マンダレー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
実はこれが海外で初めての長距離列車であった。LPにDagon-Mannという私たちの乗った列車がミャンマーで一番乗り心地が良いと書いてあったので、“ミャンマーで一番快適な列車であれば”という安易な考えで乗車を決めてしまった。クラスは“スペシャルスリーパー”という寝台車で、値段は一人$50。<br /><br />私たちがミャンマーに行く直前まで夜行列車だったのに、突然朝出発に変わっていた。朝4時30に出発して、到着が夜の7時30。16時間の旅である。朝ホテルにタクシーをお願いしていたのに来ていなかったので、出発時刻ギリギリの4時25に駅に到着した。夫婦共にミャンマーの列車だからちょっと遅れるのではないかと思っていたが、列車は定刻より早めにの4時28分に出発した。電車に乗って3分後のことだった、かなり冷や汗ものだった。<br /><br />実際の乗り心地はというとこれが凄かった。暴れ馬とトランポリンを足して2で割ったような縦揺れとでも言いましょうか。5分ごとに脱線するのではないかと思われるような激しい揺れが起き、不安になる。レールをみるとガタガタ。立っている時に揺れると軽く30センチは飛び上がる。座っていても振動が内臓に直撃して痛い。世界の車窓からのような優雅なひと時とはいかない。<br /><br />乗ってからすぐに寝てしまったのだが、日が高くなるにつれて車内が蒸し暑くなる。そう、エアコンが壊れていた。トイレを見たら線路が見える、垂れ流しだ。天井が壊れていて水が割れ目から、じゃー、じゃー落ちてくる。一体なんの水なんだろう。。<br />食堂が付いてるかと思いきや“スペシャル”だけあり、他の車両へのドアがない、牢獄状態である。時々電車が止まると、外の人が来て“何か買ってきてあげる”と言ってくれるが、運が良ければ何か買ってきてもらえる程度だと思う。同室のミャンマー人男性がお金を渡して頼んでいたが、結局何も買ってきてもらえなかった。一度止まった場所で、外の人に“フライドライスを買ってきてやる”と言われたので、“この電車はいつまで止まるの?”と聞くと“30分”と答えたので、それなら自分で買ってこようかと思っていたら突然電車が動き出した。安易に人の言うことも信じないほうが良い。結局この旅で30分以上停車することは一度もなかった。食事は朝ホテルに作ってもらったもののみだったが、暑さと揺れで空腹感はあまりなかった。<br /><br />このスペシャル寝台車はもうなくなってしまったらしいので、この経験はとても貴重なのかもしれない。当分ミャンマーでの列車の旅は遠慮したいものだ。<br /><br /><br />

?祈りの国 ミャンマー☆ ミャンマーの車窓から

4いいね!

2006/10/02 - 2006/10/02

380位(同エリア489件中)

0

21

釜揚げしらす

釜揚げしらすさん

実はこれが海外で初めての長距離列車であった。LPにDagon-Mannという私たちの乗った列車がミャンマーで一番乗り心地が良いと書いてあったので、“ミャンマーで一番快適な列車であれば”という安易な考えで乗車を決めてしまった。クラスは“スペシャルスリーパー”という寝台車で、値段は一人$50。

私たちがミャンマーに行く直前まで夜行列車だったのに、突然朝出発に変わっていた。朝4時30に出発して、到着が夜の7時30。16時間の旅である。朝ホテルにタクシーをお願いしていたのに来ていなかったので、出発時刻ギリギリの4時25に駅に到着した。夫婦共にミャンマーの列車だからちょっと遅れるのではないかと思っていたが、列車は定刻より早めにの4時28分に出発した。電車に乗って3分後のことだった、かなり冷や汗ものだった。

実際の乗り心地はというとこれが凄かった。暴れ馬とトランポリンを足して2で割ったような縦揺れとでも言いましょうか。5分ごとに脱線するのではないかと思われるような激しい揺れが起き、不安になる。レールをみるとガタガタ。立っている時に揺れると軽く30センチは飛び上がる。座っていても振動が内臓に直撃して痛い。世界の車窓からのような優雅なひと時とはいかない。

乗ってからすぐに寝てしまったのだが、日が高くなるにつれて車内が蒸し暑くなる。そう、エアコンが壊れていた。トイレを見たら線路が見える、垂れ流しだ。天井が壊れていて水が割れ目から、じゃー、じゃー落ちてくる。一体なんの水なんだろう。。
食堂が付いてるかと思いきや“スペシャル”だけあり、他の車両へのドアがない、牢獄状態である。時々電車が止まると、外の人が来て“何か買ってきてあげる”と言ってくれるが、運が良ければ何か買ってきてもらえる程度だと思う。同室のミャンマー人男性がお金を渡して頼んでいたが、結局何も買ってきてもらえなかった。一度止まった場所で、外の人に“フライドライスを買ってきてやる”と言われたので、“この電車はいつまで止まるの?”と聞くと“30分”と答えたので、それなら自分で買ってこようかと思っていたら突然電車が動き出した。安易に人の言うことも信じないほうが良い。結局この旅で30分以上停車することは一度もなかった。食事は朝ホテルに作ってもらったもののみだったが、暑さと揺れで空腹感はあまりなかった。

このスペシャル寝台車はもうなくなってしまったらしいので、この経験はとても貴重なのかもしれない。当分ミャンマーでの列車の旅は遠慮したいものだ。


同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道
  • 朝起きたらヤンゴンとは別世界の風景が広がってました。やっぱりヤンゴンは都会です。

    朝起きたらヤンゴンとは別世界の風景が広がってました。やっぱりヤンゴンは都会です。

  • 6日目は丸一日列車の中。<br />小さい高床式小屋では軍人が銃を持って監視してます。こんなのが5分置きくらいに見られます。やはり軍事政権ですね。

    6日目は丸一日列車の中。
    小さい高床式小屋では軍人が銃を持って監視してます。こんなのが5分置きくらいに見られます。やはり軍事政権ですね。

  • クーラー壊れてたので窓全開です。

    クーラー壊れてたので窓全開です。

  • 通過駅

    通過駅

  • ここが一番はじめの停車地。駅ではないです。列車が止まると地元も人が集まってきます。後ろの車両の人がビールを買ってもらってました。

    ここが一番はじめの停車地。駅ではないです。列車が止まると地元も人が集まってきます。後ろの車両の人がビールを買ってもらってました。

  • これが電車の中。定員は4名。左右上下一名ずつ。同室はミャンマー男性一人です。彼は昼前には下車していたので、ほとんど私たち2人で使ってました。これ変な人と同室だったら逃げようがないので、女性一人旅にはお勧めしません。<br />下の椅子は引っ張るとベットになるのですが、左右共に椅子が壊れていたので中途半端なベットしか出来ませんでした。

    これが電車の中。定員は4名。左右上下一名ずつ。同室はミャンマー男性一人です。彼は昼前には下車していたので、ほとんど私たち2人で使ってました。これ変な人と同室だったら逃げようがないので、女性一人旅にはお勧めしません。
    下の椅子は引っ張るとベットになるのですが、左右共に椅子が壊れていたので中途半端なベットしか出来ませんでした。

  • 自宅用のクーラーでしょうか。。。

    自宅用のクーラーでしょうか。。。

  • これがトイレの天井。ここから水が漏れます。朝は大雨状態でしたが、夕方になるとほとんど水は落ちてませんでした。

    これがトイレの天井。ここから水が漏れます。朝は大雨状態でしたが、夕方になるとほとんど水は落ちてませんでした。

  • トイレ。下は線路が見えます。

    トイレ。下は線路が見えます。

  • Thaziの駅

    Thaziの駅

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ミャンマーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミャンマー最安 766円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ミャンマーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP