなども殆ど見かけることはありませんでした。
ダブリンはもう少し買い物できるな、というところでしょうか。
全然・・・買える物が見つからなかったスコットランドよりは、結構みやげ物が沢山。特にギネスビールの関連商品が大変多い。
さてさて
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今日の初めはアイルランド銀行、Bank of Ireland
建物が立派だというので、外観を見に。
日本の感覚からすると、とても銀行には見えませんね。
この建物はトリニティカレッジの道路向かいです。 -
この辺りは金融街なのか、銀行が目立ちます。
-
右側の道路はかなり往来が激しく、バスもガンガン走ってきます。
ダブルデッカーが多い。
そしてヨーロッパで良く見る風景ですが、人間は信号など無視して自らの経験と判断で渡っていきます。
歩行者信号が青になっても、またすぐに赤になってしまう。
普通に歩いていてはダメで、早足が肝要。
高齢者にどうしろというのかなぁ、と思ったりしますよね。 -
トリニティカレッジにやってきました。
先ほどのアイルランド銀行との間に走っている道路を渡って少し南下すると、門があります。
都会の中の大学だけあって、オックスフォードとかケンブリッジのような静寂さには適いませんが、でも広くて落ち着きます。 -
なぜか芝生の色が、濃い緑のような気がします。
そういえばアイルランドの色は緑でした。
日本の色は? って聞かれたら、皆さんは何色を思い浮かべるでしょうか? -
もちろんここに来た主目的はコレ、ケルズの書。
正面突き当たりにある塔を右に折れて、図書館方向に向かいましょう。 -
図書館向かいの建物の脇では、なんと桜が咲いていました。
朝一番だからか、年明けて浅いからか、まだ空いている構内。 -
これが「ロングルーム」と呼ばれる有名な図書室を擁する建物。
玄関を入って料金を払うと、そこからケルズの書に関する説明書き、展示のコーナー。
最後にケルズの書が展示してあります。
その部屋を上がると、ロングルームに繋がっています。ロングルームは必見。
憧れていたので、とても幸せな瞬間でした。 -
大幅に場所を移して、ここはダブリン城のステートアパートメント
ここも英語ガイドツアーで50分ほどです。
ガイドツアーは30分おきに催行されているらしく、私たちは11:20の回、次が11:50と掲示されていました。
写真を撮ってはいけないところもあるんですが、半分くらいはOK。もしここへ行かれる方は、クロークに預けずに絶対持っていってくださいね。
この部屋はお食事のあと、女性が休憩する場所だったようです。 -
時の王は背が高く、横幅のあった人だったとかで、とても大きな椅子。写真じゃ良く分かりませんね。
この部屋のシャンデリアはとても豪華で・・・ -
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これがそのシャンデリアですが、ナント1トンもあるんだとか。
当時はろうそくですから、大変だったんでしょうねぇ、点けたり消したり。 -
これが英語ガイドツアーのお姉さん
早口ですが、発音自体は聞き取りやすく、「私レベル」でも内容が分かりました。
ここはお食事をとった部屋で、暗殺を防ぐ目的で部屋の中央にテーブルをセットしたんだとか。 -
先ほどの部屋の窓側には、このようにズラリと鏡がしつらえてあります。
これも暗殺を防ぐ(後ろに回った人がいたら見える)目的だったそうですよ。
暗殺って、そんなに多かったんでしょうかね? -
天井の素晴らしい絵を見たのですが・・・こちらからだと単に逆。
目で見て感動しました。 -
大変広い舞踏会にでも使えちゃいそうな最後の部屋
旗も沢山飾ってあります。
ここまでで30分くらい掛かります。
そしてこのあと外へ移動。 -
逆で恐縮ですが、ちょっと大きめに再度。
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外へ出てちょっと行くと、地下に昔々の城壁跡の残っているところがあります。
先ほどの建物とここが、このガイドツアーで巡るところになっています。 -
隠れ階段のようなもの
お堀から直接この階段が続いていますが、一応防犯対策も施されています。
これだけ幅が狭いと、騎乗したり武装した人は通れないのですね。
ダブリン城はお薦めスポットです。1時間は掛かりますが、ぜひ行ってみてくださいね。 -
よく見えませんが(スミマセン)、一枚前の隠れ階段の再現の絵が飾られています。
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丸い塔の部分はかつて牢獄に使っていたそうですが、その後その用途で使うことはやめたとか。
左側は王族用の教会。
ダブリン城は、というよりダブリン全体の観光地に言える事ですが、分かりやすく「入り口はこちら」と表示されていません。
ダブリン城に行かれるとき、Dame Streetからでしたら、シティーホールの東側の「Dublin Castle Public Entrance」と書いてある地味な門をくぐって入り、駐車場の坂の上が観光コースの入り口に繋がっています。 -
ダブリン城の時計塔
もっとも消失したとかで、再建です。
そのときの火事で城の95%?だかはなくなってしまったんだそう。 -
「入り口が分かりにくい」と書きましたが、これが、地味な観光コース受付玄関の写真です。
地味過ぎる・・・
ドアに貼り付けられたプレートに地味に「開館時間」などが書かれています。 -
次はセントパトリック大聖堂へ
アイルランドで最も規模の大きな教会だそうです。
先ほどのダブリン城の敷地内を通り抜けて、チェスター・ビーティーライブラリーの脇を通って行くと近め。
ちょっと市街地から離れていますが、ここも一見の価値あり、一人5ユーロ。
献金だと思って行ってみましょう。 -
大聖堂の脇にはひろい公園があり、ベンチで日向ぼっこする地元民も。
大聖堂内、写真はこの通りOKです。
料金を払うときにおばあちゃん係員に「写真は大丈夫」と言われ、中を見ると他の人もバシバシ撮りまくっていましたっけ。 -
なんの像だか説明すら読んでいませんが。
何で撮ったかというと、横たわるワンコみたいな像がうちの犬を思い出したから。
イチゴちゃん、今頃何してるかなぁ?と思いながら。
(正しくは夜9時頃なので寝ていた模様) -
オルガンについている、音を調節するため?の沢山のボタン
ピッコロとかフルートって書いてあるのが読めます。 -
ろうそくとステンドグラスは、とてもきれいな対照の光を放っていました。
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大聖堂の床
カラフルというか、規則正しいリズムのタイルになっています。
あちこち細かく細工が施された大聖堂でした。 -
立ち入りできないエリア
クリスマスの残りかな?と思われるような花が沢山飾ってあります。
目で見るととても美しかったのに、光の対比が強すぎで私の腕(&カメラ)では伝えられません。涙。 -
疲れた(&腰が痛い?)のでちょっと座って、建物を眺めていました。
オットが「マイおザブかな?」というので、座布団を撮ってみました。
さて、お昼ごはんにしましょうかね。 -
また繁華街へ
トリニティーカレッジのNassau Street向かいに、キルケニー・デザインショップという、ちょっとおしゃれ気味なグッズを扱う店があります。
その2階はセルフサービスのカフェテリアになっており、もちろんごはんも食べられます。
混んでますけどね。
その店のすぐ近く(北)に、ケルティック・ノートというアイルランド音楽のCDを専門に扱うショップがあります。
私はフィドル、パイプなどの音楽が好きなので、しこたま買ってタックス・リファンドの紙も作ってもらいました。
イギリスで買い物するとVAT(17・5%相当)の半分以上が手数料として店に取られますが、アイルランドだと全体の金額の1割以上は返してもらえるようです。
アイルランドはお買い物天国なのかも。
CDを買った後、ナショナルギャラリーへ。入場料、クロークは無料です。ここにはフェルメールがあります。いままでの欧州旅行で、何枚見たでしょうね、フェルメール。ふと思い立って、旅の最後にもう一枚見に行く計画を立てました。
そのお話はまた後で・・・
明日は大変だから、早く帰って寝ます。
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この旅行記へのコメント (5)
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- 麦さん 2009/06/03 19:36:21
- はじめまして。お願いがあります。
- 麦と申します。ネパールとベトナムが専門です。
小学校の図書館の掲示板に、世界の図書館というコーナーを企画しました。そして、図書の先生が若かりし頃にいらしたトリニティーカレッジの図書館をぜひ取り上げてほしい…とおっしゃるので、探していました。秋かぼちゃさんの素晴らしいお写真に会いました。図書館のショットと、ケルズの書の旗とコメントのコピーを、掲示板にお借りできませんか。子供たちに見せてやりたいのです。よろしくお願いします。
- 秋カボチャさん からの返信 2009/06/03 23:33:31
- RE: はじめまして。お願いがあります。
- 麦さんへ
メッセージありがとうございます。
こちらのサイトをやっていると、たまにこういったお申し出をいただくことがあり、こんな写真達が役に立っているんだなあ、と嬉しくなります。
今見ても、この写真達はあまり上手に撮れていないのですが、こんなものでよかったら使っていただいて全然かまいません。トリニティーカレッジは本当に素晴らしく、麦さんにもぜひ行って頂きたいところです。ロングルームは大人が真剣に感動できます。
写真はここからコピペしていただいていいのですが、ひょっとすると小さくして載せているので、倍率を変えるとボケるかもしれません。その際はご連絡ください。原データを保存してありますので。
今後ともよろしくお願いします。
秋カボチャ
> 麦と申します。ネパールとベトナムが専門です。
> 小学校の図書館の掲示板に、世界の図書館というコーナーを企画しました。そして、図書の先生が若かりし頃にいらしたトリニティーカレッジの図書館をぜひ取り上げてほしい…とおっしゃるので、探していました。秋かぼちゃさんの素晴らしいお写真に会いました。図書館のショットと、ケルズの書の旗とコメントのコピーを、掲示板にお借りできませんか。子供たちに見せてやりたいのです。よろしくお願いします。
- 麦さん からの返信 2009/06/03 23:59:22
- RE: はじめまして。お願いがあります。
- 早々のご返事痛み入ります。
お心遣いの通り、大きく美しく伸ばしたいと考えております。お送りくださると大変助かります。メールは godarmugi@ybb.ne.jpです。
さいきんすこし、フランス、イギリスなどに興味があります。まずは、秋カボチャさんのブログで旅させていただきます。楽しみです。
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- ralphinさん 2007/01/14 22:38:34
- 見応えありますね!
- ダブリン、名前は聞いたことありましたが、
お城があったり立派な銀行があるんですね。
ステートアパートメントの豪華さにはビックリです。
シャンデリアも超豪華!!1トンに絶えられる天井も凄いけど。
特に、トリニティカレッジの写真よく撮れていますね。
凄く素敵です☆☆
初日は大変な思いされたみたいですが、2日目からは大丈夫そうですね。
しかし、騙されたマップが日本のだなんて、困ったものですね。
また、続編も見にきますね。
ralphin
- 秋カボチャさん からの返信 2007/01/16 19:23:24
- RE: 見応えありますね!
- ralphinさん
またまたコメントありがとうございます。
そうなんですよねーステートアパートメント、豪華でした〜。
シャンデリアもね、1トンなんて天井のメンテナンス大変だな、と正直思います。
1日目は確かに色々大変で、「楽しくないぞ、どうしよう」って思っていたくらいですが、翌日からエンジン全開で楽しめました。
やっと自分のをアップできたので、これからみなさんのところへもお邪魔できます・・・ふぅ、帰ってきてからが大変です。
ではまた!
秋カボチャ
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