『瑠璃の島』♪何もない場所だけれど・・・鳩間島?

2006/09/22 - 2006/09/23

西表島から船で約１５分。日テレ系ドラマ『瑠璃の島』の舞台となった鳩間島。沖縄の離島救った不良少女瑠璃。涙の感動実話。ドラマでは鳩海島という設定。西表島からダイビング後、そのまま鳩間島に送ってもらい１泊した。ホント何にもない島でした。のーんびりするのもよし、島の人々と触れ合うのもよし。
今回の宿泊先：民宿素泊り『瑠璃』http://www.yasigani.net/hatoma/ruri.htm
この宿のおじぃはドラマ瑠璃の島の端々にエキストラとして登場する。あ、一度だけ喋ってましたね。第３話で瑠璃のお母さんに『ようこそ、いらっしゃい』って。俳優・緒方拳さんと一緒に飲んだのが自慢（笑）
先日の台風１３号の爪痕がココにも無残に残っていました。回復するのには、しばらく時間がかかりそうです。
初日はあいにくの天気でしたが、次の日はなんとか少し晴れましたのでロケに使われた場所を少しご紹介します。
今度は、天候が落ち着いているときに行ってみたいです。

まためんそーれや！また、めんそーれや！

エリア 西表島(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 JALグループ 徒歩

最終日の朝、おばぁが

｢これ、食べてねぇ。｣と、縁側に朝食が。

俺は｢えっ、メシ付いてるんですか？｣

おばぁは、｢今日は、特別ですよぉ。｣

嬉しいじゃないか！素泊まりなのに。

朝飯も頂いたし、天気も良く、干してある

ダイビング器材も、ほぼ渇いている。

最終日の今日は船の時間まで島内をくまなく

散策してみよう。それまで荷物を置かして頂く

ことも快く了承してくれた、おじぃとおばぁ。

民宿・瑠璃に住み着いている猫。

イリオモテヤマネコではありませんから（笑）

この猫が、この後、凄いものを見せてくれた。

朝食後、荷物を纏めたり、縁側で一服してたら

突然｢ドスンっ！｣という音とともに、この猫が

天井から降りてきた。何かを口に咥えながら。

そのまま隣の草むらに追いかけていくと・・・

なんとネズミを捕獲しているではないですか！

猫がネズミを捕獲してるシーンなんて何十年

ぶりに見ただろう。この場所には数匹のネズミ

がいて、猫の餌場になっているのだろうか？

この島に来て何十年ぶりとか、懐かしい、とか

いろいろな珍事に出くわしたなぁ。

公民館の通りにある『ヒナイ御嶽』

島の人々は、信仰心にあつい。

鳥居の向こうにひろがる海の青さが神秘的。

かつては、水道は無かったので貴重な

飲料水として使われていた『アンヌカ−』と

呼ばれる下がり井戸。

『アンヌカー』を覗いてみると地中に

ポッカリと口を開けていて、更に奥まで

穴が続いている。第３話で、体験学習の子と

瑠璃ちゃんが古井戸に落ちるシーンもありま

したが、あれはセット。だと思う・・・。

『アンヌカー』に行く手前の民家。

台風で吹き飛ばされた跡。島の台風は
怖いです。勇造さんも言ってました。第７話

『瑠璃は島の台風、初めてだったな。亀になるんだ、亀に。手足をきゅっと引っ込めて、硬い殻の中でじ〜っと通り過ぎるのを待つんだ。さっ。これからみんなで亀になろ〜っ！』
勇造が瑠璃の不安を吹き飛ばすようにそう声をかける。

島の東にある『船原浜・フナバルハマ』

こじんまりとしたビーチです。

島の北側の『外若浜・フカバカハマ』

ここには、ヤギの群れがいてビックリ！

俺の姿に、ヤギも驚いて岩場のほうに

逃げていった。

この島の人は、ヤギ鍋にして食べるというが

美味いのだろうか？

ちなみに、この時の俺の足元にはヤギの

うんこだらけでした（笑）

外若浜から更に西に向かうと

『千手カジュマル』と呼ばれる

根が枝から滝のように垂れ下がっている

巨木が現れる。

ここが一番キレイだったかな？

島の北側、『島仲浜』

絵になります。

ビーチにはペットボトルのごみが散乱してる。

その殆どが、漢字やハングルの外国製。

台風で流されてきたのだろう。

離れていても、海はつながっているのですね。