神在月を求めて

2006/10/06 - 2006/10/07

神様が集まるという出雲大社に10月に行ってみました。

エリア 島根

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ

３連休前日の金曜日、この条件なのに飛行機の空席待ちをしようというのが間違いでした。
08:20満員、11:05満員で、乗れたのは3便目14:05。朝7時から7時間空港で待つ。
待つことは初めてで、かなり体力を消耗。
3便目に乗れたのも、羽田の周りが悪天候だったためキャンセルが出たからだと思います。
でなければ乗れずにトボトボ帰ることになっていたでしょう…

1日目に出雲大社に行く予定は崩れたので、ホテルで早々に就寝、次の日に早起きして日御碕と出雲大社を強行軍することにしました。

7:13のバスに乗り、出雲大社を越してまず日御碕へ。
稲佐の浜を越えたあたりから山道になります。
天神団地入口から日御碕終点まで870円くらいだったかな。
時間の割に高い（1時間くらい）ので、島根を支配している一畑値段かと思ったが、山道だし風景が素晴らしいので、ま、いいか。

日御碕神社は改装したので朱塗りが綺麗でした。
朝早かったので、観光客は私しかいませんでした。
地元の人がゆっくり時間をかけてお参りしていました。
その中に、出雲駅伝に出る大学の監督でしょうか、順々にお参りしていたのが印象的でした。

朝の日御碕神社は、私語をしてはいけないような、厳粛な趣がありました。

日御碕神社から遊歩道で日御碕散策。
朝ということと、前日までの悪天候の影響で、海風が強く、肩にかけていた鞄が水平になってました。

写真は経島。岩に付着している白いものはウミネコの糞です。

悪天候だったので海は大荒れ。
普段砂浜しか知らない私は、岩にぶつかる波の勢いや音を目の当たりにして、自然のすさまじさを感じました。
グラスボートという観光ボートも欠航していました。

一時間後の同じ場所の写真。
日が昇ってきて雲は晴れ、風はいっきにやみました。

天照大神

グラスボート欠航

今回は食べ物の写真や、こういった建物の写真をあまり撮っていないことに気づきました…

日御碕海側の鳥居。

倒れないように鉄骨で補強されている

10月から順次飛来するというウミネコ。
第一陣が来たのだろう

地元の人から手渡しで買う一畑バス、日御碕始発の切符。

ホチキス止め区間券なんて見たことなかった…

稲佐浜で降りる

そばには国譲りで有名という屏風岩が。
「倒れる危険があるので入らないでください」という看板がある。
民家…ちょっとギリギリすぎやしませんか。

「日本の渚100選」にも選ばれた稲佐浜。

浜辺には海草とりをする親子が。

複雑に削られた砂浜

ガイドブック風（笑）

日御碕で「稲佐浜から出雲大社までは10分くらいだよぉ歩いていきなよ」とイカ焼き売りのおばさんに言われる。

きちんとした道を辿ればその通りなのだが、細い路地を見つけた途端、好奇心がむくむく。
こんな道やもっと細い道を延々30分歩いてやっとたどりつきました。

有名な神楽殿のしめ縄。

お金がしめ縄に引っかかるとよいご縁が、に挑戦。
成功しましたが、ささったのは三角形も真ん中あたり。
底に刺さらないのは反則かなぁ（笑）

ガイドブックで、鳥居の中にしめ縄が写っているのを見てこれはいい！と思いマネしたんですが…

参道には神話を元にした彫刻がいくつかあります。

この天照大神とても素敵だと思います。

いなばのしろうさぎと大国主命。

参道。

本殿まで結構歩きます。
この写真の彼方まで行って全体の三分の一です。

鳥居の向こうに白い大鳥居が見える。

私の写真はなんで左に傾いているのか…（荷物を右肩にかけて撮ったからだと思いますが）

お土産買って出雲そば食べて、駅に戻って14:29の特急やくも号に乗りました。
これから広島に向かいます。

電車の中で隣になったおじさんがナンパしてきたんだけど…
3時間20分延延々々話しかけられてうんざりでした。
最初ナンパだと思わなくて「広島行きます」って言ったから、岡山まで出なきゃいけないことバレちゃってたので……

私静かに電車に乗って、流れる風景を眺めて弁当食べてシャッターチャンスを狙うのが好きなの。
でも今回はこのおじさんのせいで車窓からの写真はたった2枚……

おごってもらったトッポはありがたく旅のお供にしましたが（ちゃっかり）