2003/01/11 - 2003/01/12
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tabioyajiさん
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2003年1月にミラノ・ベローナ・ベネチア・ラベンナ・サンマリノ・フィレンツェ・シエナ・アッシジ・ローマの10日間のツアーに参加。
ミラノはミケランジェロのロンダニーニのピエタを見ることができた。とても感動的です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ミラノに初めて来ました。スフォルツォ上前の広場。
ミラノのヴィスコンティ家のフランチェスコ・スフォルツァ公爵により1450年に城兼要塞として建てられたもので1766年、ナポレオンの遠征まで強固な要塞であった。 -
城門の塔で、このスフォルツァ城のヴィスコンティ家の紋章がつけられている。ヘビに十字であるが、このマークを逆にしたのが車のアルファロメオのマークになっている。
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ミケランジエロの「ロンダニーニのピエタ」ミケランジェロ最晩年のピエタ像。
ミケランジェロは89歳でなくなる直前までこの失敗作とも見えるような彫刻にノミを入れていたという。ヴァチカンの完璧な聖女マリア像に比べ、今にも崩れ落ちるような無残なマリア像の落差はどこからでてきたのだろうか。 -
ミケランジェロは母を知らない。押さないときに母を失い、その母の温かなぬくもりを知ることがなかった。しかし、晩年死をまじかにして旨に去来したものは、息子の死を嘆く母の思いであったのだろう。
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会田雄次著「ミケランジェロ」という本が書かれたのは昭和41年、わたしが学生の時に読んで感動した。
それから40年、あこがれていた作品に出会った。
ここに掘り出されたマリアは「ただ一人の子を失った老婆の絶望の姿である」と。
フィレンツの預言者サヴォナローラが説いた神の絶対的支配、マリアは息子の死に対して眉ヒトツ動かさない聖女という教義の拘束を逃れて、ルネサンス的に人間的感情をここに表現した。崩れ落ちるイエスを救うマリアではなく、死を嘆く老母を彼は見たのだ。 -
「最後にミケランジェロが求めたマリアは、ルネサンス人として当然人間の母としての感情をもつマリであろう。息子が人非人でも親不孝でも、どうでもよい。死んだときには思うさま泣いてやる母親であろう。生甲斐を失ってしまう母親であろう。そのようなマリアこそ、自分のような人間にも好きの手を差しのべうる。」会田雄次著「ミケランジェロ」
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ミケランジェロは苦悩する人であった。そしてサヴォナローラの絶対的な教義に縛り付けられていた。彼は救いを求めたとき、ここに現れたマリアにこそ救われたのだと思う。彼の前にはヴァチカンのピエタのマリアが現れることがなかった。そのことがとても象徴的に思える。自らの死を嘆いてくれる人がいなくて誰が救われると言えるのだろうか。誰からも嘆かれることもなければわたしたちの魂は救われることがないだろう。
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スフォルツァ城は美術館となっている。偶然今回ピエタを見る幸運にあった。時間は短く、20畳くらいの部屋の中央にこの像が置かれているだけだ。見学者も次から次と現れて、ミケランジェロに思いをよせている余裕など実のところないうのだが、現地ガイドの日本人、川崎氏の解説がおおむね会田雄次のような解説で、参加者も感動していた。
ピエタに秘められた話はルネサンスの歴史の物語でもある。 -
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