2006/08 - 2006/09
448位(同エリア611件中)
Miさん
短い夏休みを取って、麗江旧市街の写真を見てからずっと行きたかった雲南省への旅がやっと実現。麗江とシャングリラを目指しいざ出発。久々の一人旅で、中国語も分からず不安はあったけど、想像以上に快適な楽しい旅になった。
1日目:ベトナム→バンコク(タイ航空)
2日目:バンコク→昆明(タイ航空)
昆明→麗江(寝台長距離バス)
3日目:麗江着
4日目:白沙村
5日目:束河村
6日目:麗江→シャングリラ(長距離バス)
7日目:松賛林寺
8日目:納拍海
シャングリラ→昆明(寝台長距離バス)
9日目:昆明着
昆明→バンコク(タイ航空)
10日目:バンコク
11日目:バンコク→ベトナム
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- タイ国際航空
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バンコクで前泊してから、翌日タイ航空で昆明へ。今すんでいるベトナムからも昆明行きの便が飛んでいるけど、帰りにバンコクで買出しをしたかったのと、航空会社の信頼性、利便性を考慮してタイ航空を選んだ。昆明は噂どおりの大都会だったけど、空港は思ったより小さく、市街行きのエアポートバスを探し回り、見つからなかったので、とりあえず両替所を探しまたうろうろ。どうやら、両替所が空港にないという話は本当らしく、空港を出たところにある中国銀行で両替。また空港に戻りエアポートバスを探しうろうろ。それらしきバスの運転手やガードマンに聞いてもろくに英語が通じず、そんな時に中国人に兄ちゃんが遠くから駆け寄ってきて、タクシーの客引きかと思ったら、わりと理解できる英語で、「観光局(?)のものですが、さっきから何かお探しですか?」と聞いてきた。この時点では適当にあしらっとこうと思って、「バス探してます。」と言ったら、「普段はあるんだけど・・・。ちょっと待って。確認します。」と言って、携帯電話で運転手か誰かに連絡を取って、「今日は市内からの便が出てなくて、空港からも折り返し便が出ないらしいので、タクシーで行ったほうがいいですよ。」と言って去っていった。私が想像していた中国人はこんなはずじゃなく、この親切な兄ちゃんにはびっくり。衝撃的な旅の始まりだった。
とりあえずタクシーを拾い、長距離バスターミナルに直行。そしてバスターミナルの食堂で腹ごしらえ。 -
空港からバスターミナルに直行して、夜8時発の寝台バスのチケットを購入(148元)。乗りたいバスの便名と発車時刻のメモを窓口の服務員に渡して、発券してもらう。チケットはコンピューターで発券され問題なく購入できた。窓口には服務員の若い女の子がたむろしていてワイワイガヤガヤとのんびり働いている。その内の一人が英語ができたので、「8時の便は寝台車ですよ。」と教えてくれた。
バスの出発まで3時間程あったので、ターミナル内のお茶屋さんを覗いたり、食堂で腹ごしらえをして時間を潰した。30分前にはバスに乗車できたので、早速寝台に寝転んでくつろぐ。車内は小さい2段ベッドが3列並んでいて、通路は窮屈だけど、ベッドのクッションは結構聞いていて、びっくりするほど快適だった。外国人は誰も乗っていなくて、乗客は若い中国人ばかり。 -
中国人はもっと大声で騒ぐと覚悟していたのに、車内も静かでみんなお行儀がよかった事にも驚いた。これがベトナムだったら飲めや食えやの大騒ぎで、確実に安眠妨害になるんだろうなと、何かとベトナムと比較しつつ、中国は経済発展と共に人民の道徳意識も向上しているのかなと考えたりしていた。
途中トイレ休憩があり、その後再出発してまだ夜も明けきらない6時前に運転手の「到了!」という声に目を覚ました。でもほとんどの人がバスをおりずそのまま眠り続けていて、たぶんバスはまだ折り返し出発には時間があるし、乗客をそのまま寝させてくれるのだと思い私もそれから一時間ぐらい横になってウトウトというか、さらに熟睡。夜明けと共にぞろぞろと荷物を抱えて乗客が動き出した。 -
とりあえず私も麗江古城へ移動。バス停の周りは新市街で大きな道路とビルが立ち並ぶ。早朝の古城はまだ人もまばらで、一面にぎっしりと敷き詰められた石畳が朝日に輝いていた。適当に雰囲気の良い客銭を探そうと思っていたら、早速客引きのおばちゃんが声をかけて来た。中国語しか離せないので意思疎通はできなかったけど、客銭のカードを見せてくれ、とりあえずついて行って見せてもらうことに。さっき同じバスで到着した若い中国人のカップルもいつの間にか同じ客銭に向かっていた。おばちゃんの客銭は、場所も便利な所だったし、バストイレ・テレビもついて一泊50元ということだったので、結局他はみずにここに決めた。(住所などの詳細は口コミで)
チェックインの時、中国人カップルの女の子が英語でおばちゃんの通訳をしてくれ、かなり助かった。彼女たちは夏休みを利用して北京から旅行に来ているとの事。偶然私と同じ日にシャングリラに向かうと言うことだったので、シャングリラでまた会うかもねと話していたけど、結局は再会しなかった。 -
荷物を置いてから、眠い目をこすりつつ、早朝の麗江古城を散歩する事に。こういう観光地は人が増える昼間より、がんばって早起きをして観光客が少ない時間帯の方が、現地の人の生活が垣間見れると思ったからだ。
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予想通り人通りはまばらだったけど、密集する建物はひっそりと扉を閉めたままで、これがすばらしい町並みを一層引き立てていた。
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古城の路地は迷路のように入り組んでいて、自分の客銭に戻る道も分からなくなりそうだけど、至る所に地図があるので大丈夫。
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散歩の後は古城ビューを眺めるために獅子山に登る。石畳の階段は疲れた体には結構こたえた。考えてみれば麗江は標高2400mあるらしいから、空気も少し薄いのだろう。
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階段を上りきると、カラフルに彩られた万古楼が聳え立っていた。この最上階からも古城全体を見下ろす事ができる。入場料15元。
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万古楼を出て道なりに行くと、木氏司士府に出る。入場料35元。
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万古楼から木氏司士府へ向かうと、裏口から入って逆ルートで見学する事になるので、出口は実は入り口で、そこはお土産屋さんが立ち並ぶ古城。
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井戸端会議をする、納西ばぁ達。
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おやつに、納西ババというパンケーキのような物を。4元。はちみつがたっぷり入っていておいしいけど、一人で食べるには量が多く、これでおなかいっぱい。甘党の私でも結構甘くて、最後は飽きてしまった。
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