イナゴの佃煮は、川エビの味がする。

2006/11/04 - 2006/11/04

　

　　　１１月４日(土)

　０７：０９、ＪＲ三国ヶ丘を出る関空快速は、８輌で入線して来た。
　中ほどの５号車に乗り込み、車番を見る。　　クモハ２２３−５。　　車内はすいているなあ。　　左側は、朝日が差し込むので、右の一人がけシートに落ち着くのじゃ。

　缶コーヒーを開けて、一息入れると、もう次の停車駅「鳳」に着くのだった。
　向かいの天王寺方面行きの乗客も、連休期間中なので割合少ないわい。
　東羽衣から電車が着いたけれど、降りる人は、ほんのわずかだ。

　和泉府中、東岸和田、熊取と停まり、日根野から関西空港線へ分岐する。
　
　空港勤務者なんだろう、旅行客に混じって定期券の人も結構いてはるわあ。

　日根野からは西向きに走るので、もう両サイドとも眩しくない。　　空港島を見たいので、左に移ろう。　　「りんくうタウン」で南海電車と合流。　　空港までは同じレールの上を行くのだ。

　

エリア 関西空港・泉佐野(大阪)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

　０７：４２、ＫＩＸに定刻着。　　改札口を出た所に大きな電光ボードが立ってますぜ。　　ふーん、来年の８月２日に２番目の滑走路が使用開始になるんやて。

　壁面にも、こんなんが掛けられてましたわ。

　今日はもう一人のアホと、「ラウンジ比叡」で待ち合わせをしてるんだけど、オープンは８時との事なので、ちょいと早い。

　では、お隣の「ＫＥ」さんの方でお時間まで過ごさせて頂きましょうか。

　この前と同じように、おにぎりと緑茶をいただき、朝食とする。

　８時をまわったので、待ち合わせの「比叡」へ移りまする。
　こちらの、タバコＯＫのお部屋で、まもなくやって来るアホを待つとしよう。

　じつは、きょう、こっちのアホは飛行機には乗らずに、お見送りなのじゃよ。　　確認書等を渡すだけで終わりなのよ。

　やがて、もう一人のアホが現われた。

　特典航空券が来週無効になるので、慌てて予約を入れたんやて。
　往路はソウル。　　復路は釜山にして、ＫＴＸに乗るのと、釜山の温泉が目的やと。　　今回は、どっこも行かんと温泉で療養するんや、とか言うてるけど、どうだかね。

　１０分ほど話をして、もう一人のアホはＣＩＱエリアへ向かっていった。

　そんなら空港をちょっぴり見て廻ろうか。　　近頃ラウンジしか行ってないもんなあ。

　　

　おやおや、一角に「町家小路」なる、ビルの中にひさしの突き出た和風の建物が出来てますぞ。

　中部国際空港にあったようなやつやな。　　これで、南欧風のがあれば、完全にパクリでんな。　

　せっかくなので、二期工事の方も行ってみよう。
　見学場所は、９時半からと書いてあるので、エアロプラザから見てみよう。

　しかし、ここはいつ来ても暇してるなあ。　　ほとんど無人でっせ。　　お昼時に、空港勤務の人達が、定食を摂りに来る時だけは、かろうじて人影を見かけるけどね。
　
　良いテラスなんかも、在るんだけどなあ。

　へー！　飛行船が繋留されてますぞ。
　今だけしか出来へんのやろうけど、どうやって、トラフィックの合間に接岸させたんやろう。（ポールの左の白いのが飛行船）

　で、改札口まで戻ってくると、「ザ・ぼんち」の、おさむちゃんが居てはりました。　　これから、どっかで仕事かな。　４〜５人でしゃべってましたわ。

　０８：４４発の「はるか」８号を横目に見て、隣に停車中の、関空快速、０８：５０発に乗って帰ろう。

　で、これが、快速電車の車内。　　クハ２２２−３。　　グリーン車並のふかふかシート。　　転換式だけれど、なかなかのモンやね。
　
　５輌編成やけど、途中「日根野」で、前方に「和歌山」からの快速、３輌を繋ぐんやて。

　

　連結作業時間に「スーパーくろしお」６号が入って来まして。　　そして、先に出て行ったのだわ。　　さすが特急。　　パノラマグリーン車は、クロ３８０−３。　　サロ３８１より改造。　　座席も４列から３列に取り換えられてて、「オーシャンアロー」と同じ様にしつらえてある。

　ガラガラで発車したのだったが、この駅で阪和線からの乗り換えにより、ほぼ座席は埋まっちゃたぜ。　　さらに、東岸和田で各停と接続すると、立ち席（そんな席なんか、本当は有りませんよ。　おかしな言い方だが、国鉄時代から広く使ってる言葉なので）も出て、まるで通勤電車の様相になっちゃたのだ。

　０９：２９、三国ヶ丘に還って来ましたわいな。


　　　　　（終わり）