津和野へ

2005/02/22 - 2005/02/22

冬の津和野へ、
鉄道を使って日帰り旅行します。

エリア 津和野(島根)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩

新大阪から、ひかり号で新山口へ。

写真は間違って入ったグリーン車。
誰一人乗っていないので、思わず撮影。
で、普通車に移動すると、ほぼ満席。

新山口からは各駅停車で山口へ。

山口駅にて乗り換え。
こちらの列車はすべてこの黄色、
かわいい色だな〜。

益田行きの列車がやってきました。
何と、一両。
この列車で津和野まで行きます。
車内は結構混んでいて、相席。

遠くに雪山が。。。
十種ヶ峰という山。

津和野のほんの手前にて

山口から1時間程で、津和野駅に到着。
乗って来た列車を見送ります。

津和野駅は、
旅情あふれる素朴な駅。

駅をでると、眼前に青野山が大きく迫る。
さあ、歩き始めよう。

駅舎のようす

駅前の案内板を見ると、
「乙女峠マリア堂」 という
何ともロマンチックなネーミングが。。。
ちょっと行ってみましょう。

市街地を抜けて、
自然溢れる山道を行く。

どんどん登って雪深くなって来たところで、
乙女峠に到着。
ここは、実はキリシタン殉教の地だった。

ガイドによると、
「キリスト教が厳禁だった明治元年に
長崎から送られてきた153人の隠れキリシタンは
津和野藩の改宗のすすめに応じず、
ついに拷問によって36人が殉教の道を選んだ。」
とのこと。

ネーミングとは裏腹に、
重い歴史を抱える場所だったのですね。。。

マリア堂は、緑の中に、
ひっそりと佇んでいる

乙女峠から下ってきたところで、
あいかわらず青野山が美しい。

次は、津和野城跡に向かいます。

津和野川が美しい

城跡への道のりは、
太鼓谷稲荷神社の境内を通ります。

鳥居のトンネルを、どんどん登っていきます

そして景色のいいところで小休止

津和野市街地と青野山を望む

神社に到着

ここからは、津和野の街が一望できます
いい眺め（^^）

ふと気づくと、帰りの列車まであと3時間。
このままお城へ向かうと、
他に何も見れなくなるので、
やむをえず、城跡は次の機会にします（＞＜

で、山を下ります。
ん〜、おなかがすいたなあ〜。
よく考えてみると、昼食まだだった。。

下山してすぐに見つけたこの店に入る。

チャンポン麺を注文しましたが、
これがなかなかGood。

ちなみに店の名前は「あいどる」で、
津和野大橋の南たもとにあります。


おなかも満足したところで、さあ街歩き再開。

津和野大橋を東に、殿町へと向かいます。
道中、風変わりな銅像を発見

殿町に到着。

殿町は、
かつて家老屋敷がかたまっていたところで、
津和野のシンボル的スポット。

お堀には大量の鯉が。。。

さらに進むと、
津和野カトリック教会があります。

ちょっと礼拝堂に入ってみます。

堂内は 何と、たたみの間。
ステンドグラスの光とタタミの組み合わせが、
何とも不思議な雰囲気。

教会からさらに東へ行くと、
旧家の点在するゾーン。
これは酒屋のようですね。

こちらも酒屋
横には大きな蔵が。。

そして。。。
安野光雅美術館に到着。
今回の旅行の目的地です。
安野光雅さんはお気に入りの作家さんで、
特に、ヨーロッパのスケッチ画が好きです。

すばらしい美術館でゆったりと作品鑑賞。

館内には、小学校を模した空間もあります。
いい感じ。

再び街歩き。
ここは魚町。

古風な旅館が。
今回は日帰りですが、
次の機会には、是非泊まってみたいな〜。

暮れ行く山々

満月が美しい

今日は日帰りなので、
とっても慌ただしい散策でしたが、
今度またゆっくりと訪れたい！
と思います。

帰りは特急で一気に新山口へ。

新山口から「のぞみ」号に乗車。
この型(500系)は初めての乗車です。
世界最速の300キロ。
うれしいなあ〜。

自由席はほぼ満席。
車内は、別の新幹線とあまり変わらない。。。
でも、満足感大です（^^
このあと、
どうしても「広島焼き」を食べたいので、
広島で途中下車します。

広島に到着
となりには、何と4両編成の新幹線が。。。

駅ビル内の店で、
念願の広島焼きをたべます（^^）
うん、おいしい！

広島からは「ひかりレールスター」に乗車。
こちらも初めて乗る列車です。

この列車、
普通車なのにグリーン車並みのシート。
新大阪までとっても快適にすごせました。

今回の旅は、
「いいね、すごい値　ＪＲ西日本パス」という、
ＪＲ西日本全線の新幹線・特急指定席が
2名で3日間乗り放題のきっぷを使った。
1人あたり普通車用16,000円なので、
今日の分は、5000円ちょっと。
とってもお得きっぷでした（^^

個人のHPにも写真のせています
http://marukun.ciao.jp/kikobun/wt05_tsuwano/wt05_tsuwano_01.html

この旅行記へのコメント （2）

• シベックさん 2007/03/31 21:16:35

  津和野の街

  まるくんさん、こんにちは。
  
  ご無沙汰しております。
  津和野の旅行記見せて頂きました。
  懐かしいです。何年か前、私も安野光雅美術館を目指して行って来ました。
  駆け足での訪問で、津和野の街や施設をゆっくり見ることができず、
  帰ったことが残念です。いずれ又行ってみたいと思っています。
  あい変らず綺麗な写真の数々ですね〜。ＨＰも拝見しました。
  津和野の街を、楽しませてもらいました。
  拙い旅行記ですが、私も津和野ＵＰしていますので
  よければご覧ください。
  　　　
  　　　シベック
  

  まるくんさん からの返信 2007/04/01 11:04:05

  シベックさん、こんちは。

  シベックさん、こんちは！
  お久しぶりです〜。
  
  シベックさんも、津和野行かれたんですね（^^
  安野光雅さん、いいですよね。
  大好きです。
  こちらも、シベックさん同様、かなりの駆け足だったので、
  次こそゆったり回ってみたいものです。
  前は冬だったので、次は新緑の季節あたりがいいかなー、
  なんて思っています。
  
  では、シベックさんのところにも、訪問させて頂きますね（^^
  
  （まるくん）