ライトアップされた岡山県備前市の閑谷（しずたに）学校

2006/11/10 - 2006/11/10

今日は仕事を終えて、備前市にある世界最古の庶民のための
学校、閑谷学校へ行ってきた。　

１１月４日から１２日までの約1週間、夜６時から８時までの２時間のあいだライトアップされると新聞に載っていたので行ってみる
ことにした。
写真撮影の目的のみでカメラを持って出かけるのは生まれて初めての経験である。

写真は闇夜に浮かぶ光の閑谷（しずたに）学校

エリア 備前・日生(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

国宝に指定されている講堂。
ライトアップされ漆黒の闇に照らし出された
荘厳な講堂は、凛々しさと温もりが伝わってくる。

この講堂は入母屋造りで綴（しころ）葺の大屋根をのせている。
屋根はもちろん備前焼瓦を使用している。

夜の帳が降りたなかひっそり佇む講堂。

色鮮やかな一対の楷（かい）の木が幻想的に浮かび
あがった。

闇に浮かんだ校門と講堂。
見た目の雰囲気を損ねないように、ストロボを使用しないで、現場の明かりのみで撮影した。

静寂の空気の中に幽玄な雰囲気を醸しだしている。

どこか懐かしくてこの写真は田舎の母屋のような感じがする。

少年の頃、叱られて家を飛び出し泣きべそかいて家に帰って来た時の、母親の懐の温もりのようなものを
この写真からふと感じた。