ウランバートル市内観光そして帰国

2006/09/08 - 2006/09/09

いよいよ楽しかったモンゴル旅行も市内観光とお土産の買物で終わり。次の日の朝には日本に帰ります。ガタガタ道を走ったり、シャワーを浴びれなかったりとハードな旅行ではあったけど、やっぱりウランバートルよりも田舎がずっとずっと良かった。
写真は故郷に錦の白鳳関。

全日程のまとめと感想
http://4travel.jp/traveler/mayugeinu/album/10375890/

エリア ウランバートル(モンゴル)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ミアットモンゴル航空

ウランバートルに戻ってからはゲストハウスのキッチンで、持参した日本食を作って朝昼晩食べてました。電気コンロなので電力供給の不安定なウランバートルでは朝ご飯を作って食べ終わるまで2時間かかりました。それでも日本食食べるか、私ら。

雪のちらつく中、ゲストハウスから歩いて15分くらいのガンダン寺に行きました。寒いのにお参りの人もかなりいて、さらに建物の中に入るとお坊さんがたくさん。少年僧が多く、授業中といった雰囲気の建物もいくつもあって、ちょっとだけ覗いて出て来てしまう事もしばしば。寒いのに半袖のお坊さんも多くて寒くないのか？冬はもっと寒いからこれくらいは平気なのか？と不思議だった。

建物の欄間や柱を飾る龍の飾り。これ、羊の毛を塗料で固めたものなんだとか。だから木刻に着色したものよりも柔らかさを感じるんです。この作り方の飾りはエルデニゾーにもありました。

獅子もあちこちに色んなやつがいた。どれも着色されててハデハデ。大きさも様々で獅子・狛犬好きにはたまらないものがあると思う。

ダライ・ラマとの合成写真。看板は出てたけど付近に申し込む場所も係員もいなかった。こういうの作ってもらってゲルに飾るのかなぁ。思い出に作ってみるのもアリじゃないでしょうか。

大仏殿に入り、建物の中をぐるっと回ります。もちろん幸せになれるらしいからです。
中はかなり暗く、うしろから来る人が追いついてきたりするのでゆっくりと回してまわる訳にもいかず、結構焦って回りました。

建物の中に入って最初に「デカっ！」と思うくらいデカいです。
中は暗いので三脚もつけずに撮っている私の写真はブレブレ。5ドル払って撮ったのに。

大仏の周りには五百羅漢？たくさんの小さい仏像が飾られていました。自分に似てる仏様もいるのか、しばらく探したけど見つからなかった。

日本ではロウソクを灯すけど、モンゴルでは油に芯を刺したものを灯してた。風で消えないようにガラスで覆うのは日本と一緒。

これでガンダン寺は終わり。次は自然史博物館に移動します。
ガンダン寺にはちゃんとお土産物屋もあって、生まれ年の守り本尊が印刷されたシールやキーホルダー、暦ポスターなどなどグッズは豊富。私は見仏記にあった、お経が流れるマシーンを見つけて買おうか買うまいかかなり悩んだ末に見送り。

自然史博物館です。中は、昔の田舎の博物館ってこうだったよねーって感じ。恐竜の全身骨格はすごいなと思ったけどここも撮影料5ドル。恐竜は特にここで撮らなくてもって思ったので撮りませんでした。

スフバートル広場。ここでいったんゲストハウスに帰って昼ご飯＆イクシと待ち合わせのため、タクシーを必死で拾おうとしているのになかなか拾えず、やっと拾えたものの5人という微妙な人数のためギュウギュウに乗り込んで帰った。

昼ご飯を食べて、イクシがお土産を解体という私たちを案内してくれるというので一緒に出かけた。
ウランバートルは排気ガスが臭い。田舎は良かったなーとこの頃には思い始めてた。

民芸品屋にて。間違ってはいないが日本では渡す相手を考えるデザイン。私は買いませんでした。

次に連れて行ってもらったショッピングセンターの隣でみつけたのぼり。こんなものまで渡来しているとは。しかも9月じゃ初売りじゃないし。

これも理解されているんだろうかと不安に。車はたくさん停めてあったけど売られているのか駐車場なのか今ひとつ確信が持てない感じでした。

ショッピングセンターの地下食料品売り場でキャンペーン中の和久井映見さん。

ものすごくパワーチャージできそうだけど味見はしてません。

加工食品はロシアとか東欧から入ってきていると思われるものがたくさん。特にお菓子類。パッケージがとっても可愛い。ラベルだけ欲しくなるようなものが色々あって悩むくらい。

今年だけ描かれているチンギス・ハーン。次回はいつ描かれるんだろう。

次の日。5時に出かけるのに4時起き。でも友達に起こされるまでぐっすり。帰りは日本食を入れてきた箱にお土産を入れた。
5時に車が迎えに来るはずなのになかなか迎えに来ない。しょうがないからソファで寝てたバイトの女の子にゲストハウスの主人に電話かけてくれと頼んで電話してもらい、まだ迎えが来ないんだけどと言ったら、ドライバー地下で寝てて寝過ごしてた！慌てて出かける私たち、飛ばす車。「ここでガス欠になったりしてねー」と冗談で言ってたらいきなりガソリンスタンドに入った。
「2,000トゥグリグ持ってない？」………ガソリンくらい入れとけよー！ドライバーの兄ちゃんも手持ちがないらしく、先払いで送迎料も払っているのに納得いかないので「1,000トゥグリグならあるよ」と半分払ってガソリンを入れ、空港についた。荷物を降ろしてくれて別れたものの、兄ちゃん、ここ国内線ターミナルだよ！

国内線ターミナルと国際線ターミナルは隣同士なので歩いて移動。ツアーの人たちはまだ到着前だったみたいでチェックインカウンターは空いてた。驚いたのはチェックインカウンターのすぐ隣に出国カウンターがあって、しかも丸見え。すごいなー。
ドライバーのお兄ちゃんは無事に町まで帰れたんだろうか？と話しながら出国手続きを済ませて待合室に。

朝ご飯代わりに蜂蜜入りホットミルク（美味い）とロールケーキ（甘い）。分煙がちゃんとされてないのでとにかくカフェも待合室も煙い。さらに激混。
そういうのが嫌な人は口コミにお勧め待合室については投稿しているのでそちらを見て下さい。

ビーフをチョイス。ハンバーグだけどちょっと臭みが残ってる、まずい…朝早かった事もあり、ほとんど残してひたすら寝る。
定時で日本着。到着したターミナルから入国審査上までは長かった…
そして日本は暑かった…帰国前後の数日間だけ暑くなるのって反則だよ。モンゴルなんか雪降ってたのに。
楽しかったなーモンゴル。今度は田舎だけに行こうっと。