1995/05/13 - 1995/05/13
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52市村康さん
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直島は現在アートの島として観光客が多く訪れるようになったが、三菱マテリアルの企業城下町というもう一つの顔もある。ヘキ・才の神等の職員住宅は木造で老朽化して空家となった後、取り壊されたものも多い。
95年の春、バイク雑誌「アウトライダー」通信員のネタにしようと直島に渡ったが、筑豊や夕張などにあった炭住にも通ずる感じのイイ木造建築があって結局一日これらを撮り続けた。
これを書き込んでいる2006年12月の時点で、ほとんどの木造社宅群が取り壊され、もはや見ることが出来ない。
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三菱マテリアル正門前から。
24時間稼動する不夜城。
大正時代から続き、日本の産業の「骨格」とも言える銅の精錬を続けてきた。最近は金も精錬しており、生産量は日本一らしい。「ふるさと創生一億円」の「金のかつを」もここで作られたらしい。 -
【労働組合事務所跡】
武道の練習場跡も隣接している。
取り壊されて現存せず。
勿体無さ杉!! -
【労働組合事務所跡の丸窓】
出来た当初は多分最先端を行くデザインだったのか・・・ -
【世話所】
各社宅に一つはあったようだ。
宇野行きの船の切符や職員住宅の家族の福利厚生などはここが担当していたようだ。
仕事を抜け出してふらついている人がいないか監視する役目もあったようだ。 -
【体育館】
大企業だから、毎晩バスケやバレーボールなどスポーツのクラブ活動も盛んだと思う。 -
実際にまだ住んでいた社宅。
庭もあり犬がわんわん吼えて池には金魚が泳いでいた。 -
この日はお祭りだった。
離島だけど大きな会社があるので子供が沢山いる。 -
この道の奥にあった木造のヘキ社宅群。
無住の所が増えていたが、95年当時はまだ人々が生活している感じが濃厚で、道の奥に行けば海が見えるところなんかとてもイイ。
まるで岩波写真文庫の炭住を見ているようだった。 -
お風呂屋さんみたいなのもあった。
当然社宅の人専用だけど、こんなんを観光客にも開放してくれたら嬉しい。湯上りのラムネや珈琲牛乳で癒されたい。 -
住んでいる所は車やバイクが置いてあるのでわかる。
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「子供会」とか、もう記憶の片隅に行ってしまったけど、懐かしすぎ!
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こっちは才の神の浴場跡。(これだけ04年4月17日撮)
木造のより確実に新しいのに使われていない。
ここは改造したらイイ遊び場になりそう。 -
こっちは多分エラい人専用の接待所。
お雇い外国人とかかつては居たりして・・・ -
三菱マテリアル生協で一番大きい店舗。
うどん屋さんやパン屋さんも隣接して入っている。 -
ちゃんと手打ちで麺を打っている。
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生協の小さい店舗。
島中に数軒ある。品揃えは町のスーパーには及ばないが、島の買い物は全て生協で何とかなっている。 -
豊島に行く途中でフェリーからいつも海から直島を見ているが、年に一度くらいは直島をバイクや自転車で走っている。
光芒の下で精錬所の煙突から出る煙。
かつては戦災からの復興期や高度経済成長期には日本の希望の象徴だったと思う。 -
宇野発豊島行き小豆島フェリーから見えはじめる直島で、まず目に入ったのがこの落書き。
ヤンキーの子らが書いたのではなく、鉱石運搬船の船員達が残したもの。(現場はマテリアル敷地内なので一般市民立ち入り不可。)
凡百の「自称現代アート」よりも、こっちの方が何倍も存在感があってイイ。
写すには200ミリ以上の望遠か10倍ズームのデジカメ必要だけど、双眼鏡でも「鑑賞」可。
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