2006年スイスの旅（５）オーバーホーフェン城

2006/08/12 - 2006/08/12

午前のベアトゥス洞窟観光の後、同じトゥーン湖北岸を巡ってオーバーホーフェン城を訪れる。
パンフレットから借用したトップの写真のようにベルナーオーバーランドの山々を借景して湖面に突き出た古城はまさに名画のよう。
城としての創建は13世紀と記録されていて、その後増設が続いたが、1386年のゼムパッハの戦いでスイス独立のための８州連合軍がハプスブルグ軍を撃退するまではハプスブルグ家の所有だった。
現在はベルン歴史博物館の付属館として展示した内装、家具調度、武器、肖像、玩具などが城の雰囲気を高めていい感じで、私はこの城が大変気に入った。このような試みはチューリッヒ国立博物館とヴィルデック城でも行われている。2003年スイスの旅続編(14)に掲載。
また19世紀風の手入れのいい庭園での、花、湖を眺めながらの散策もよく、天気がよくてアルプスがこれに加わったらいいだろうな。
この城だけの観光なら所要時間、バスの本数ではトゥーンからの方が格段に便利。

この日の夕刻、仕事の都合で遅れていた娘婿がインターラーケンに到着する。

エリア トゥーン(スイス)

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: JAL

トゥーン湖巡航の波止場からのオーバーホーフェン城の全景

主塔と湖に張り出した小塔をアップ

オーバーホーフェンのバス停から町中を通って城の門に近づく

午後の開門を待つ

門を通過して最初の中庭

第2の門の内側、これは馬車小屋？

主屋の前の第2門と塀

その第2の中庭から海を眺める

主屋の前、第2の中庭

湖に面した夏の間、肖像画は王女？

夏の間の張り出した円弧状の窓

沿革を書いたきれいな掲示板

ブルグラウム（直訳で城の部屋）に飾られた蘭の花

きれいに手入れされた廊下と誰かの肖像

塔の最上階にあるトルコ風の喫煙室。確かにトルコの雰囲気。タバコもトルコ風に水タバコ？

湖に張り出したロマンチックな小さな塔

小塔をテラスハウスの上から見る

湖に面するテラス上の花壇

今日は土曜日で湖にはヨットが沢山出ている

波止場にあった案内図。城と庭園の関係がよくわかるので借用する。

城の横から庭園に入る場合の通用門

庭園から城の主塔を見る

湖の反対側から見た城

手入れのいい庭園の向こうには湖と山が

散歩道の傍の花壇

湖畔の散歩道と花壇

バラのアーチだが今はもう花がない

オーバーホーフェンからは遊覧船でトゥーンへ。船から眺める城

ずっと離れて

トゥーン駅前でゴムロープで吊るしたトランポリンを楽しむ孫たち

元気いっぱいの遊び

宙返りもする

この旅行記へのコメント （2）

• tsunetaさん 2006/10/02 22:43:54

  オーバーホーフェン城はすばらしいですね!

  4nobuさん!　こんばんわ。　いつも訪問していただきありがとうございます。
  今回の旅行記は、トォーン湖に城があることは知っていましたが、4nobuさんがこれらを詳細にまとめられているのを今日拝見し、すばらしいことを知りました。　ありがとうございました。
  
  表紙のようにベルナーオーバーランドの山々が見られればすごい景色ですね。　だが、庭園の写真を見るだけでも感動いたしました。
  
  次回スイスに行くときには行きたい候補地として覚えておきます。
  ありがとうございました。
  
  tsuneta

  4nobuさん からの返信 2006/10/03 16:51:20

  RE: オーバーホーフェン城はすばらしいですね!

  tsunetaさん
  いつも暖かい励ましの言葉をありがとうございます。それに投票もありがとうございます。
  今回は曇りとか雨で城とか教会など平野の観光が増えました。城ではグランソン、ムルテン、ビール、ヴフランなどです。いずれも予想以上に素晴らしかったですが追々書き出して行きます。
  トゥーン湖周辺ではこのオーバーホーフェン城以外にトゥーン、フーネック、ラリンゲン、シュピーツ、廃墟ならインターラーケンにウンスプンネンと沢山ありますね。ほとんど行ってないのですが。