シルクロード1周 5(ホータン観光、ケリヤまで)

2005/04/28 - 2005/05/06

シルクロード9日間
ツアー会社：ユーラシア旅行社

6日目：
ホータン観光、夕方ケリヤへ移動。建徳賓館泊。

　今日昼間はホータン観光。
　まずはマリクワト古城遺跡へ行く。遺跡の手前に家々があり、そこでバスを降りてロバ車で行くらしい。バスを降りたとたんにみんなが「うちのロバ車に乗ってくれ」と集まってくる。現地ガイドの人が現場を制してロバ車を並ばせ、いい状態のものを選んで行く。
　見事選ばれたロバ車の持ち主はうれしそう。1台に2人ずつ乗り、遺跡に向かって歩く。みんな暇なのか子供たちもついてくる。道すがら「玉いらない？」と売り込みに来るが、普通の石ころかもしれないので断る。遺跡はだだっ広いところに石と土で出来たものがぽつぽつ残っているくらい。漢代の西城跡らしい。しばしたたずんで道を戻る。帰りもロバ車に乗る。
　ホータンに戻り、バザール散策。金細工屋とかシルク・絨毯屋などを見て回る。
　和田賓館にて昼食。ウイグル料理。
　白玉河で玉探し。そう簡単に玉は見つかるものではない。
　絨毯工場に行って絨毯を作っているところを見学。1枚の大きな絨毯を数人で共同で作る。
　アトラスシルクの工場見学。繭から糸を紡ぎ、染色して織り上げる。色鮮やか。
　17時くらいにホータンを出発し、ケリヤに20時前に到着。明らかに今までの中で小さな街。20時前とは行ってもまだ日は高いのでバザールを見に行く。田舎だからか、日本人が珍しげ。子供たちがついてきて騒いでいる。カメラを向けるとポーズをつける。
　ケリヤのホテルは4階建てだがこれでも街では高い方の建物になる。シャワーカーテンがないとかテレビがつかないとかあったが、お湯が出てベッドがあればいいやと言うくらいに思えてくる。

エリア 和田(中国)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国南方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

遺跡への足のロバ車

　バスから降りたとたんにみんなが「うちのロバ車に乗って！」と集まってくる。遺跡に行く人くらいしか通らないので、貴重な現金収入でありみんな必死。

ロバ車で移動

　みんな暇なのか、子供たちはついてくる。単についてくるだけじゃなく、「玉いらない？」とちゃんと商売もしている。

ロバ車のみんな

　我らが遺跡を見物している間、ロバ車の人たちは待っている。帰り道も乗せるため。

マリクワト古城遺跡

　土の建物の残骸がポツポツと残っているくらい。静か。

トカゲ

　遺跡を見ていたら、トカゲがいた。ちゃんと擬態して体が土と同じ模様になっている。

古城遺跡の看板

　漢語とウイグル語で書いてある。

シルク・絨毯屋

　屋内の薄暗いところでシルク、絨毯を売っている。

絨毯工場

　数人で1つの絨毯を織る。子供は暇そう。

シルク工場

　繭を湯がいて糸を紡ぎだすところ。細い繊維が釜から引き上げられる。

シルク工場

　おばさんたちは糸を染めているか、染めた糸を巻き取っているところ。

シルク工場

　布に織り上げるのはこの工場では男性がしているみたい。

卵売り

　ケリヤの道端で卵を売っているおばさん。鍋で焼き卵。ゆで卵みたいな感じになるのだろうか？

子供たち

　ケリヤのバザールを歩いていると子供たちがついてきた。カメラを向けるとうれしそうにポーズをとる。