2006/10/03 - 2006/10/11
127位(同エリア167件中)
鉄人60さん
タベルナ(食堂)
ギリシャもこれで四回目である。何処が旨いか、店の雰囲気とテーブルの配置、ウエイターの接客態度でだいたい分る。とにかく少し大きな魚はビックリするほど値段が高いので、めったに注文はしない。何処の店でも鮮度の良い「グリークサラダ」は常食となる。塩とレモンとオリーブオイルで自分の舌に合わせるのがいちばん。新鮮なヤギのフェタチーズの程よい塩味がマッチして癖になる。
焼きタコもいけるが、ボイルの方が柔らく味付けも最高。バジリコの利いたレモン味にオリーブオイルはギリシャの風味。イオニア海はエーゲ海ほど魚種も豊富でないが、どこの店でもウエイターのサービスが良い。ウエイトレスは飲み物しか担当しない。
昼間に目星を付けておいた店へとやって来た。満員に近い席に空席を見つける。昼間会ったウエイターが握手を求めにやって来る。なんだか常連客のようで気分が良い。オススメの「スペシャルムサカ」は注文してからオーブンで焼く。普通は作り置きを温めるだけである。チーズにポテトのバランスにワインが進む。疲れ気味のときは日本から持参の味噌汁と日本茶で英気を養う。ホテルで紹介して貰ったタクシドライバーの「スピロス君」24歳、年が若いが律儀な青年。毎日、あちらの村こちらの教会とガイドブックにはない穴場を案内してくれる。旅行者のガイド顔負けの案内人。少々の時間オーバーはサービス。お礼にと最後の夜にディナーを共にする。ホテルから30分少々の山の中、開店一年目の小綺麗な店。メリーザナのフリッター(なすびに、パン粉を付けオリーブオイルで焼く)は私の口に合う逸品。珍しいりんごの輪切りにシナモンとハチミツを絡めたデザート。
これはイケル、オシャレな味。すぐにメモ帳に書き残しておいた。
2日に一度、自家製のワイン(1,5ℓ)を飲んでくれと差し出す、スピロス君。飲みきれないからと断ると次の島へ持っていってくれと……。タクシーの運転手にこんなサービスを受けた島は他には無い。いよいよ別れの握手、ギリシャ青年は流暢な英語でトランクの中から一本のオリーブオイルを差し出し、我が家の自家製だ、日本への土産にと……またまた感激の瞬間。私はこんな事にはめっぽう弱い。多少のチップも遠慮がちに受け取る好青年。旅の出会いに素晴らしい若者が旅人の心を和ませてくれる。ハネームーンのときは是非、日本へと一枚の名刺を手渡す。小鉄も満足の握手交わし別れを惜しむ。ザキントス島に又、ひとり「息子」が増えた。
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- カップル・夫婦
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- タクシー
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