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今日は天候が悪化して雨が降り続いている。そこで今日はベルンに行き、2005年に開館したクレーに専科した美術館に行く。<br /><br />かみさんがクレー大好き。クレー独自のパターンよりその色彩が好きなようで、何枚かあるポスター(複製プリント)のどれかがいつも居間に架かっている。<br /><br />クレー作品の最大所蔵を誇るベルン美術館Kunstmuseumにこれまで2回訪れている。1回目はなぜか覚えていないが閉館30分前に入り大急ぎでクレーだけを見て周った。2回目はゆっくり時間を取ったが展示する点数が極端に減っていてがっかりした覚えがある。おそらくこの新館建設と関連があったのだろう。<br />今回は雨のせいで孫には悪いがゆっくりと鑑賞できる。<br /><br />新しい美術館の沿革<br />クレーの子がなくなった直後に孫が1990年にクレー専門の美術館を2006年までに建てることを条件に所有する全作品を市に寄贈した(追記1997と1998年に寄贈とする記事もある事をこの書き込みのあとで発見)。従来市が所蔵したもの(これも大半はクレーの寄贈によるが)をあわせると作品の40%、4000点をポール・クレーセンターが所有することになる。<br />その後建築計画がまとまりその契約をする直前(1998年)にベルンの医師ミューラー夫妻が建設費用26億円と6億円の土地を寄贈することを申し出る(注)。ただその条件に建物の設計が公募でなく夫妻の希望する建築家に任せることが条件となる。その建築家は関西空港、ポンピドーセンター、バーゼル・バイエラー美術館を設計したイタリアのレンゾ・ピアノ氏。<br />この条件は物議をかもしたが財政難のベルンもそれを承知して「三つの丘」と称する美術館が2006年6月20日に完成する。<br />この美術館ポール・クレーセンターは彼の墓地に近く、かって両親が住んでいた所やミューラー氏の住所に近いところにある。<br /><br />注)最終的にはその他にスイス宝くじ基金から18億円、市民団体などから30億円が追加された。

2006年スイスの旅(6)パウル・クレーセンター

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2006/08/13 - 2006/08/13

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4nobu

4nobuさん

今日は天候が悪化して雨が降り続いている。そこで今日はベルンに行き、2005年に開館したクレーに専科した美術館に行く。

かみさんがクレー大好き。クレー独自のパターンよりその色彩が好きなようで、何枚かあるポスター(複製プリント)のどれかがいつも居間に架かっている。

クレー作品の最大所蔵を誇るベルン美術館Kunstmuseumにこれまで2回訪れている。1回目はなぜか覚えていないが閉館30分前に入り大急ぎでクレーだけを見て周った。2回目はゆっくり時間を取ったが展示する点数が極端に減っていてがっかりした覚えがある。おそらくこの新館建設と関連があったのだろう。
今回は雨のせいで孫には悪いがゆっくりと鑑賞できる。

新しい美術館の沿革
クレーの子がなくなった直後に孫が1990年にクレー専門の美術館を2006年までに建てることを条件に所有する全作品を市に寄贈した(追記1997と1998年に寄贈とする記事もある事をこの書き込みのあとで発見)。従来市が所蔵したもの(これも大半はクレーの寄贈によるが)をあわせると作品の40%、4000点をポール・クレーセンターが所有することになる。
その後建築計画がまとまりその契約をする直前(1998年)にベルンの医師ミューラー夫妻が建設費用26億円と6億円の土地を寄贈することを申し出る(注)。ただその条件に建物の設計が公募でなく夫妻の希望する建築家に任せることが条件となる。その建築家は関西空港、ポンピドーセンター、バーゼル・バイエラー美術館を設計したイタリアのレンゾ・ピアノ氏。
この条件は物議をかもしたが財政難のベルンもそれを承知して「三つの丘」と称する美術館が2006年6月20日に完成する。
この美術館ポール・クレーセンターは彼の墓地に近く、かって両親が住んでいた所やミューラー氏の住所に近いところにある。

注)最終的にはその他にスイス宝くじ基金から18億円、市民団体などから30億円が追加された。

同行者
家族旅行
航空会社
JAL
  • ベルン駅から美術館へ行く12番バスはベルンのメインストリートのクラムガッセを通る。手前に噴水がその向こうに時計塔が見える。

    ベルン駅から美術館へ行く12番バスはベルンのメインストリートのクラムガッセを通る。手前に噴水がその向こうに時計塔が見える。

  • クラムガッセの通りの両側の歩道は建物の中にあるようなラウベンというアーケード構造で、ちょうど日本の雪国にある雪囲いのある通りのようです。

    クラムガッセの通りの両側の歩道は建物の中にあるようなラウベンというアーケード構造で、ちょうど日本の雪国にある雪囲いのある通りのようです。

  • ポール・クレーセンターの建物。三つの丘のテーマのように波型の建物が三つ並ぶ。左端(北の丘)がフォーラムホールと地下のクレヴィバ子供博物館、中央(中央の丘)がクレーの作品の美術館、右端(南の丘)が閲覧室と研究、管理

    ポール・クレーセンターの建物。三つの丘のテーマのように波型の建物が三つ並ぶ。左端(北の丘)がフォーラムホールと地下のクレヴィバ子供博物館、中央(中央の丘)がクレーの作品の美術館、右端(南の丘)が閲覧室と研究、管理

  • 建物の一つ。モダーンな構造で、光線がふんだんに入る構造をねらったのかも。

    建物の一つ。モダーンな構造で、光線がふんだんに入る構造をねらったのかも。

  • 建物を側面から見ると屋根の構造がよくわかる。

    建物を側面から見ると屋根の構造がよくわかる。

  • 美術館の内部。外観と同じく簡素でモダーン。いかにも現代絵画館

    美術館の内部。外観と同じく簡素でモダーン。いかにも現代絵画館

  • クレヴィバ子供博物館 Kindermuseum Creaviva では子供の創造性を伸ばすいろんな企画が実験的になされているようだ。三つのアトリエでは指導員と共同で遊び心あふれる造詣美術の実験と制作ができる。<br />その一つだろうか、いろんな帽子がどんな意味があるのかわからないが置いてあり、自由に被ってもいいので孫と親はそれで楽しんだ。

    クレヴィバ子供博物館 Kindermuseum Creaviva では子供の創造性を伸ばすいろんな企画が実験的になされているようだ。三つのアトリエでは指導員と共同で遊び心あふれる造詣美術の実験と制作ができる。
    その一つだろうか、いろんな帽子がどんな意味があるのかわからないが置いてあり、自由に被ってもいいので孫と親はそれで楽しんだ。

  • これも帽子を被って楽しんでいるシーン

    これも帽子を被って楽しんでいるシーン

  • こんな帽子も

    こんな帽子も

  • 美術館の帰りに途中下車して昼食にスイス名物のレシティーを久しぶりに食べる。

    美術館の帰りに途中下車して昼食にスイス名物のレシティーを久しぶりに食べる。

  • この店はレシティーで有名で昼時には満員だった

    この店はレシティーで有名で昼時には満員だった

  • 昼食の後クラムガッセからミュンスターまで散歩。時計塔を下から見上げる。ここのカリオンは有名だが聞くチャンスがなかった。

    昼食の後クラムガッセからミュンスターまで散歩。時計塔を下から見上げる。ここのカリオンは有名だが聞くチャンスがなかった。

  • クラムガッセの噴水の一つ。鎧を着けた熊がツェーリンゲン家の軍旗を持って立ったチェーリンゲンの噴水

    クラムガッセの噴水の一つ。鎧を着けた熊がツェーリンゲン家の軍旗を持って立ったチェーリンゲンの噴水

  • 大聖堂のタンパン(入口上の円形の部分)の有名な彫刻。最後の審判を示す。

    大聖堂のタンパン(入口上の円形の部分)の有名な彫刻。最後の審判を示す。

  • 大聖堂の身廊。ゴチック様式で、天井の網状のボールトが珍しい。

    大聖堂の身廊。ゴチック様式で、天井の網状のボールトが珍しい。

  • ステンドグラス。個別にデザインされたのが集合する珍しい様式のようだが。

    ステンドグラス。個別にデザインされたのが集合する珍しい様式のようだが。

  • 駅まで歩いて帰る

    駅まで歩いて帰る

  • 帰りにインターラーケン駅前のスーパーに寄り恒例の食料品の仕入れ。スーパーの入口の横にはこのように犬を繋げるように配慮されている。いいアイデア!

    帰りにインターラーケン駅前のスーパーに寄り恒例の食料品の仕入れ。スーパーの入口の横にはこのように犬を繋げるように配慮されている。いいアイデア!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 貴子@スイスさん 2007/11/11 15:46:07
    立派な写真ですね!
    ベルンにいらした際には、天候があまりよくなくて残念でしたね。
    晴天だと、クレーセンター辺りからもアルプスがくっきり見えるのですが。

    トラックバックさせていただきますね!

    4nobu

    4nobuさん からの返信 2007/11/11 23:43:15
    RE: 立派な写真ですね!
    ご訪問有難うございます。
    昨年のスイスは全く着いてなくしびれを切らしてイタリア側に移動したら今度はイタリア側が曇でスイス側が晴れになる始末でした。けれどもその後のモンブラン一周は晴れでした。しかしその後のヌシャテルではまた曇!

    さてベルンからのアルプス展望ですが、かってそれを見たくてベルン近郊になるでっしょうか有名な展望台ソロトゥーンの裏山ヴァイセンシュタインに行きまして素晴らしい朝焼けをみました。昨年のヌシャテルも4日滞在してやっとヌシャテル湖越しにアルプス連山の朝焼けがみれました。その近所の有名な展望台シャスロンは止めてほかの観光に回りました。

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