SHANDUR PASS

2006/07/22 - 2006/07/24

「シャンドール峠」チトラールからギルギットを結ぶ410キロ。標高3,720メートルの峠。道幅が狭く、未舗装のため、たったの400キロを行くのに最速の日程で1泊2日。またしても地獄のジープ移動になるのか？

エリア その他の都市(パキスタン)

バスの車窓からの眺めは桃源郷というのにふさわしいのではないだろうか。草原の緑に湖の青、雪を抱く山の白そしてまた大空の青。この世に存在するリラックス色をひとつの絵のフレームにすべて収めたような絶景だ。高い標高のため下界の暑さから逃れ空気は涼しく、澄んでいる。雪解け水が流れ出し小さな小川となりしだいに川へと成長していく。草原の緑には牛や山羊がのんびりと自然浴しながら草を食んでいる。素朴な現地住民たちがバスに手を振る。

峠の上はなだらかな平原。

写真のウデがなぁ、、、
ほんとはもっときれいです。

【TOURIST GARDEN】
途中マスツージの村で宿泊したゲストハウス。
中庭がきれいで居心地がよい。電気はあまり期待できない。やはりランプが活躍中。結構雰囲気あります。オーナーは英語を話し、愛想がいい。そのため単なる通過点のつもりがついつい2泊してしまった。オーナーのキャラが最高なんです。一言でいえば「エロ＆チョロス。」四六時中キマりまくっていて話し出すといつの間にかエロ話。それでいて客への気配りを忘れず紳士的。ワインで酔っ払いながら氏のエロ武勇伝をとうとうと聞かされた。パキでも売春ってやってるらしいとか。お客さんの白人としちゃったとか、、、えー？
氏の語る眼差しはアツいのであった。

持参したワイン2リットルは一晩でなくなった。イスラム国家のパキスタンにおける「エロ」とは??

酒・女・はっぱ、と三拍子揃った不良おやじなのだった。どこの国でも遊び人というものは人をひきつけるモノがあります!?

※オーナーはとても気の利く人です。親切で飯もうまくて宿としてはグッドでした。是非。

主人のお子さん。オレより英語できるかも、、、